今日も気ままに語っていく。
さっき、生まれて初めて追突事故というものに遭った。
今日は11月3日、文化の日(祝日)なので久しぶりに平塚のほうへ車を出した。
お昼に、相模湾の美味しい魚や旬のしらすを食べたり、海を見たり、色々楽しんだ夕方の帰り道だ。
平塚駅のそばで129号線が線路をくぐって出るところの、登り坂である。
その先の信号が赤で、軽~い渋滞っぽい感じで詰まっていた。
前の車のブレーキランプが消えてちょっと進んだら、すぐまた止まった。
少ししてまた前の車のブレーキランプが消えてちょっと進んだら、すぐまた止まった。
と、その時。
ふとバックミラーを見たら、やけに近い後方の車。
しかもまだ近づいてくる模様。
ん?
え?
ガチャン!
ハイ追突されました。
ほんの一瞬だった。
何にもできないものだ。
あれ?と思ってるうちにぶつけられてしまった。
赤信号待ちからのノロノロ発進なので、たぶん速度は10kmとかそんなもんだったのだと思う。
追突されるとむち打ちになると聞くが、その時はなんとも感じなかった。
とりあえず停車したら、すぐに相手方が降りてきて、ひとまず脇道に入ることに。
相手の方は誠実に対応してくれ、これから警察が来るそうだが、この後は保険会社の方から連絡が入るので、後はそちらとのやり取りになると言う。
名刺をくれたので受け取り、相手の車のナンバープレートと自分の車の傷の写真だけ撮り、私は警察を待たず帰ってきた。
全然大したことなかったが、生まれて初めて、交通事故の被害者になる経験をしたわけだ。
変な話、ある意味良い経験だと思った。
ぶつけられた私も平常な精神状態とは言えなかったが、やってしまった側は尚更だろう。
私だっていつ加害者になるか分からない。
大した被害もなく、事前に被害者の経験ができたのは、考えようによっては儲けものかもしれない。
へぇ~、事故起こしたらまず警察呼ぶんだね。
私だったらとりあえず保険会社に電話してたと思う。
改めて保険会社のホームページを見たら、事故に遭った時は
安全な場所へ移動
↓
救急車
↓
警察
↓
保険会社
の順番で動くそうだ。
なるほど確かに。
へぇ~、事故った時ってこうなるんだね。
この経験が活きる日は決して来てほしくないが、まぁ、1回だけ、これくらいならいいだろう。
そう思う事にする。
気になるむち打ちだが、事故直後はなんともなかった。
家に帰ってシャワーを浴びてホッとした今、ほんの少ぉ~~しだけ、薄~っすらした痛みがあるような無いような、そんな感じはある。
今日はゆっくり寝て、明日また様子を見るとしよう。
それにしても、5月下旬に厚木に引越し、6月中旬に車を購入。
納車1か月後に早速自分でぶつけ、4ヶ月半で人にぶつけられ、何やら不穏な滑り出しだ。
いや、ここは中古車を選択した自分の判断力を絶賛することにしようか(こんな事態見越すなよ)。
ちなみに私の死んだ父は保険屋だった。
家族LINEグループで報告したら、やれ搭乗者保険だの車両保険だの、契約内容によっては何かあるかもしれないから、いちおう自分の保険屋にも連絡入れておけと母から電話がかかってきた。
そう言えばそんな保険内容も読んだ気がする。
さすが故保険屋の妻だ。
あと交通安全祈願を受けろと言われた。
確かにそっち系を疑いそうになるペースであることも否めない。
でも「お前はもっと気を付けなさい」という神様のソフトな忠告とも、とれない事もない。
実際、納車1か月で早速ぶつけて以来、私の運転の安全性は劇的に向上した。
修理代の9万円は安全運転の習得料として全く高くなかったと、今は心底思っている。
実際、車は凶器だからね。
あと早くドライブレコーダー付けないと。
買おう買おうと思って、後回しにしてきたドライブレコーダー。
追突された直後、真っ先に思ったのはこれを付けていなかった後悔だ。
ナンバーも控えないまま逃げられたら最悪だと思った。
車の被害なんて、テレビでよく見つつも、やはりどこか自分から離れた話だった。
でもこうして実際に当事者になると、絶対付けようと思う。
交通事故って本当に遭うんだなって、初めて実感した次第である。
会社設立を口実に4ヶ月後回しにしてきたドライブレコーダーだが、今や優先順位爆上がりだ。
今週末あたり、早速買いに行くとしよう。
実は車を買った時に、お店の人(前の持ち主?)が「ドライブレコーダー録画中」というハッタリシールを車の後ろに貼ってくれていた。
テレビの影響で、あれは煽り運転対策だと思っていたが、当て逃げの抑止力にもなるかもしれないと、今回思った。
だとしたら、たかがシール1枚と、バカにはできないだろう(コスパはめちゃくちゃ良い)。
ということで、いやはや学びが満載の休日だったとさ。
ちなみに今回、追突事故に「遭った」と書いた。
事故に合う
事故に会う
事故に遭う
↑どれだろうと思って検索したら、「遭う」が正解らしいと初めて知った。
「遭う」や「遇う」には、「偶然何かにあう」という意味があるらしい。
確かに、「遭遇」という言葉には「たまたま出くわした感」がある。
いつかチャンスがあれば誰かに自慢気に話してやるとしよう。
現場からは以上である。