全国のピアノ教室の先生方から出た「楽器を買わない家庭」の話
昨日は月に1回Zoom開催している全国ピアノ教室オンライン情報交換会の日でした。
昨日もいろんな話題が上がりましたが、その中の1つに
楽器を買わずにピアノ教室に通わせたい保護者さん
が一部いるよね、という話がありました。
保護者さんが楽器を買ってくれない、消極的だ
という話は先生方の間ではよく「問題」「困ったこと」という認識で扱われがちです。
なぜ「楽器を買ってくれないこと」が問題になるのか
ピアノ弾けるようにさせるのが私の仕事
という意識から見ると、楽器を買ってくれないのはこのレールから外れることなので「問題」という扱いになるんでしょうね。
商売として見れば「楽器なし」も1つの需要かもしれない
でも商売の観点から見るとこれも、1つの立派な需要かもしれないんです。
「楽器なし練習なしでもある程度弾けるようになる」
という誤解さえ最初の入り口で与えなければ、
「それでもいい。お金を払って通わせたい」
という需要はある程度商売になる可能性があると私は思います。
でもこれは従来のピアノレッスンとはもはや別の商品でしょうね。
よくピアノ教室の先生側では
身につかないのに通っても意味がない
みたいな話になりがちですが、この枠の外にも需要があるということでしょう。
小学校の音楽の授業は「意味がない」のか?
昨日の先生方の話を聞いていて私がまず思ったのは
小学校の音楽の授業には意味がないのか?
ということですね。
学校ではピアノを買ってくださいとは言われません。
(妥協案としての鍵盤ハモかなのかもしれませんが)
家で毎日練習してくださいとも言われません。
でももし義務教育から音楽の授業が消えてしまったら?
それを想像すると、少なからず意味はあるわけです。
町のピアノ教室にも「音楽体験」という商品があっていい
同じような価値を、町のピアノ教室で提供しても良いのではないか?
というように私は思いました。
ピアノ教室というより、音楽教室と言った方が実態に近いかもしれませんかね。
リトミックの小学生版みたいな感じでしょうか。
手指の技術習得を主軸にしない音楽レッスンというか、音楽体験というか、そういう時間ですね。
小学生であれば少し知的なことも入ってくると、「教養」という価値も生じてくるかと思います。
「教室に行くだけ」という通い方にも需要がある時代
今の時代は保護者も子供も時間が貴重ですから、こういう「教室に行くだけ」という通い方に需要があるのは不思議ではないんじゃないか。
そんなことを感じた昨日のオンライン情報交換会でした。
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