今回は、私のお客さんで、神奈川でピアノ教室をされているI先生という方と先週、電話面談をやっていた時に聞いたお話をご紹介します!

I先生は私がお作りしたホームページを使って集客をされているのですが、先日、大人の方の体験レッスンをされたそうなんです(放課後の子供枠は満員)。

その大人の方が体験レッスンの後に話してくださった、ピアノ教室のホームページについての感想が、非常に核心をついた良い内容だったので、この場で皆さんにシェアしますね。

その大人の方は今回ピアノ教室を探すにあたって、I先生のホームページの他にも、色々と地域のピアノ教室のホームページを見られたそうです。

最終的にはI先生のホームページから体験レッスンを申し込まれて、無事入会されたのですが、他の教室のホームページを見ていて、なぜそこに行かなかったのか、ということを話してくださったそうなんです。

お客さんの側が「なぜ選ばなかったのか?」は「なぜ選んだのか?」と同じぐらい重要ですよね。

で、その方は主に2つの要因をあげてくださったそうです。

1つはホームページに載っている先生の写真です。

あるピアノ教室のホームページでは、先生が肩を出したドレスを着た写真を載せていたんだそうです。

その写真を見て、その方は

「あ、私はこういうの違う。敷居が高すぎる」

って思われたんだそうです。

そして選ばれたI先生の方は、普段のレッスン着というか、割と普通の格好の写真を載せていました。

この「普段着の感じ」がその方にとっては良かったそうなんですね。

ドレスが不正解で普段着が正解ということではないですが、なるほどその人はそう感じたのかと、とても面白い1つの参考情報なのではないかと思います。

ドレスの先生の教室を選ぶ方だっていると思います。

実際レッスンの時にドレスを着ているわけではないと思いますが、イメージというか、世界観と言うか、そういう綺麗な格好の印象が好きな人もいると思うんですよね。

ただ今回の方にとっては、I先生の普段着の感じに(もちろんガチの普段着じゃないですよ)、親しみやすい、入りやすい印象を覚えたということなのかと思います。

面白いですよね。

実際はドレスの先生だって普段はもっとカジュアルな恰好でレッスンをしているのかもしれません。

でもホームページの先生の写真1つで、ここまでその教室の印象が変わるわけです。

私はこのお話を聞いていて、とても象徴的な、大事なエピソードを聞いたなと思いました。

あなたはどう思いますか?

そして、今回の方は、I先生の教室を選んで、他の教室を選ばなかった理由をもう1つあげられたそうです。

その方が言うには、他のピアノ教室は

「ホームページが生きていない、死んでいたんです」

とおっしゃったそうなんです。

なかなか独特な表現ですよね。

でも非常に核心的な言葉です。

この方は、自分がそう感じていることをここまで自覚できて、言語化もできていて、マーケティングのセンスが敏感なんだなと思いました。

なかなか素晴らしいセンスだと思います。

あなたは「ホームページが死んでいる」って、どういうことだと思いますか?

I先生はその場で即座に「更新が止まっているということですかね?」という解釈で聞かれたそうです。

そうしたらその方も「そうそう、そうなんです」というような感じだったそうですね。

その場ではそれ以上の会話にはならなかったようですが、私はこの方が「ホームページが生きていない、死んでいる」と感じた要因は、他にもあるように感じました。

あなたはこの言葉から、他に何を感じ取りますか?

この問いは、ウェブ集客における1つの試験のような問いかもしれません。

私のお客さんの中でも、長く私の指導を受けている方であれば分かってほしいところですが、この方が感じた「生きている」という印象には、「血が通っている」というようなニュアンスも含まれていたのではないかと推測しています。

今回の方は「死んでいる」と表現されたようですが、これは「冷たい」とも言い換えられるのではないかと思います。

これの逆が「生きている」、あるいは「血が通っている」「人の温もりを感じる」ということなのではないでしょうか。

はい、これ以上は言えません笑

タダでここまで教えるだけでも、ここまで読んでくれた方への大サービスですよ。

この先は各自、自分で考えてください。

今日はここまで ^ ^