7月にホームページを作成した東京23区のO先生のピアノ教室があります。
最近新規でピアノ教室を開業したばかりで、生徒ゼロから始めたのですが、その後夏休みだというのにお問い合わせをたくさんいただき、9月からレッスンを始める生徒さんを含め、この2ヶ月で合計9人の生徒さんが集まりましたよ。
ほとんどの方はホームページからお問い合わせを下さいましたが、成功の要因はホームページだけではありません。
O先生は、ホームページが完成してすぐ、「ピアノ教室始めました」的なチラシを作成して(旦那さんが)、7月の半ば頃に近所にポスティングして回ったんですよ。
部数はそんなに多くなくて、確か500とか1000とかそんなもんだったと思います。
それでも、新規開業のピアノ教室の場合はそれまでの地域での認知度がゼロなわけですから、やっぱりこうしてこちらから教室の存在を積極的にアピールしていくということは効果的みたいですね。
「新規オープン!」という謳い文句は今しか使えないですからね。
この武器を腐らせなかった決断力と行動力は素晴らしかったと思います。
こういう、 チラシを作って、自分の足で汗をかいて配って歩く、泥臭い営業ってけっこう皆さん嫌がります。
「これからの時代はネット」とか言うんですけど、そうは言っても紙の力は今でも侮れないということです。
ホームページというのは基本的に「待ちのマーケティング」ですからね。
「お客さんに見つけてもらって、来てもらうのを待つ」という手法なので、今回の新規開業のような、地域で誰も知らないようなピアノ教室なの場合は、こういうプッシュ型(こちらからアプローチしていくタイプ)のアピールは特に相性が良いのではないかと思います。
もうね、皆さん本当に、紙を使いたがらないんですけど、これね、プッシュ型のマーケティング手法としては、下手な SNS よりずっと速くて効果的ですよ。
意外とそういうところがあります。
O先生は最終的に生徒さん20人から25人くらいになればいいなということなので、このペースだと多分すぐいっぱいになってしまうと思います。
来年の春募集の終わりを待たないうちに、おそらく満員になるのではないかと見ています。
楽しみですね ^ ^