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永井です。
今回はつい先日、12月8日(日)にちょっと早めのクリスマス会を開催された埼玉のピアノ教室のM先生の事例をご紹介します !
M先生はイベントが終わった後にこんなメールを送ってくれました↓
生徒2人だった自分のピアノ教室のイベントに23人もの人が集まってくれた!という感動
M先生は去年の春に生徒2名の状態でピアノ教室のホームページを作成し、これまで私と一緒に集客をしてきました。
つい1年半前まで2人しかいなかった自分の教室のイベントに、今回こうして10人の生徒さんと、ご家族を含め23人もの人が来てくれたということをと~っても喜んでいらっしゃいましたよ。
私もコンサルの電話でお話を伺っていてとても嬉しくなりました😊
M先生は5~6年前にも一度、ご家族含め10人程度でクリスマス会をやったことがあったそうですが、その後コロナもあって生徒さんが減ってしまっていたところから、こうして以前以上の人数が集まるまでになったということで、とても感慨深いものがあったようです。
私もこういうお話を聞くといつも、この仕事をやっていて本当に良かったなと思います(生徒募集はまだまだ途中でこれからが大勝負なんですけどね)。
場所が決まってから3週間!突貫工事で開催したクリスマス会
そんな今回のクリスマス会ですが、実は開催が決まったのは当日の3週間前でした。
冒頭でご紹介したメールにもありますが、11月の前半頃に私とコンサルの電話をした時に
「できればクリスマス会とか、生徒さんみんなで会う機会を作って、生徒さん同士で横のつながりを作ったり、普段のレッスンでできないことをする場があるといいんですけどね」
みたいなことを私がお話ししていたんです。
その時は時期的にクリスマスが近かったから、例えばの話で、いずれはというつもりで言っただけだったんですけどね😅
そうしたらなんとM先生は、その後すぐに猛烈に会場探しをして、なんとか12月8日(日)だけギリギリ空いていた自治体の施設を見つけて、あと3週間しかないというのに申し込んじゃったんです。
すごい瞬発力と決断力ですよね。
みんなが弾ける敷居の低いお披露目の場にしたかった
そうして急遽開催の決まったクリスマス会ですが、ただみんなで集まって遊ぶこともできたと思いますが、M先生は生徒のみんながピアノ演奏をお披露目する場にしたんですよ。
もちろん新しい曲を選んで仕上げる時間はなかったので、ほとんどの子は少し前に弾いた曲に戻っておさらいして当日に臨んだようですけどね。
M先生は夏にホールでの発表会をやっていたので、それと対になるような、みんながピアノを弾いて発表できる敷居の低い場にしたかったんだそうです。
クリスマスは魔法の期間
「そんなに急に決まって、人前での演奏を渋る子はいなかったんですか?」
そう私が聞いたら、そんな子は全然いなくて、むしろ生徒さんも保護者さんも
「やったー!」
「待ってました!」
「楽しそうな企画をありがとうございます!」
みたいな感じですごく喜んで参加を即決されたそうなんですよ。
みんなクリスマス会をやって欲しかったみたいなんですね。
そうしてみんなすごく楽しみにしてくれて「絶対行くぞ!」みたいな感じで、当日も誰一人風邪で休むこともなく、むしろ受付開始時間よりも早く来ちゃうぐらい、みんな前のめりだったそうなんです。
これは日頃のM先生のレッスンの仕方とか、生徒さんや保護者さんとの関係作りも大きいとは思いますが、私は電話でお話を聞いていて、クリスマスという「時期の力」も大きかったんだろうなと感じました。
もしかしたら他の時期ではこうはいかなかったかもしれない、とも思ったんです。
やっぱりクリスマスという時期には、何だか心をウキウキさせて、みんなで集まって盛り上がって楽しみたいと思わせる魔法の力があるんじゃないでしょうかね。
中には、いつもだったら人前での演奏は不安な子もいたかもしれませんが、もしかしたらクリスマスのわくわく感の方が勝ったのかもしれません(私の想像ですけどね)。
あるいは今の子供たちはコロナで、みんなで集まって楽しむ貴重な経験ができなかったこともあって、そういう場を積極的に望んでいるのかもしれません。
実際「子供にいろんな経験をさせたいんです」と言った保護者さんもいらしたそうですよ。
少し早めのクリスマス会って意外とありかも
ちなみに今回のクリスマス会は12月8日と、若干早めのタイミングではありましたが、私はお話を聞いていてこのタイミングは意外とありかもしれないと思いましたよ。
世の中的には11月の下旬頃からもうクリスマスムードが漂い始めるから、早すぎるという時期ではないですよね。
そして子供たちも保護者さんも先生も、これから年末に向けて忙しくなって行きますが、そのちょい手前ぐらいの絶妙なタイミングで、意外と参加しやすかったのかもしれません。
何よりも、世の中はこれからがクリスマス本番なので、この時点ですでに曲を人前で披露できる状態になっていれば、これから学校とかお友達の家とかストリートピアノなんかで弾くにもバッチリなんじゃないでしょうか。
ご家庭でも「クリスマス会に向けて練習頑張ったら、サンタさんにプレゼントもらえるかもよ!」なんて声かけだってできちゃうでしょう(実際本番が終わってからプレゼントを買ってあげるのにもちょうどいいですよね)。
そんな風に、今回のM先生はたまたま 12月8日しか 施設が空いてなかったからでしたが、これはなかなか絶妙な良いタイミングだったかもしれないと思いましたよ。
教室の集客面でも、これから先生がクリスマス会のことをブログに書くにも時間の余裕があるし、タイムリーに記事が上がることになる点も大きいでしょう。
お楽しみイベントで「整理されない習い事」を目指そう
今回はクリスマス会の事例をご紹介しましたが、この手のお楽しみ系イベントは「やるのが大変だから腰が重い」という先生も少なくないかと思います。
大変なのは分かりますが、でも、やる価値はあると思うんですよね。
どんな価値かというと、子供たちの数ある習い事の中で、ピアノを残してもらう力になりうるということです。
小学生になって受験が視野に入ったり、塾が始まってくると、子供の習い事も整理が始まりますよね。
「どれを切ろうか」という家族会議がきっとあると思うんです(怖いですねー)。
その時に、ピアノ教室にこういうプラスアルファの価値(付加価値)があって、生徒さんや保護者さんの喜び(顧客満足)が高いと、習い事として残してもらえる確率も上がるんじゃないでしょうか。
理想としては、子供の方は「ピアノだけは続けさせてくれ」と親に懇願して、親の方は「ピアノを取り上げるのはかわいそうかな」なんて思われる教室だといいですよね。
普段こうしたお楽しみ系イベントをやっていないピアノ教室さんは、2025年の目標としてチャレンジしてみるのもいいかもしれませんよ。
おしまい😊
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