昨日は愛知県のピアノ教室の先生と、半年ぶりにホームページ生徒募集面談を行いました。

こちらのピアノ教室さんは今から1年くらい前にホームページを作成して、半年ぐらいで早々と生徒さんが60人ぐらいまで集まって満員になっていました。

昨日の面談電話は、半年に1回の「健康診断」といったところです。

一人でやっていて、その後異常がないか、変な方向に曲がって入っていないか、そんなことをチェックする回でした。

生徒さんが60人にもなって満員になったことで、当然収益も増えたということで、ようやくレッスン室のリフォームをすることができた!とお話を聞かせてくれましたよ。

お金がなければリフォームもできないですもんね。

とても嬉しいご報告でした。
私もこういう時が、やっててよかったなと思う瞬間です。

そうそう、相変わらず満員で生徒さんには困っていなかったんですけれども、満員になったらなったで、その後はどうするか?っていうのがあるんですよね。

こういう個人のピアノ教室っていうのは、メインの先生の手がいっぱいになったらもう、方向性としては、満員で生徒募集を停止するか、講師を雇って教室を拡大させるか、 この2択しかないんですよね。

もし他の講師さんを雇うとなると、場所が必要ですよね。

物理的に第2の教室となるレッスン場所を確保しなきゃいけなくなるので、そのあたりのコストとかリスクは発生してきますよね。

これはもう経営者になるっていう事ですから(一人でも経営者ですけど)、やりたいやりたくない、合う合わないが人によって大分あると思います。

なので私は満員になったピアノ教室さんに対しては、講師を雇って拡大したいなら良いですけれども、無理にそれをオススメしたりもしていません。

何が幸せかというのは人それぞれですからね。

あるいは一つの会場のままで、他の先生にレッスンを頼んで自分のレッスンを減らす、という手もありますよね。

そして空いた時間で何をするか?という発想もできると思います。

いずれにしてももうこうなると人生設計の話なんですよね。

昨日もこの話になりましたけれども、お子さんが大きくなって独立していって、やがて老後を迎える、という時にどんな人生を送っていきたいか?

そこを見据えての判断ということになってくるんじゃないかと思います。

昨日の愛知のピアノ教室さんはそこはまだ決まっていなくて、これから時間をかけて考えていくとのことでしたが、こうした人生の大事な足場の部分に携われるこの仕事を、私はとても誇りに思っています。