今回は、2年前の2021年春に、愛知県の某市に新築を建てて引越し、ピアノ教室を新規開業されたS先生をご紹介します。
2年で生徒0⇒30人 + 前教室の4人で計34人に(平日5日)
S先生は新天地で生徒ゼロからピアノ教室を開業するという事で、生徒募集のためのホームページ制作と集客コンサルのご依頼を私(永井)にされ、この2023年春に無事、平日5日の生徒30人で満員となりました。
S先生はお子さんがまだ中学生なので、家族との時間も大切にしたいと、土日はレッスンをやらず、平日のみされています。
こういう方もいらっしゃるんですね。
30人というのは新しい土地の生徒さんで、前の土地の生徒さんもまだ4人ほど見られているそうなので、実際の生徒さんは合計34人とのこと。
平日5日で34人だと、1日あたりほぼ7人ですね。
前回ご紹介した神奈川のI先生(※)も、平日3日の21人(1日7人)で満員とされたので、大体このあたりが1つの目安なのかもしれません。
※平日3曜日の自宅生徒が7人⇒21人で満員!神奈川のピアノ教室 I先生の声とこれまでの道のり
これでもし土曜日も解放して朝からレッスンすると、50人の大台が見えてくる、そんなところでしょうか。
それでは早速、S先生のアンケートをご覧ください▼
生徒募集について、どんな悩みや不安がありましたか?
どうして永井の生徒募集サポートを受けてみようと思ったのですか?
分析や経験に基きサポートして頂けるのは心強いと思ったから。
実際にサポートを受けてみて、ご感想はいかがですか?
永井さんがサポートしてくださっているので、方向性や、やっていることは間違っていないはず。と、無駄な右往左往をすることなく、心穏やかにいられたので、精神的に楽でした。
サポートを受ける前と後で、どんな変化がありましたか?
永井はどんな人ですか?
永井の生徒募集サポートはどんな先生にオススメだと思いますか?
他にメッセージ等あればご自由にお書きください
今後とも宜しくお願いします!
▼ここから永井談▼
新しい土地でのピアノ教室開業。生徒ゼロからの増え方は「S字曲線」を描く
知り合いもいない新しい土地で、生徒ゼロからピアノ教室を立ち上げるとなると、誰しも不安になるかと思います。
実際、キャンプの火起こしみたいな感じで、何もないところから最初に発火させて、その種火を安定させるまでが一番難しかったりします。
なので、生徒の増え方も決して直線的な右肩上がりではありません(毎回言ってますが)。
今回のS先生の場合もそうでしたが、他の教室においても、生徒ゼロ(又は少数)から集客を始めて、満員になるまでの生徒の増え方は、概ね次のようなS字状のカーブを描く事が多いです▼
シグモイド曲線(Wikipediaより)
このS字曲線はシグモイド曲線とも言われ、ピアノ生徒募集に限らず、様々な場面で現れると言われています(人間の学習とか楽器の習得なんかも)。
ピアノ生徒ゼロ⇒満員までの「3つの期間」
このS字曲線を見るにあたり大事なポイントは、ピアノ教室のHP生徒募集には「3つの期間がある」という事です。
これを知っておく事は、心構えとして大事かと思います。
① 最初の立ち上げ期間
まず最初の立ち上げの期間と言いますか、離陸までの助走のような期間があります▼
↑ココ
S先生もアンケートの中で
教室を始め、HPを開設してもすぐに問い合わせがある訳ではありません。
永井さんがサポートしてくださっているので、方向性や、やっていることは間違っていないはず。と、無駄な右往左往をすることなく、心穏やかにいられたので、精神的に楽でした。
と書かれてますね。
S先生の集客も実際そうだったという事です。
2021年の6月からHP集客をスタートして、問合せで賑わい始めたのは8月頃でした。
これもいつも言ってますが、ホームページを作成して、最初の問合せが入るまでに2~3ヶ月かかることはザラです。
これに耐えられないと、ホームページ集客は「不発」に終わります。
ヒヨコが最初の卵を生むまでに3カ月かかるとして(実際はどうか知りませんが)、その時間が耐えられず、卵を生まないからとエサやりをやめてしまったり、殺してしまっては何にもならないですよね。
この最初の立ち上げ、キャンプの火起こしで言うと最初の火種作りですね、ここの舵取りと時間に耐えることが、実は非常に大事になります。
※注意:こういう期間が無く、最初からパーッと順調にいく地域もありますが、そういう事例がある事は、どこでもそうなる事を意味する訳ではありません。
② 加速度的に増える期間
最初の魔境を過ぎると、段々と問合せが増えていき、加速度的に “感染爆発” していく期間が訪れます。
↑ココ
S先生の場合は2021年の8月頃から問合せが増えてきて、年明けの1月~4月に1つの波がありました(春募集ですね)。
S先生が毎月私のコンサルを受けていたのは、2021年6月~2022年4月でしたが、この最初の10カ月間に新教室の生徒さんは 0人⇒16人くらいに増えました。
そして半年後の2022年11月上旬、そろそろ募集停止の相談がしたいという事でまたコンサルを1ヶ月だけ受ける事になり、この時点での新教室の生徒さんは4月から9人増えて25人くらいだったようです。
本当は正確な数字を計測してグラフにでもできると良いのですが
最初の10カ月(春を含む)で16人増、その後、夏秋の半年で9人増です。
↑ざっくりの感覚として加速してるのが分かりますか?
春が終わって普通は落ち込む所、それと同じかそれ以上の問合せが続いたという事は、集客のパワーが上がっていた事を意味します。
こういう速度感の変化というものがあるんですね。
③ 満員に向けて減速する期間
こうしてレッスン枠がだいぶ埋まってきて、いよいよ「残り○席」みたいに入会枠が限られてくると、今度はこれがなかなか埋まらなかったりするんですよね ^ ^ ;
生徒さんの側にも都合やご希望がありますから、入れる曜日時間が限られると、自然と入会できる確率も下がっていきます。
こうして第3の「満員になりそうでならない期間」というのが訪れます。
この頃になると、大抵はもう生徒数には困ってないので、「あとは時間の問題で、そのうち埋まるでしょう」という感じになってきます。
S先生の場合も、2022年11月⇒2023年5月の半年で、25人くらい ⇒ 30人と、春だと言うのに5人増とみると、減速というのが分かるかと思います。
集客のS字曲線は上下左右に伸び縮みする
という具合に、愛知のS先生の2年間の集客の流れをざっくり見て来ました。
ホームページによるピアノ生徒募集は
①助走の期間
②加速の期間
③減速の期間
ざっくりこの3つの期間を持つ事が多いように感じます。
※中には③減速している間もなく、②急加速のまま一気にスコーン!と埋まってしまう場合もあります。
そしてもう1つ、大事な観点として「このS字曲線は上下左右に伸び縮みする」という事があります。
今回のS先生の場合は2年でしたが、この期間は短くなる場合も、長くなる場合もあります。
今回のS先生の場合は合計34人で打ち止めとなりましたが、当然この人数(キャパ)も少ない先生、多い先生がいらっしゃいます。
S先生だって、もう数年経ってお子さんが大学生にでもなったら、土曜レッスンを始めて50人くらい持つようになるかもしれません。
そんな風に、この生徒集客のS曲線は、横軸(期間)と縦軸(生徒数)において伸び縮みするものだと思ってください。
伸び縮みの要因は
土地ごとの特性だったり
先生のご家庭の事情だったり
先生の他の仕事との兼ね合いだったり
先生の学習速度やセンスだったり
様々にあります。
同じ条件の教室というのは存在しないので、何が早いやら遅いやら、多いやら少ないやらというのは、本当のところは分からないので、よその教室と比べるのは、実はあまり意味がないと私は思ってます。
ちなみに、今回のS先生は最初の半年の時点でブログを68本書いていました。
2年経った今の時点では170本書かれています。
私のアドバイスもきちんと聞いて、やる事をやった上での結果である事を最後に記しておきます。
(ここまで書く必要は必ずしもありませんが)
以上、今回は引越先の新しい土地でピアノ教室を新規開業された、愛知県のピアノ教室のS先生をご紹介しました。
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