教室が満員になったのでブログの更新頻度を下げたら検索順位も下がった件

理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。

検索順位って大事です。
Googleはその辺、とてもシビアかつ公平です。

この春の生徒募集で、ほぼ満員状態になったピアノ教室があります。

これ以上はネットの生徒募集もがんばらなくて良いので、夏前頃からブログの更新ペースを月1~2本に落していました。

このサイトはここ2年近く、所在地名のキーワードでずっと2位を維持していたのですが、最近、3位のサイトと入れ替わってしまいました。

他の地名キーワードでも、やはり1~2位ほど落ち始めています。

何が起こったんだと思いますか?

私のようなSEOヲタクには大変おもしろいというか、学びに富んだ1つの実証データなので、ぜひ解説してみたいと思います。

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更新頻度はランキング要因として小さくない

Googleの検索エンジンのランキングを決める評価指標は200以上あるとされ、公開はされていません。

その指標の1つとして、サイトの更新も大事だと言われています。

サイトの更新は、普通に人間のユーザーからしても大事ですよね。
前に来た時と同じ情報しか載ってなかったら、「なんだ」と思って離れてしまいます(だからGoogleも評価要因にしてるのでしょうけど)。

今回のサイトがそうでしたが、もうずーーーーっと同じ順位を維持できていると、人間、何か安泰な気がしてきてしまうんですよね(笑)

でも、決してそうでは無い事を、今回の出来事は教えてくれます。

それは、

どんなに強いサイトでも、常に新しい情報を更新し、ユーザーの興味を引き続けなければ、順位は落とされる。

と言う事です。

現実のビジネスではこんなの当たり前ですけど、GoogleのAIもそれを再現する域に既に達しているという事ですね。

今回の場合は、実際の順位として評価が表面化するまで、4~5ヶ月かかりました。
場合によってはもっと短い事もあるでしょう。

「更新頻度って、やっぱり大事だったんだね」

それを実証してくれた1つのデータかと思います。

評価が拮抗しているサイト同士でこそ大事か

ここから先は、あくまで私個人の肌感なのですが、サイト更新による軽度な順位変動は、評価が拮抗しているサイト間で頻発している気がします。

順位を取り合い、頻繁に入れ替わっているサイトでは、この更新頻度のちょっとした差で、けっこうすぐ変わるな、と言う印象です(あくまで私の経験則です)。

ブログの更新直後や、立て続けに記事を投稿した時は割とすぐ上がるけど、ちょっとサボるとすぐ抜かれる。
そんな感じです。

今回は1~2位下がった段階で気付きましたが、これを放置するとズルズルと評価と順位が下がっていくのです。

こうした、かつての強豪サイトについては、以前の記事でもご紹介しました↓
参考:自サイトの順位変動、ちゃんと把握していますか?

こういう事にいち早く気付くためにも、日頃の順位チェックは大事なんですね。

春は更新がんばるべし!!

こんなヲタク情報をここまで読んで下さった教室運営者の先生方、ありがとうございます。

結局、今回のできごとを街のピアノ教室やバイオリン教室のウェブ集客、生徒募集にどう活かせるのか?

それが一番肝心ですよね。

まず1つは、

検索順位を上げたければ頻繁にブログを更新すること

そしてもう1つ

春の書き入れ時、ここ一番という時期は、ブログの更新頻度を上げること

この2つです。

新年1月~3月は、1年の中で生徒が最も集まりやすい、おいしい時期です。

この時期だけでも、ライバルサイトから抜きん出る事ができたら、年中がんばるよりも、効率的です(笑)

もちろん一年中ガンガン更新できるのが一番です。
でも大変じゃないですか。

せめて春だけの「期間限定」なら、気持ち的にがんばれる気がしませんか?

しかもそれで生徒が増えて、自分の年収が上がるなら、尚更じゃないですか?

ドラゴンボールの界王拳みたいなイメージです。
「ここぞ!!」という時に使うワザですね(笑)

ぜひ、頭の片隅に置いておくと良いと思います。

積極的に捉えると「努力が報われる世界」

という事で、今回は更新頻度と検索順位の関係についてご紹介しました。

生徒を集めるためとは言え、ピアノ教室やバイオリン教室の運営をしながらブログを書くのは大変だと思います。

でも、情報発信からは逃げられないという事ですね。

砂漠の中では常に砂を掻き出していないと、家が砂に埋もれてしまうのだそうです。
ウェブサイトも常に更新していないと埋もれて行ってしまうのですね。

甘い答えが待ってなくてすみません。
でもネット集客に限らず、これは生存の理なのかも知れませんよ。

逆に言えば、これは努力が報われる世界でもあると言う事です。

Googleが目指す世界。
Googleが向いている方向性。
私はこれで良いと思います。

やるしかありません。
がんばりましょう!

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