先週のこのブログで、最近はヤマハでも夜の幼児科が始まり、共働きのご家庭が夜に幼児のお子さんを音楽レッスンに連れてくるようになってきているらしい、というお話を書きました。
時代によって、消費者行動は変わってくるということでしょう。
先週、あるピアノ教室の先生と話をしていたのですが、ピアノレッスンの入会枠としては、土曜日は以前から共働きのご家庭に人気で、今もその傾向にあります。
では日曜日はどうかと言うと、これはけっこう地域差があった気がするんですね。
日曜日が人気の地域と、全然人気じゃない地域があって、前から不思議に思っていたんです。
で、この日曜日ですが、今このコロナ禍ではどうなんだろうか?ということを考えてみると、これも以前とはもしかしたら変わってきているかもしれない、ということが考えられるんですね。
以前から日曜日に習い事を入れていなかった組の人たちは、日曜日に何をしていたかと言うと、きっとレジャー枠として空けていた、ということだと思うんですよね。
毎週ではないにしても、いざ休日に家族で遊びに行こうとした時に、習い事が足かせにならないよう、日曜日にはピアノレッスンなどは入れないようにしておく、という人たちが一定数いたと思うんですね。
この人達は今、どうしてるんでしょうね?
全然仮説ではありますけれども、もしかしたらこういう人たちの一定数が、今だったら日曜日にも習い事を入れてもいいと思うようになっているかもしれない、なんて考えました。
どうせどこにも行けませんからね。
実際のところはまだ分かりませんけれども、こうした観点から注意をもって世の中を眺めてみたり、ご自分のピアノ教室で実験的に日曜日のレッスンを解放してみたりするのも面白いかもしれませんよ。