↑動画か↓文章、お好きなほうをご覧ください。

永井です。

私は今まで100件以上のピアノ教室の集客を通して、5000件以上の体験レッスン申込が入り、千数百人の入会生徒が出るのをつぶさに見てきました。

そしてつくづく感じることがあるんですね。

それはピアノ教室のホームページ集客には、検索対策(SEO)やブログの書き方といった技術的なこととは別に、先生の精神状態がけっこう影響するということです。

私は以前この現象を「心のチューリップ」という例えで話しました↓
ピアノ教室集客を左右する根本要因~心のチューリップ🌷のお話

↑このお話は非常に多くの反響をいただき、共感してくださる先生が続出したんですよ。

そこで今回はこの「心のチューリップ」現象について、最近実際に起きた2件のピアノ教室の事例をご紹介していきたいと思います。

先生の意識1つで

体験レッスンの入会率が上がったり下がったり

お問合せの数が増えたり減ったりする。

そんなことがあり得るんだということが感じられる2つのピアノ教室の実例ですよ✌

「心のチューリップ」とは

さて、まずは「心のチューリップ」のおさらい🌷

ここで言うチューリップというのは、昔のパチンコ台のチューリップのイメージです(若い先生、分かりますかね?😅)。

昔のパチンコ台にはチューリップの形をしたパカパカと開閉する口があって、たまにこれが開くとそこにパチンコ玉が入って、閉じている時はパチンコ玉が入らない、というのがありました。

こういうチューリップみたいな口が人の心の中にもあって、これが開いてる時にはお問合せや生徒というパチンコ玉(失礼!)が入りやすく、閉じている時には入らない(入りにくい)という永井の仮説です。

Web集客の技術要因とは別に、こういう心理的な要因も結構あるんじゃないか?ということです。

ピアノ教室でも集客をする以上は、やはり先生の「心のチューリップ」がなるべくいつも開いているのが、基本的には望ましいですよね😊

※心のチューリップが「開いている状態」「閉じている状態」の詳細については前述の記事をご覧ください↓
ピアノ教室集客を左右する根本要因~心のチューリップ🌷のお話

それでは実際の「心のチューリップ」事例のご紹介に入ってきましょう。

娘の出産サポートが控えているから… 愛知県のピアノ教室K先生の場合

↑このLINEメッセージはつい先日、愛知県のピアノ教室のK先生からお悩み相談を受けた時に頂いたものです。

▼K先生は以前の記事でもご紹介した弊社ホームページご利用のお客さんの一人です。

平日ピアノ生徒24名で満員に♪ 次は土曜開放で30人超!? 愛知県のピアノ教室K先生の声

今回のLINEはどんなお悩み相談だったかというと、この11月から12月上旬にかけて体験レッスンを3件やったのだけど、全員とも入会にならず落ち込んでしまった、というようなことでした(普段のK先生の入会率はずっと高い)。

そこで私の方から、以前の「心のチューリップ」の記事(前述)をもう一度見直してみてくださいとご案内したところ、すっきり楽になったと頂いたのが↑先ほどのLINEメッセージでした。

このメッセージにもある通り、実は1月にK先生の娘さんが里帰り出産(2人目)で帰ってくる予定なんですね。

その出産サポートのために、K先生はご自身のピアノ教室を1月から1ヶ月ほどお休みする予定だったわけです。

そんな中での11月、12月の体験レッスン。

本音では「今この時期に問い合わせがあっても‥‥困るなぁ〜」と思っていたと。

これが「心のチューリップ」が閉じていた状態だったわけです。

「今来られてもる困る」と思っていたから入らなかっただけなのかな?ということですよね。

それで今回、私がこの事例からお話ししたいのは「この出来事の是非をどう捉えるか」ということです。

K先生は落ち込んでしまったけど、これは本当に「悪い出来事」だったのか?ということなんですよ。

人生には集客よりも大事な局面はいくらでもある

生徒は欲しい。でも今は対処できない。

こういう板挟み状態で苦しかったわけですよね。

実は私はこの手の局面に立たされるピアノ教室の先生とは、日頃のコンサルの中でしょっちゅう向き合っています。

今回は娘さんの里帰り出産とのジレンマでした。

他には

先生の親やご家族に介護が必要になるケースがよくあります。

先生ご自身が病気になったり怪我をしたりして、療養が必要になることもあります。

そして親やご家族との「お別れ」の時も、その前後の期間に大きな負担が発生します。

人生、こうした生老病死からは絶対に逃げられません。
誰もがどこかで必ず直面することになる
でしょう。

特に

新しい命との「こんにちは」
お世話になった命との「さようなら」

こういう時は、人生の中で本当に大切な時ですよね。

これに比べたらホームページなんて、いっときの集客なんて、二の次、三の次で良いと、私はよくコンサルで言います。

「そんなこと(私が言うのもアレですが😅)、後でいくらでも巻き返しは利くんだから、今はやらなくていい」

そういう局面は人生でいくらでもあると思うんです。

人には2本の腕しかありません。
同時に3つも4つも、持てないものは持てないでしょう。

なのでこういう時は「今は仕方ない」と割り切ることは結構大事なんじゃないかと、私はいつも思っています。

そうして

できない自分を責めないこと
進まないことを焦らないこと
無理をしないこと

そうしたことが大事な時もあるということです。

これは誰もがいつか必ずどこかで直面するので、頭のどこかに置いておいていただけたらと思います。

心のチューリップが一時的に閉じて集客が停滞することは、いつも必ずしも悪いわけではありません。

あら不思議!意識を変えた途端に問合せが入り始めた!東京都のピアノ教室N先生の場合

お次は、先生が意識(心のチューリップ)を変えた途端にホームページからのお問合せが増え始めた、 東京都某市のピアノ教室のN先生の事例をご紹介します 。

N先生は2023年4月にホームページを作成し、私と一緒に地域でのピアノ生徒集客を開始しました。

N先生の教室は某市の市街地の端の方に位置しますが、当初は市街地方面からの集客を第1に目指してきました。

でも、市街地の外と言うかN先生の教室から見るとその “裏” のような地域にも住宅はあるわけです。

私は当初から

「こっちの方からも来てもらえるんじゃないですか?」

ということを言っていたのですが、N先生の認識としては

「いや、こっちの方には子供がいないんです」
「どうせこっちからは来ないと思います」

という感じで、意識の中ではやる前から切り捨てていたところがあったんです。

実際、2023年4月のホームページ集客開始から2年間、この地域からは1件も問合せがありませんでした。

転機が訪れたのは今年、2025年4月の電話コンサルでした。

私はどうしてもこの切り捨てていた地域が気になっていて、N先生に提案したんです。

「Nさん、こっちの方面も一度試しに攻めてみませんか?」

「 “どうせ来ない” を手放して、“もしかしたら” に置き換えてみませんか?」

そうして、その日の電話コンサルでは、その “裏エリア” に対してどんなアプローチが可能かという作戦会議をしたんですね。

そうしたら翌月の5月にはその地域から体験レッスンのお問合せが入ったんです。
そして6月、7月とお問合せは続きました。
2年間うんともすんとも言わなかったのに。

これは本当にただの偶然なんだろうか?と思いましたよ。

「何か新しい手を打ったからじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はN先生もご家庭の事情で大変忙しくて、その電話コンサルでの私のアドバイスはほぼ実行できていませんでした。

変えたのは行動ではなく、ほぼ意識だけだったんです。

結局その後はN先生にも「集客よりも大切なご家庭の事情」があって、夏~秋とその “裏エリア” への新しいアプローチはあまり実行できなかったのですが、ついこの10月と11月にもこの地域から2件の体験申し込みが入って、無事入会が決まりました。

2年間うんともすんとも言わなかったのに。
まるで左から右に蛇口をひねったようですよね。

こういうことがありました。
あなたはこれがただの偶然だと思いますか?

まぁ「信じるか信じないかはあなた次第」ではありますが笑、これは実際に起きた事実です。

ちなみにこの間のN先生の心のチューリップは、ご家庭の状況的に「ガン閉じ」だったはずです。

矛盾する話ではあるのですが「こういう時に限って」ということも、実は私の経験上わりとあることなんですね。

これについては「状況的に印象に残りやすいだけ」という気もしますが、心のチューリップというのもいつも絶対なわけではなくて、様々な要因の1つということなんじゃないかと、私は考えています。

いざ2026年春募集へ!心のチューリップを開いて「バッチ来い!」🚀

ということで、人生の様々な局面と集客にまつわるお話をしてきました。

2025年も間もなく終わり、お正月明けからいよいよ2026年の春募集が始まります。

人生の大事な局面にある方に、無理に「やれ」とは言いません。

でも「今は平常運転だよ」というあなたは、のんびりお茶を飲んでいる場合ではありませんよ。

心のチューリップを意識的にしっかり開いて、ガソリンをドバドバ入れてエンジンを吹かせて行きましょう🚀

2026年の春募集は、おそらく厳しいことになります。

今年の夏、7-9月期のGDP(国内総生産)は前期比でマイナス0.6%、年率換算でマイナス2.3%だそうです。
お米の値段も結局最高値を更新していますよね。

ピアノ教室の集客は、世の中全体の流れ、景気の波からもまた逃げることはできません。
何もしなければ流されるだけです。

だったら抗(あらが)ってやろうじゃありませんか!💪
ということです。

気を引き締めて、気合を入れて、新年に臨んでいきましょう!🚀

おしまい😊

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「理想のピアノ生徒が集まる仕組み」を考案して9年、600名超の先生に直伝、5000件超の体験申込と千数百人の新入会を作ってきました

株式会社ひろがれ音楽では、ピアノ教室のホームページ制作と集客サポートコンサルを行っています。

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