昨日は千葉ピアノ教室のS先生と月1の Web 集客面談をしました。

こちらのピアノ教室さんは現在生徒数が49名で、あと1名で満員!というところです。

最後の一人がいつ入るかいつ入るかという感じで、若干そわそわ感のある今日この頃です笑

こちらのS先生は私から見てかなりやり手の部類に入る方です。

とてもとても生徒想いの先生で(みんなそうですけどね)、生徒や保護者さんとの信頼関係、絆がとても深いピアノ教室を作ることに成功されています。

この先生のユニークなところは、「人を育てる」という点に、とても強い意識のフォーカスがあるんですね。

ピアノを教えてピアノを弾けるようになるということをやってはいるんですけれども、意識の主軸が人を育てる、教育のところにあるんですね。

なので人間力と言うか、子供の心を見抜く力と、子供にとって心地よいコミュニケーションをする力がものすごく高いんですね。

私から見ているとこの人はもう完全に「教育者」なんですね。

ご本人も仰ってますけれども、ピアノが完全に人間教育の手段という位置づけなんです。

だからピアノを教えるとか、ピアノが弾けるようになるということを目的にやっているのではないんですね。

こう言うと多分「意味がわからない」という先生も少なくないと思います。

子供を育てるための教育の媒体がたまたまピアノだった、音楽だった、という感じなんですね。

そして、そうした手段で育った結果、ついでにピアノも弾けるようになった、みたいな感じなんです。

「それ本当?」って思う人もいると思うんですけれど、そうなんですね。

かなり稀なタイプです。

珍獣ですね笑

だから一応外向けには「ピアノ教室」という看板を出していますけれども、ピアノはただの手段で目指しているゴールが人間教育である以上、もはやそれは本当はピアノ教室ではないかもしれないわけです。

S先生とはよくこんな話をしていて、昨日も話していました。

べつにこういうピアノ教室があっても全然いいと思うんですよね。

「そのビジネスで、本当にやっていることは、実は何なのか?」

そういう眼で世の中を見てみると、いろんなことが見えてきて面白いんじゃないかと思う今日この頃です。