昨日は千葉のピアノ教室さんの後、神奈川のピアノ教室さんとも月イチの HP生徒集客面談をしました。
昨日の先生は自宅ピアノ教室の他、外の教室でもピアノレッスンをされているそうなのですが、とうとうそこのピアノ教室の方でコロナの感染者が出たということで、保健所の方から営業を止めてくださいという通知が来たと言います。
この先生自身は濃厚接触者になったわけではないので自宅でのピアノレッスンは今まで通り問題なく続けているのですが、いやいや迫ってきてますよね。
距離が離れていることもあって自宅ピアノ教室の方は生徒さんは全然気にせず普通に来てくれるし、地域の小学校も普通にやっているとのことでした。
最近は子供たちにも広がってきていると言いますし音楽教室の感染症対策もこれまで以上に大事になってきていますよね。
そんなコロナの話題で始まった昨日のホームページ生徒募集面談ですが、昨日はピアノ教室ホームページの検索対策(SEO)についてのお話を割とガッツリしました。
私がピアノ生徒のウェブ集客セミナーをするときなどに
「どうしたら検索で上に上がるんですか?」
って、割とよく簡単に聞かれるんですけれども、パッと一言で答えられる問いはありません。
昨日の電話では、検索エンジンに評価されて上位表示されるウェブサイトというのはディズニーランドみたいなところですよ、という例えで話しました。
たくさんのファンがついていて(認知度)
たくさんの入園者数(セッション数)があって
1度来たら朝から晩まで遊んでいって( PV数・滞在時間・直帰率)
帰った後も SNS やブログなど、ウェブ上でたくさん話題に上がっている(サイテーション)
↑こういう、それぞれの Web サイトに訪れたユーザーの行動データを Google の検索エンジンはし~っかり見ていて、それをそのサイトを評価する判断材料のひとつとして使っている、という話をしました。
検索対策 SEO と言うと何かテクニカルな魔法の杖があるのかと思われがちですけれども(昔は確かにありました)、今の SEO というのはそんなんじゃないんですね。
Google は検索結果が、人間のユーザーの満足度と一致する方向で、検索エンジンを進化させ続けてきました。
だから結局は検索エンジンに評価されたかったら、人間に評価される情報発信をしていかなきゃいけないということですね。
ピアノ講師ならピアノ講師として、世の中のネットユーザーに貢献できる、上質な情報をブログなどで発信していく必要があるということです。
これだけ見てもそんなに甘い話じゃないということは分かると思います。
昨日は他にもコンテンツ SEO、 ロングテール SEO と言った、ピアノ講師ブログを書いていくことによる検索上位表示対策のやり方もお話ししました。
これも結局はやはり、ネットユーザーに求められ、ネットユーザーを満足させる上質なピアノ講師ブログを書いていくことで、検索エンジンの評価が上がり、ひいてはピアノ生徒が集まるホームページに育てていく、ということですね。
例えばピアノ教室であれば、ピアノレッスンを受けて、ピアノを練習して上達していくために、いろんな情報を検索する人たちがいます。
生徒さんが家でピアノを練習する教材も、バーナムとか、ピアノランドとか、ぴあのどりーむとか、ピアノできるよジュニアとか、いろいろありますけれども、そうした教材がどう違うのか、それぞれにどんな特徴があるのか、そういった情報を提供する、なんてブログ記事もあり得るでしょうね。
他にも練習用の電子ピアノはどんなものを買ったら良いのかとか、家で子供にピアノの練習をさせるために親はどんな声かけをしたら良いのかとか、ピアノという習い事にまつわる消費者の悩みというのは本当に沢山色々とあると思います。
ピアノ教室の講師ブログでも、そうした悩みや困りごとに答える有益なブログ記事を書いていくことで、検索順位を上げていく浮力を得ていくことができます。
こしたブログ記事を書いていくと、そのピアノ教室のホームページのアクセスは次第にロングテールと呼ばれる、恐竜の長いしっぽのような形状のグラフを形成するようになっていきます。
ロングテールというのは Amazon のマーケティング戦略で有名になったやつですね。
いわゆる「塵も積もれば山となる」というやつです。
こういうアクセス作りを心がけているピアノ教室ホームページはだんだんディズニーランドのような状態になっていきます。
こうすると自然と地域のキーワードでの上位表示もなされるようになり、地域でピアノ教室を探す人たちの認知度も上がり、ピアノ生徒がどんどん集まるホームページが出来上がっていくんですね。
ここまで来るとホームページは継続的にピアノ生徒を集め続けるので、生徒の総人数もどんどんどんどん増えていきます。
ピアノ教室、音楽教室というビジネスは、穴の開いたバケツに水を張って行くようなものですからね。
ピアノ生徒が退会するペースに、生徒が入会するペースが追いつかなければ生徒の総人数は減っていくし
ピアノ生徒が退会するペースを、生徒が入会するペースが上回っていれば生徒の総人数は増えていきます。
当たり前ですよね笑
当たり前なんですけれども、継続的にこれを引き起こす仕組みを作れるかどうかが、ピアノ教室のホームページ生徒募集、ウェブ集客の成否を分けるわけです。
ごくごく当たり前の基本的なことですけどね。
昨日の神奈川のピアノ教室の先生にもこんなお話しをして、そのために具体的にどう講師ブログを書いていった良いかアドバイスをしました。
まあすぐにできることではありません。
時間も根気もいることですが、これからも一緒に頑張っていきましょう。