昨日は私が去年から Zoom で毎月開催している全国ピアノ教室オンラインレッスン研究会の未経験初級者クラスの定例会をやりました。

オンラインレッスン研究会と言っても最近はほとんどオンラインレッスンの話にはならず、もっぱらピアノ教室運営全般のお悩み相談や情報交換といった場になっています。

昨日も、楽器店などが開催する合同ピアノ発表会でのステージマナーの話や、練習嫌いの生徒さんについてのお悩み相談など、様々な話題の情報交換がされていましたよ。

この研究会に参加されているのはほとんどピアノかエレクトーンの先生ですが、昨日の初級者クラスには三味線の先生も参加されています。

和楽器ですからね、他の業界と言うか、全然違うジャンルの人の視点というのもとても新鮮で、いつも話題に変化を投げかけてくださっているのも面白いところなんですよ。

昨日も幼児期の絶対音感教育についての意見交換をしていたのですが、ひとしきりその話題が盛り上がった後、その三味線の先生にお話を聞いたら

「そもそも私はソルフェージュというのが何なのか知らないのですが~~」

と、前置きをした上で三味線業界のとても面白いお話を聞かせてくれました。

ソルフェージュという言葉をご存知なかったんですね。

これ、とても大事なことだと思います。

ピアノの先生って皆さん普通にソルフェージュ、ソルフェージュって言うし、ホームページとかブログにも書きますけど、一般の方はソルフェージュなんていう言葉自体を知らないんですよね。

業者同士の会話であれば良いですけれども、ピアノ生徒の集客を狙って一般の方向けに情報発信をする時は、この点を常に念頭に置いておくことが非常に大事だと思います。

分からないことを書いても仕方がないですからね。

そんなことを再確認させてもらった昨日の全国ピアノ教室オンラインレッスン研究会でした。