昨日は神奈川のピアノ教室のK先生へ、今年の6月から5ヶ月ぶりに電話コンサルを行いましたよ。

K先生は2021年の3月に自宅生徒5名の状態でホームページを作成して、1年後の2022年4月には生徒さんが16名となり、あと1名で満員というところまで行きました。

最初からいた5人の生徒さんのうち2人がこの春に卒業しまったので、実質的な増え幅としては3⇒16名で13名増でした↓

「去年HPを作ってなかったら今頃は生徒3人になってました…」1年で生徒5人⇒16人。初の単独発表会も決まった神奈川のピアノ教室K先生の声

K先生は人に対してなかなか強く出られないタイプ、Noを言えないタイプで、生徒さんが少なかったこともあり、保護者さんにも言いたいことを言えず、だいぶストレスを抱えてピアノ教室を運営されていました。

要するに、もともと主張をするのが苦手な上、少ない生徒に辞められたら嫌だということで、ビクビクしながら保護者の方の言いなりになっていたところがあったわけです。

しかし、それはまず先生の精神衛生的に良くないし、本音を言わずにレッスンを続けるというのは、本当の意味で生徒さんのためにも保護者さんのためにも良くないと私は考えました。

そこで、コンサルを通して一緒に生徒を増やしていく中で

「生徒はちゃんと集まるんだ」
「生徒が減る心配はしなくていいんだ」

ということを実感してもらいながら、「言うべきことはきちんと言っていく」という、というコミュニケーションのトレーニングを、去年の春から今年の6月まで、1年以上やっていたんですね(もはや何屋か分かりませんが笑)。

言わば「弱い立場からの脱却」といったところです。

そんなこんなで今年の6月、ほぼ満員になったということで私のコンサルを一旦卒業されるまでには

「もう、世界が変わりました!」

「私(入会を)断ってる!すごーい!みたいな♪」

↑といった感じで、それまでのストレスから大分解放されたようでした。

そんな経緯があって、昨日5か月ぶりに、健康診断的な感じで電話コンサルでお話を伺った流れだったんですね。

昨日は、電話で話し始めたら最初から声のトーンが明るくて安心しました。

その後7月に早々と残りの1名が入会して、17人で満員になっていました。

それでホームページにも「満員御礼」という感じで案内ブログを出していたんですね。

私は以前から、ブログや他の教室さんへのコンサルで、「満員になっても問い合わせは続きますよ」と言っていたのですが、K先生はこの数ヶ月まさにそれを実体験していました。

「満員になっても本当に問合せが来るからもう、強気になっちゃって!笑
それがすごくやる気に繋がっています。
本当にピアノの指導人生が変わりました!」

↑去年までビクビクして保護者さんの言いなりになっていた人とは思えない変わりようですよね。

もちろん「満員になっても問い合わせが止まらない」からといって、問い合わせてくださる方をぞんざいに扱って良いということではありません。

ですが先生として必要以上に自分を低くしたり、萎縮したりして、ストレスを我慢することもないということですね。

私としては生徒が増えたということも嬉しいですが、K先生をそうした我慢の世界、ストレスの世界から解放させてあげられたことをとても嬉しく思っています。

人生の充実感、幸福度が以前とは全然違うみたいですよ。

とはいえ、元々以前からコミュニケーションが苦手だったK先生は、まだまだその訓練の最中です。

昨日のお電話ではやはり、日々「勃発」する生徒さんや保護者の方とのやり取りについて、どんな対応をしたら良いのかということがご相談の中心で、最後にはまたスッキリしていただけたようでした。

次回は来年の春募集前、2月頃にでもまたお話を聞かせていただくことになりましたよ(それまでに何か事件が勃発でもしなければ)。

K先生の今後の発展がますます楽しみな今日この頃です ^ ^