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永井です。
前回から2回に分けて、ピアノ教室のホームページをこれから作って集客したい先生向けに、HP集客に対しての大切な心構えのお話をしています。
前回のお話がまだの方は↓こちらからご覧ください。
ピアノ教室のHP集客成功までのプロセス~埼玉のM先生の場合【前編】
ティッピングポイントが訪れたM先生の春募集
体験レッスンをやってもなかなか入会につながらないスランプに苦しんだM先生ですが、今思えば、それでも春に向けての芽吹きはじわじわと進んでいたように思います。
転機は1月にあった?
今回のM先生のHP集客ですが、実は今年の1月あたりに大事な節目があったかなと、私としては見ています。
ブログの書き方のところで、最初の頃から口酸っぱく言っていたことがあったんですけど、年が明けたあたりで、そのコツをようやく掴んでくれたんですよ。
「知ってる」と「できる」は違いますからね。
1年近くトレーニングを続けてようやく
「そうそう、その感じで良いんですよ!👍」
って、良いエネルギー感が出てくるようになったんです。
一皮剥けて、ブログのランクが1つ上がった感じですね。
私としては、ここがけっこう大きかったと見てるんですよ。
この頃、行けそうな感じがしてきたのをよく覚えています。
心のチューリップを意識して励まし続けた
こうして1月あたりからブログが良い感じになってきました。
とは言え、それですぐに問い合わせが増えたわけでもなかったんです。
ここですね、原因と結果にはタイムラグがあるんです。
世の中的には1月の半ば頃からピアノ教室探しの波が起きていても、M先生の教室のお問い合わせは、1月も2月も、3月に入ってもパッとしなかったんですね。
ここでがっかりして心のチューリップ(※)が閉じてしまうと良くないので、私は毎月の電話やLINEで励まし続けました。
※心のチューリップ:人の心にはパチンコのチューリップのような開閉する口があって、それが開いている時は生徒が入りやすく、閉じている時は生徒が入りにくいという永井の説。
詳細⇒ピアノ教室集客「春の大一番」直前の最終チェックポイント
こういう春募集の時期は、メンタルのコンディションや、ホームページにどんなブログを並べて、そこにどんなエネルギーを注ぎ込むか、という舵取りがいつにも増して大事になります。
たとえ自分の期待通りの結果が出なかったとしても、積極的な良いエネルギーを自家発電してどんどん放射していくことが、この時期は特に大事です。
3月後半からついに動き出した
そうして、動きが出始めたのは3月の後半あたりからでした。
春休みの前あたりから問い合わせが入り始め、4月に入ってさらに加速。
「お?なんか急に増えてきたな?」という状態になった時のやり取りが、前回もご紹介した↓こちらのメールとLINEの内容だったわけです。
たぶんこの3月と4月だけで6人くらいは生徒さんが増えたと思いますよ。
この数字が絶対的に多いかどうかは別として、それまでと相対的に見たら「急に増えた」ということになります。
1年ちょっと前に生徒2人(1人は不定期)から始めた時と比べたら、それは嬉しいでしょうし、ご家族が怖いぐらいだとビックリしてもおかしくないですよね。
こんなふうに、ティッピングポイントは春の波と相まって訪れる事が多いです。
ちなみに、M先生の地域は3月の後半から4月にかけて加速しましたが、M先生の教室から少し離れた、同じ埼玉県内のピアノ教室さんでも、4月に入ってから急に動き始める現象が発生していました。
全国規模の動き方ではないので、埼玉あたりの独特な動きだったのかもしれません。
こういう地域ごとの微妙な違いがあるのも面白いですよね。
ティッピングポイント=テイクオフ(離陸)までがHP集客の勝負所
こうして先月迎えたM先生の場合のティッピングポイントは、今の時点だと、ちょうど滑走路を走っていた飛行機がふわっと浮いたあたりの感じです。
まだ油断はできませんが、こうしたティッピングポイントが訪れる頃には大抵、その教室の先生の運転技術(ブログの筋力)もだいぶ付いているので、ここまで来れば、あとはこのままアクセルを踏み続けるだけでどんどん加速していくことが多いです(来年の春には満員報告がしたいですね😊)
この状態、ティッピングポイントを迎えたあたりをもって「ホームページ集客がある程度軌道に乗った」と私は見なしています。
生徒の絶対数はそんなに多くなくても(M先生は喜んでくれていますが)、ここまで来ればかなり安定感が出てくるので、少なくとも魔境は越えたと言えるでしょう。
逆にこれまでの1年2ヶ月は、この飛行機のテイクオフ(離陸)に向けた助走だったとも言えましょう。
この「助走からテイクオフに至れるかどうか」が、HP集客の勘所、勝負の分かれ目となります。
ここでうまく軌道に乗せられないと、ずーっと滑走路を走ることになりかねません(派手に跳ねなくても、じわじわと増え続けて満員になるケースもあります)。
でも、やるからには飛びたいですよね。
私も飛ばせてあげたいと思ってやっています。
でも、ここが一番難しい。
ホームページ集客は軌道に乗せるまでが一番難しいんです。
ホームページを制作会社に作ってもらって1人で放り出されても、ここが一番難しい現実があるから、私はホームページ完成後のアフターコンサルをやってるんですよ。
うまくいかない時の原因はいくつかありますが、典型的なケースを2つご紹介しておきますね。
①そもそも加速(熱量)が足りない場合
そもそもブログへの熱量が足りなくて離陸に至らない場合があります。
ノロノロ運転で飛行機は飛びません。
チョロ火でロケットは飛びません。
そういうことです。
心のチューリップを開いて、良い想い、良いエネルギーを、ブログを通して放射し続けられるかどうかがとても大事です。
②土地ごと、先生ごとのツボをつかみ切れていない場合
HP集客は、土地ごと、先生ごとに、ツボや難易度が違うところがあります。
ここの判断がけっこう難しいので、私は一人ひとり丁寧に見て、ブログのトレーニングをしたり、時には試行錯誤して「その土地の正解、その先生の正解」を一緒に探し出したりしています。
たまにテレビでやってる「開かずの金庫の正解探し」みたいなところもあったりするんですよ。
中には勘とセンスが良い人や、集客が簡単な地域もまだあって、おひとりでできる場合もありますが、どこでも誰にでもできるという話ではないかと思います。
3年でなる桃も、8年かかる柿もある
最初に「桃栗三年柿八年」の話をしましたが、今回のM先生のティッピングポイントという果実は1年余りでなりました。
これは、桃は3年で実がなったり、柿は8年で実がなったりするように、ピアノ教室のティッピングポイントも、訪れる時期がそれぞれ異なるという事です。
もっと早く、半年や3ヶ月で訪れたり、中には初速からこの状態で始まるケースもなくはないです。
逆に1年半や2年、あるいはそれ以上かかる場合もなくはないですが、大抵は、まともな春募集を2回経験する頃には、どこかでこのティッピングポイントに到達する事が多いです(私がサポートし続けた場合ですが)。
桃は3年、柿は8年といいますが、8年かかる柿から見たら、3年でなる桃はいいなと思うかもしれません。
でも、柿は桃にはなれないし、柿が桃を羨んでも仕方がないです。
柿には柿の良さがありましょうから、自分が柿であることを大事にされたら良いんじゃないでしょうか。
もし「隣の桃は3年でなったのに、うちの柿は3年でならない」と言って、途中で水やりをやめてしまったり、切り倒してしまうなんて事があったら、それはとてももったいない事だと思います。
今回は埼玉のM先生のピアノ教室を通して見てきましたが、これがいつも私が「ホームページは育てるもの」と言っていることです。
こんなふうに、ピアノ教室のホームページ集客は農耕型のマーケティング手法なんですね。
これからホームページを作って集客していきたいピアノ教室の先生は、ぜひ最初から中長期戦だと思って、粘り強く、腰を据えて取り組んで行く姿勢で始めてください。
それが成功の鍵です。
おしまい😊
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