今日は私の仕事がらみのちょっとした裏話をしてみる。

共起語(きょうきご)という言葉を知っているだろうか?

たぶんピアノ教室の講師さんはまず知らないだろう。

共起語はウェブマーケティング(特にSEM、つまり検索エンジンマーケティング)の用語だからだ。

共起語とは、「共に起きる語」、つまりある話題において、よく一緒に言及されるキーワードの事である。

周辺キーワード、連想キーワード、関連キーワードみたいに思っても良いだろう。

SEOを意識したウェブライティングの世界でよく登場する言葉だ。

世の中にはこの共起語検索ツール的なサイトがいくつかある。

でだ、試しに「ピアノ生徒」の共起語を調べてみる。

出てくるキーワードは

ピアノ生徒+
断る
辞めさせる
辞めさせたい
辞めてほしい

なんてこった、、、

この手の共起語がけっこう出てくるのだ(もちろん他にもいっぱいあるけど)。

なんか、悲しい気持ちになる。

そう、裏話である。

今回は、裏話なのである。

正規のコンテンツには書けない。
こんなしょーもないコーナーだからこっそり書けるというものだ。

こういうGoogle検索がそれなりのボリュームでなされているという事だ。

これは、日本中のピアノ教室で、集客における事故が起きている事を意味する。

ピアノ教室の生徒募集において、ピアノ講師と生徒とのミスマッチが起きているということなのだ。

ピアノ生徒が辞めて困っている、ピアノ生徒が集まらないと悩んでいる、そんなピアノ教室が沢山ある一方で、こんな、生徒を辞めさせたいだなんて思ってコッソリYahoo!で検索しているピアノ講師さんがいるのだ(ちなみにYahoo!はGoogleの検索エンジンを使っている)。

私は、私のピアノ教室ホームページ製作と、それを使った生徒を集めるノウハウ体系に「理想の生徒が継続的に集まる仕組み作り」と名付けている。

これには、まさにこういう事故を無くしたいという思いもあるのだ。

これでは、ピアノ講師も、ピアノ生徒も、どっちも不幸だ。

子供の頭には「ピアノはつまらない」「ピアノの先生は怖い」という記憶がこびりつき、先生は嫌な思いをし、しかも生徒が減ってレッスン料も入らず収入が減る。

ならぬ。
こんなことはあってなならぬ。

この業界は、まだまだ伸びしろ満載ということだ。
私はまだまだやらなければならない。