今日も気ままに語っていく。
永井は魚介類を好んで捕食する生き物である。
捕食といっても、その辺にいるのを捕まえて食べるのではない。
てゆーか魚介類はその辺にいない。
ちゃんとスーパーで買ってくる。
これまでもこのコーナーで何度か書いてきたが、晩酌のつまみによく魚の刺身を食べるのだ。
今この瞬間も冷蔵庫の中にはブリの作が食べられるのを待っている。
年明けには初めてホッキ貝をさばいて食べることにも挑戦した。
魚をさばくこともある。
そんなに頻繁ではないが、去年は春にイナダをさばいてみた。
家でさばくには少しでかめだが、全然簡単におろせた。
夏前にはイサキを2匹さばいて食べた。
そのうち1匹は白子が入っていて美味しく頂いた。
白子が入っていると「当たり」なのである。
ガリガリ君感覚でおもしろい。
秋にはさんまもさばいて生で食べた。
でも鮮度があまり良くなくて美味しくなかった。
そんな私だが、魚をおろすことを覚えたのは、まだスガナミ楽器でサラリーマンをしていた頃である。
もう7~8年くらい経つだろうか?
当時はまだギリギリさんまが安かった頃だ。
9月のある日職場の同僚の一人から、晩酌にさんまをさばいて肝醤油にして食べるという話を聞いた。
「すごいですね!そんなに簡単に出来るもんなんですか?」
と聞くと
「べつに自分が食うぶんには問題ない程度ならできますよ」
と、さらっと答えただったのだ。
その話を聞いて、見切り発車が大好きな私は早速スーパーでさんまを買って帰り、 YouTube で
「さんば さばき方」
と検索したのを覚えている。
すぐに板前さんの動画が出てきて、さばき方を知ることができた。
で、それを見ながら、見よう見まねでやってみたら一応何とかおろせてしまったのだ。
そこからである。
さんまを自分で捌いて刺身で食べる味をしめてしまった私は、その年、毎日のようにさんまを買って帰り、晩酌のつまみにするようになったのだ。
当時はまださんまも98円とかで普通に売ってたから、一回で2~3匹買って食べることもよくあった。
だからたぶんその年の秋だけで、50匹はさばいて食べたと思う。
食べ過ぎである。
頭おかしいんじゃないか。
よくアニサキスに当たらなかったなと、今になっては思う。
私は3枚おろしの基本をその時にさんまで身につけたのである。
きちんとできているのかどうかは分からんが、とりあえず自分が食べられる程度にはおろせている。
魚をおろすのは息抜きになる。
さばいて食べるのも楽しみなのだが、さばくこと自体も楽しいのである。
でも最近は魚屋さんでおろしてもらったり、作や刺身の状態で買ってきてしまったりと、しばらく魚はさばいていない。
久しぶりに休みの日にでもやってみるかな。
何をさばこう?
まだ鯛をさばいたことがないから、真鯛でもさばいてみようか。
あれ?これってもしかして趣味なのかな?
まぁいいや。
今度は鯛を、さばいていく!