昨日は香川県のピアノ教室のS先生とホームページ生徒募集面談を行いました。
昨日も色々なお話をしたのですが、印象的だったのはホームページを作る前と後の生徒さんの質についてのお話です。
ホームページを作る前に紹介で来てくれた生徒さんは、全然練習をしてくれないし、遊び半分で教室に来ているような感じだ、と嘆いていらっしゃいました。
一方で、ホームページを作ってから、ホームページやブログを読んで来てくれた生徒さんは紹介の生徒さんとは全然違うと言うんですね。
ちゃんと練習をしてくるし、何より保護者の方の姿勢が違うって。
きちんと「ピアノを習わせる」という姿勢ができていて、「先生」としてきちんと見てくれるというわけです。
だからS先生からは「ホームページの威力はすごいですね」と、前からちょくちょく言っていただいてるんです。
これね、他の先生もよく言うんですよ、本当によく言われます。
場所が何百キロも離れた教室の、全く面識のない先生方が、同じことを口にされるんです。
ピアノだけでなく他の楽器の先生も全く同じことを言われます。
だからこれはやはり一般的な事として言えることだと思うんですよね。
私から見ると昔ながらの口コミ至上主義、紹介至上主義は少しずつ崩壊しつつあると思います。
すぐにはなくならないでしょうけどね。
まだまだピアノ教室の先生方の頭には、スマホが登場する以前の、口コミや紹介 での 入会がメインだった時代の感覚、口コミや紹介で集まることが教室のステータスだった時代の感覚が残っているでしょうから、すぐにはそれを手放せない方もまだまだ多くいらっしゃることでしょう。
でも時代は確実に進んでいます。
私があちこちの日本中のピアノ教室さんを見ている限り、「口コミや紹介で来る生徒や保護者の質はあまり良くない」ということは明白です。
質が良くないと言うと語弊があるかもしれませんね。
正確には、先生や教室と合わない場合が少なくない、そのピアノ教室に入会するにあたっての姿勢ができていない場合が少なくない、ということです。
これはきっと実際に Web 集客を体感した人でないと分からないと思います。
でもわかるわからないに関係なく、ピアノ教室の生徒募集も、口コミや紹介で喜ぶ時代は終わりつつあるのではないか、そんな風に私は感じています。