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永井です。
少し遅めですが、新年あけましておめでとうございます。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします😊
今年は年明けから残念な出来事が起きてしまいましたね。
能登半島の地震で被災された方へ、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今回は新年一発目のお話なので、個人ピアノ教室の先生方に向けて、これから新しい1年を作っていくにあたり、私なりに大切だと思うお話をしてみたいと思います。
あなたのピアノ指導への「原点の想い」は何ですか?
新年において私が大切だと思うのは、ピアノ教室やピアノ指導に対しての、「原点の想い」を再確認してみましょう、ということです。
私は普段、ピアノ教室の先生方に対して、生徒募集、HP集客の側面から関わらせていただいています。
「原点が大事だ」「迷った時は原点に帰ろう」というようなことはよく言われますが、これはピアノ教室の生徒募集においてもとても大切なことだと、私は日々感じています。
「原点」ではなく「原点の想い」と言いました。
「原点にある想い」と言っても良いです。
「想い」の部分が大事なので、ここにフォーカスしてお伝えしたいんですね。
「原点」とだけ言うと、少し言葉の範囲が広くなるような気がして、最初にあった出来事とか、きっかけとか、何か客観的に起きた事のことをイメージする方もいそうなので、「想い」という言葉をつけました。
何が言いたいかというと、ピアノ教室やピアノの指導を始めた頃に色々な出来事があったとは思いますが、肝心なのはその時に「自分は何を想って始めたのか」ということなんだと思います。
必ずしも「教室や指導を始めた頃」というタイミングでなくても良いかもしれませんね。
人によってはもう、子供の頃から「ピアノの先生になりたい」と思っていた場合もあるでしょうし、その後学生時代などに、その想いを深めたり、強めたりしてきた体験もあったかもしれません。
どこか1点のタイミングである必要はありませんが、何であれ、ピアノ教室やピアノレッスンに対する「根っこの部分にある想い」のことですね。
きっとこれが、それぞれの先生の中にあると思うんです。
もし無ければ、これから創り出せば良いでしょう。
よその先生がどうかは気にしなくていいです。
形だけよそから取って付けても何の意味もありませんから、自分が何を想うかを自分に問い、「私はこう」と自分で決める、それだけです。
きっとそれは多くの場合、「○○したい」とか「○○になってほしい」と言った、願望のような形をとっているのではないでしょうか。
中には「○○するぞ!」と、最初から強い決意とかコミットのレベルで始まっている場合もあるかもしれませんね。
そんなふうに、教室を始める前から想っていた事もあるでしょうし、始めてから想ったこと、やりながら自分の中に芽生えてきた想いでも全然良いでしょう。
何であれ、そうした「根っこにある想い」をまずは自覚することです。
「原点の想い」を思い切って公言しよう!
そうした「原点にある想い」を確認したならば、次はそれを思い切って、ホームページやブログなどで公言することです。
ピアノの先生としての「宣言」と言っても良いでしょう。
あるいは、生徒さんや保護者の方への「約束」とも言えます。
これは、心の中心部分に近い想いほど、言葉にするのは案外恥ずかしいかもしれません。
恥ずかしいかもしれませんが、思い切って出しちゃってください。
その言葉こそが「あなたという先生」だからです。
どこで生まれて、どんな学校を出て、どんな職歴で、どんな資格があって、今何歳で、どんな家庭状況で、といった「あなた」もあるかもしれませんが、ピアノを習う生徒、子供に習わせる保護者にとっての「あなたという先生」は、この「原点の想い」こそがその中核なんだと私は思います。
実際どうでしょうか、そうした思いが、普段から、生徒さんや保護者さんやレッスンに対する姿勢とか、何かをやるか、やらないかといった判断に現れているのではないでしょうか。
先生としてのあなたを形作っているのが、この「原点にある想い」ということですね。
なのでそれをきちんと、ホームページなどで発信しましょうということです。
人様は超能力者ではありませんから、あなたがこっそり心の中に持っていても誰にも分かりません。
きちんと言葉にして、伝える努力をしてください。
そのためにまず、自分自身でしっかりと確認して自覚する、掴むということが大切なんですね。
ただ案外、「自分が何を考えているのか」ということは、自分ではなかなか分からなかったり、気づかなかったりする場合も多いです。
その場合は、生徒さんや保護者さんや同業者の先生など、いつも近くで、先生としてのあなたを見ている人に聞いてみると、良いヒントをくれるかもしれません。
「私ってどんな先生ですか?」って、自分で聞くのもなんだか変な気がするかもしれませんが、近くにいる人のほうが案外よく見えていたりするので、それをとっかかりに探求してみるのも良いでしょう。
私のコンサルタントとしての一番大きな仕事の1つも、それぞれの先生が持つこの「原点の想い」を、見つけたり引っ張り出したりする事にあります。
間違えやすいチェックポイント
そんなふうに私も普段から、お客さんの先生方の「原点の想い探し」をすべく、電話でお話を伺ったり、ホームページに載せる文章を書いてもらったり、日頃からブログを書いてもらったりしています。
この時に、とてもよく見かける混同があるので、少しそのお話をしておきますね。
私が最初に、「原点」ではなく「原点にある想い」と、「想い」を強調したかったと言った理由がここにあります。
よく私が「どんな教室にしたいですか?」「どんなレッスンがしたいですか?」というようなことを尋ねると、「○○をやる」というような「やること」、作業レベルのお話が出てくることがとても多くあります。
「私はどんな先生か」「うちはどんな教室か」ということを表現しようとする時に、「○○をやります」と、「やること」で特徴を表現しようとする場合がとても多いんですね。
これはこれで、書いてあって全然良いし、必要な事でもあるんですけど、「これだけ」だと、私からすると少し「浅い感じ」がすることが結構よくあるんですよ。
「あなたという先生」は「どんな人」か
これは人によって、関心があったりなかったりするだけの話かもしれませんが、私がよく見たり聞いたりしていて
・○○をやります
・○○をやります
・○○をやります
↑という時に、「なぜそうするんだろう?」とよく思うんです。
「○○をやる」というのは「行動」であり、やるという「判断」でもあります。
人が何の理由も、何の想いもなしに行動を決めるということは、あまりないのではないでしょうか。
先ほど「原点の想い」として言ったように、教室のあり方や指導の仕方、判断を決定づけている「背後にある何か」「上位にある何か」「大切にしている何か」がきっとあるはずなんですよ。
それこそが、その先生が「どんな人か」を表すのだと思います。
「あなたという人」「あなたの人となり」ですね。
だから、レッスンで具体的な作業としてやることは、どこの教室も似たり寄ったりであっても、「どんな想いでそれをやっているのか」というところは、全員の先生が違うわけです。
これまでいろんな先生を見てきて「全員違う」と、私はハッキリ言えます。
たぶんこれが、「個性」と外から見えるものの中核部分なんだと思います。
「原点の想い」は子どもに見抜かれる
そして恐ろしいことに、この「やっている事は似ていても、背後で想っている事の違い」は、初対面の体験レッスンの時でさえ、子どもの反応に、怖いぐらい如実に表れるのではないでしょうか。
保護者の方も、その子どもの反応を通して、何かを感じ取ると思います。
子供のピアノ教室を探す保護者の方にとっては、ピアノの先生というのは「ピアノを教えてくれる人」である以前に「大切な我が子を預ける人」なわけですからね。
その先生が「どんな人か」ということは、教室選びのとても重要な判断材料だと思いませんか?
レッスンで何をやるとか、やらないとか、何ができるようになるとか、ならないとか、月謝が高いとか、安いとか、そうしたことももちろん判断材料としてはありましょう。
けれども、その先生が背後で何を考えているのか、何を想ってやっているのかという事は、もしかしたら何よりも大事なことなのかもしれないですよ。
私はそんなふうに思っています。
「原点の想い」をいつも真摯(しんし)にチェックし、練り上げていこう
ということで、ピアノ教室やピアノレッスンに対する「原点にある想い」というものについて語ってきましたけれども、「新年に」と最初に言いましたが、本当は「いつも」です。
自分がいつも本音で、何を想って、何を願って、この仕事をしているのか?
それを常々、真摯(しんし)に自分に問い続け、自分をチェックし続けることです。
この部分が、あなたが誰に選ばれ、誰に選ばれないかを決めることになります。
(ちなみに「選ばれない」ということは、いつも必ずしも悪いとは限りません)
そしてそれをホームページやブログを通して世間様に宣言していくことで、その言葉は自分自身をも成長させていく力になるでしょう。
また「原点」という、過去にありそうな表現をしましたが、これから新しく創り出しても良いし、時や経験を重ねるにつれてアップデートさせていっても良いものです。
自分の成長とともに、より強く、より深く、練り上げていくもの、熟成させていくものでもありましょう。
きっと終わりはありません。
1年の始めにぜひ、そんなご自分の「原点の想い」について掘り下げてみてはいかがでしょうか😊
2024年も、がんばっていきましょう!💪💪💪
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