理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。
↑のような絵を見たことがありますか?
「ドべネックの桶」と呼ばれるものです。
桶を成す複数の板(要素)があり、桶が蓄えられる水量は、その一番短い板により決まる。
というような状態を例えた絵です。
ここでの「一番短い板」にあたるものは、同じような意味で「ボトルネック」とも言われますね。
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頑張ってるのは分かりますが、そこじゃないんです
先週ご相談を頂いた、あるピアノ教室さんのホームページを見ていて、私はこの絵を思い出しました。
去年の2月にホームページをリニューアルされたのですが、この1年数ヶ月の間に4~5件しか問合せが来ていないとのご相談でした。
ちょうど同じ期間で、私が再建した実家のピアノ教室には40件くらいの問合せが入っているので、まだまだ、全然伸びしろはあると思います。
- ちゃんとしたデザイナーさんが作ってて見た目もきれい
- 指導方針もしっかり公開されている
- 先生の顔写真やプロフィール、実績も公開している
- ブログもたくさん書いている
- もちろん体験レッスンも行っている
- お問合せフォームも目立つように分かりやすく設置されている
「やることは全部やった。
これでだめなら運が悪いんだ」と。
ご本人としては、もうこれ以上無いくらい頑張ってサイトを作りこんでいるのに、問合せが来ない。
やってるのに結果が出ないのは苦しいですよね。
お気持ちは分かります。
さて、あなたは、このサイトになぜ問合せが来ないか想像できますか?
私が最初にサイトを見た時に率直に思った事。
それは
「この教室、どこにあるの??」
という事です。
そうです。
アクセスのコンテンツが欠落しているんです。
最寄り駅はトップページに書いてあるのですが、それ以上の情報が見当たらない。
西口なのか東口なのかすら分からない。
せっかくサイトに来てくれたお客さんが
「この教室良さそうだな~
どこにあるのかしら?」
と思って「アクセス」とか「地図」とか「MAP」とかを探す。
大抵こういうページはメニューにリンクがありますよね。
それが、いくら探しても見当たらない。
「あれ?無いな。
あ、わかった、きっと教室案内のページにあるんだな」
と思って教室案内のページを上から順番に
指導方針~講師紹介~コンクール実績
と読んでいく。
でも見当たらない。
おかしいな~と思って、メニューを片っ端から開いても見当たりません。
サイト中を隅から隅まで振り回されて、もうクタクタです。
「もういいや。他に良いとこないかな?」
でおしまい。
顧客が知りたい情報、ちゃんと出してますか?
私も最初に見た時は分からなかったのですが、実は「体験申込みページ」の一番下の端っこに、「最寄り駅から徒歩7分」という情報が書いてありました。
しかしお客さんが申込フォームのページを開くのは、検討を突破した最後の段階です。
これでは見つかりません。
しかも徒歩7分と言うと500~600mは歩けます。
「直径1km以上のエリアのどこか」
ではあまり参考にならないのではないでしょうか。
なぜアクセスページを出してないのかはお分かりですよね?
自宅の住所を公開したくないからです。
個人の自宅教室はたぶん公開してないサイトの方が、むしろ多いと思います。
しかしですよ、
「店舗ビジネスなのに所在地が不明」
って、致命的だと思いませんか?
行こうにも行きようが無いんですから。
みんな普通にやってますけど、この業界を知らない人が聞いたらコレ笑い話ですよ。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるのと同じです。
どーーーーしても住所を出したくないなら、せめて○丁目までとか、○○神社の近くとか、大まかな位置だけでもすぐ分かるように明記しないといけません。
例えば、
5歳のお姉ちゃんを習わせたい。
でも、下の3歳の子も目が離せないから、一緒に連れて行かないといけない。
500m先か手前か、坂の上か下か、大通りの向こうか手前かで、大違いだと思いませんか?
その次にはエレベーターや駐車場の有無も気になるわけです。
いつもセミナーで話していますが
「よくある情報をよくある様に見せること」
「ユーザーが知りたい情報をストレスなく見つけられる事」
これって意外と大事ですよ、という話です。
せっかく他のコンテンツでポイントを稼いでも、そんなところで離脱されてはもったいないですよね。
そしてもう1つ、私はこの先生に、このサイトの重大な欠点を指摘させて頂きました。
「そうなんですか?!
まったく逆だと思ってました!!」
右にひねれば水は出るのに、一生懸命左にひねってたんですね。
さて、何だと思いますか?
それはここでは秘密です(笑)
顧客にとっての価値をきちんと見せれば、顧客は自分からやって来る
今回は「所在地」という大変分かりやすい例でお伝えしました。
しかし所在地は教室選びのための、最低限の基本情報です。
顧客に見せるべき情報は、もっともっとあるはずです。
あなたがサイトに掲載している情報、ブログに書いている事。
それは、それを見たお客さんが
「私もこれを手にしたい!」
「うちの子もこうあってほしい!」
と思うものですか?
もしもそうならば、お客さんは自分からやって来るはずですよ。
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