その生徒募集、「目隠し射撃」になっていませんか? / 町田のピアノ教室Y先生の事例

理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。

先月開催した Web 集客セミナーに、東京の町田市でピアノ教室経営をされている Y 先生がお越しくださいました。

自力でホームページを制作し、ブログもやっているけれども、思ったより問い合わせが来ないと、セミナーにお越しくださった Y 先生。
今回はそんな Y 先生との、セミナーの中での会話をご紹介します。

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問い合わせが来ない原因はどこにある?

私の Web 集客セミナーでは、総論的にネットで生徒さんを集めるための方法をお教えしています。

一通り私からの講義が終わった後、以前このブログでもご紹介した「ドベネックの桶(リービッヒの最小律)」のお話をしました。

この絵のように、「桶に入る水の量(ここでは問い合わせ)は、桶を成す板の一番短いものによって決まる」という話です。
※この時のブログ記事はこちら ↓

ご相談事例:ピアノ教室~顧客が知りたい情報を隠してはいけない

平たく言えば「ホームページのどこかがネックになってるかもしれませんよ」ということなのですが、これを聞いた Y 先生も

「ということは、私のホームページもどこかに、改善の必要があるってことですよね?」

と聞かれました。

私は

「その可能性もありますが、そもそも、 Y 先生のホームページには月にどれぐらいのアクセスがありますか?」

と私は訪ねました。

「アクセス数なんて全然わからないです。解析なんて難しそうなことできないし、、、」

私はなるほどと思い

「まずそこが分からないと、改善のしようがないですよ」

というお話をしたのです。

アクセス解析をしないのは目隠しをして射撃をするのと同じ

先ほどご紹介した「ドベネックの桶(リービッヒの最小律)」の絵は、せっかく桶に水を入れても、一番短い板のところで漏れてしまうんですよ、という例えを表しています。

今回の Y 先生の事例で言うと、水かさが増えないのは

1. 水を入れているけどどこかで漏れてしまっているのか
2. そもそも水を注ぐ量が少ないのか

どちらが原因かわからないですよね。

ホームページを使ったネット集客は、大きく分けて2本の柱で成り立ちます。

1. アクセスを集める集客力
2. アクセスした人に魅力を伝える成約力

まずこのどちらに原因があるのかを特定しないと、何をすべきかということは決められないわけです。

「ホームページの営業力が弱いのではないか」と思ってホームページ内の文章などを改善したり、ブログをがんばったりしても、そもそもアクセスがなかったら、問い合わせなんて発生しようがないですよね。
こういう場合に取り組むべきことは当然、まずはアクセスを増やすことです。

セミナーの中でGoogleアナリティクスという無料ツールを使ったアクセス解析について扱った時に、私は

「アクセス解析をしないでホームページやブログで生徒を集めるのは、目を閉じて射撃をするようなものですよ」

というお話をしました。

的に当たっていない事は分かっても、どうずれているのかが分からなければ修正はできないですよね。

「Y 先生がホームページのアクセス数を把握していないのもまさにこういう状態なんです」

とお伝えし、 Y 先生も大変納得されたようでした。

今回の事例は、アクセス解析による判断の入り口部分のお話です。
最初の二択ですね。
この右か左かのどちらの先にも当然、調べることはまだまだたくさんあります。

私が母のピアノ教室を再建した時も、こうしてアクセス解析を重ね、 ホームページ内の情報やブログ内容の軌道修正を常に繰り返していました。
詳しくはこちら↓

【暴露】人気のピアノ教室ホームページが裏でコッソリやってる事

「アクセスの解析なんて難しそう!」

と思う方もいるかもしれませんが、慣れてしまえばなかなか楽しいものですよ ^ ^
1つのゲームだと思って、楽しんで取り組んでみてくださいね!

アクセス解析についてもう少し詳しく知りたい方は次の記事もぜひご覧ください。

使わなきゃ絶対損!無料のスーパーツール「Googleアナリティクス」

今回は町田でピアノ教室経営をされている Y 先生の事例を通して、アクセス解析の大切さについてお話ししました。

※ちなみに Y 先生はセミナー後に、ホームページのリニューアルとリニューアル後の集客サポートをお申し込みになられました。

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