昨日は午前中に、埼玉のピアノ教室さんのホームページにピアノ講師募集ページを作っていました。
こちらの教室さんはピアノ生徒さんが増えすぎてしまって、もう先生一人で教えるにはいっぱいなので、教室で一緒に教えてくれるほかのピアノ講師さんを募りたいと言うことで、ホームページにピアノ講師の求人ページを作ることになったのです。
私の仕事はピアノ教室ホームページによる生徒募集であって、講師募集(つまり求人)はジャンル違いと言うか専門ではないのですが、ここが生徒募集のボトルネック(これ以上生徒を持てないのだから)になっている以上、私もできる範囲でお力になろうと思ったんです。
私がホームページを作成して生徒募集をサポートしているピアノ教室さんでは、時々こういうところがあります。
私がホームページを作成すれば生徒さんはたくさん増えるんですけれども、増えた後ですね、多くのピアノ教室さんはそこの先生一人が手いっぱいになったら、そこで満員として生徒募集を止められます。
でも例えば、自分の持ち家と実家と、割と近いところに教室を開ける場所が2つあって、場所はあるのに体は1つしかない、どんどんやってくるピアノ生徒を断ってしまうのはもったいない、ということで自分以外にピアノ講師を雇って、教室を拡大させるということもあります。
ピアノ講師の求人と言っても、当然ながら誰でもいいわけではないですよね。
ピアノ講師を集める側として一番大事なのは、やっぱりまずそこの教室の先生の指導方針や考え方に共感してくれることですよね。
なのでその先生がどういった想いや姿勢でピアノ教室の運営にあたっているか、ピアノ生徒の指導育成に臨んでいるかということはしっかり書いていただきました。
あとこういうピアノ教室とか音楽教室の講師を募集したり雇ったりする時にあるあるなのが産休ですよね。
若い講師さんだと結婚して子供ができると出産と子育てでレッスンから外れることになってしまう。
出産が終わっても、お子さんが小学校に入るぐらいまではあまり遅い時間までレッスンするわけにはいかず、ピアノ教室としては肝心の平日の夕方というゴールデンタイムにあまり稼動できない、というジレンマもありますよね。
そういうわけで、あまり若い先生の採用はなるべく避けて、もう子育てが終わってるような先生だと助かるという話もあります。
逆にそれぐらいの歳の先生だと、もう自分のやり方とか考え方が固まっていて、教室の方針に合わせづらかったり、オーナー先生が意見を言いづらかったりで、そういう意味では若い先生の方が好ましいと言う教室さんもあります。
この辺は教室はごと、先生ごとのお考えがあるようですね。
後はお住まいの地域ですよね。
通勤圏内の話です。
ある程度交通費も出してあげないといけないし、あまり遠いとそこの経費もかさむし、いざって時にあまり通勤に時間がかかるよりは、近くからパッと来られる先生の方がいいですよね。
あまり遠いと大雪とか台風の時に出勤できなかったり時間がかかったり、逆に教室から帰れなかったりなんてこともあるかもしれません。
かといってあまり近すぎると、自分の自宅教室にピアノ生徒を抜かれるリスクもあったり、その辺は悩ましいところですよね。
他にもお給料ですね、レッスン料の折半割合をどうするかとか、やってもらう仕事の範囲を事前にきちんと示して同意してもらうために業務委託契約書をきちんとを作成したりと、色々とやることがあって大変だと思います。
そんなことを7月から色々話して、昨日は求人ページを作っていました。
まあとにかく、ピアノ生徒募集用のホームページでどれだけピアノ講師が集まるかはなんともですが、一人でも二人でも来てもらえたらいいなと思います。