昨日は午後に愛知県のピアノ教室の先生と月イチのホームページ生徒募集面談をしました。

こちらのピアノ教室さんは6月にホームページを作成させていただき、 Web 集客を始めてからちょうど半年が過ぎたところです。

この1ヶ月で3件の体験レッスン申し込みがあったということで、昨日もどんな感じだったか様子を伺っていきましたよ。

3件の問い合わせの中の1件に、年少さんの子の体験レッスンがあったそうなのですが、当日体験に来た時に「年少さんではまだピアノは触りません」とお話をしたら、「そうなんですか!?」ってお母さんがすごくびっくりして、結局入会しなかったそうです。

これですよこれ。

この感覚が普通なんだと思います。

「ピアノ教室」なんだから当然ピアノを弾かせてくれるんだろうと思うでしょうね。

だからすぐに鍵盤に触れないとびっくりしちゃうんです。

一般の人にはプレピアノなんて概念はありません。

一応ホームページにはそのことは書いてあったんですけれども、今回の方はその箇所は読んでいらっしゃらなかったようですね。

ホームページをろくに読まずに連絡をよこす方もたまにいます。

そんな話の流れで「体験レッスンの入った時は電話で話はしてないんですか?」と聞きました。

ホームページを読んでいなかったとしても事前に電話で伝えておければ防げたことですからね。

そうしたら電話はしていないんだと言いました。

メールや LINE だけで事足りてしまうので、文面だけで済ませると言うんですね 。

これもピアノ教室の先生あるあるです。

知らない人と電話をしたり話をしたりすることに抵抗があるんですね。

だから文面だけのやりとりで何とかしようとする。

これはきっと今までの人生で営業系の仕事をしたことがないからだろうと思います。

これは一種の職業訓練なんですよね。

よく性格のせいにしたがる人がいるんですけれども、これは練習して身に付ける能力です。

世の中のバリバリの営業マンの中には、本当は一人で過ごすのが好きな人、人と話すのはあまり好きじゃないという人は、実は結構います。

仕事だと思ってやればできることなので、好きでなくてもできるようにはなることです。

なので昨日の愛知のピアノ講師の方にも「自分は苦手だ」「自分にはできない」とは思わない方がいいですよ、「今までやってこなかっただけだ」と思えばいいですよ、と言いました。
実際そうですし。

そしてこれも練習ですから、やっていけば次第に慣れてくることです。

昨日の先生は半年でピアノ講師ブログを68本書かれました。

月に10本以上ですから、3日に一本ぐらいのペースですよね。

だいぶ頑張ってこられましたが、これだけ書くとブログもだいぶ慣れてきたと言っていましたよ。

最初はなれなくて、ぎこちない感じではありましたが、それでもこれだけ書いているとだいぶ慣れてくるんですね。

知らない人との電話、コミュニケーションも同じです。

体験レッスンの申し込みが入った時に毎回練習だと思って、一度電話に持ち込むようアドバイスをしました。

これね、結構みんな嫌がるんですけど、やっていくときっと良いことがありますよ。

昨日はそんなお話をしました。