昨日は午前中に毎月ズームで行なっている全国ピアノ教室オンライン情報交換会の初級クラスの日でしたよ。

参加されている先生はほとんどがピアノやエレクトーンやリトミックの先生なのですが、お一人だけ三味線の先生が混じっています(私は打楽器ですけどね笑)。

基本的にはこの会ではピアノ教室の運営とか、レッスンの仕方、指導方法についての話題が多いんですけれども、和楽器の人の観点が入ってくるととっても面白いです。

昨日も三味線の事を色々教えて頂いて、管弦楽の出身で作編曲も行ってきた私としては非常に興味のある面白い話で、大変盛り上がりましたよ。

なぜ昨日この話題になったかと言うと、あるピアノ教室の先生がクリスマスのイベントで、ある生徒さんがピアノを弾き、そのお母さんが趣味で弾いている三味線を合わせるという、ピアノと三味線の二重奏をすることになったということで、この三味線の先生に質問をされたと言う流れでした。

私も西洋音楽の管弦楽法は学んだので、オーケストラで使われる管楽器や弦楽器については一通りの基本的なことは知っていますけれども、和楽器となると全然知りません笑

昨日は三味線の調弦の仕方を教えていただいて、とても面白かったです。

昨日のズームの時間だけでは飽き足らず、今朝になってもグループ LINE にいろいろ書き込んで盛り上がっていますよ。

ついさっき LINE グループで教えていただいたんですけれども、 三味線の基本的な調弦には 、本調子、二上り、三下りといった3種類があるみたいです。

西洋音楽の音名で言うと

本調子は h-e-h

二上りは h-fis-h

三下りは h-e-a

と言った調弦のようです。

バイオリンともちょっと似ていますが違いますよね。

でもこの感じだと、シャープ系の調性と相性がよさそうだという点は、クラシックの弦楽器と同じっぽいようにも見えます。

左手を抑える点についてもバイオリンに似ているみたいですね。

ギターのようなフレットがないので、自分の指でポジションを探して押さえなきゃいけないみたいで、西洋音楽の半音階も弾けるようです。

ビジネスなんかでもたまに他の業界の人の話を聞くと、凄く面白かったり勉強になったりしますけれども、音楽もそうですね。

西洋音楽を学んできた者からすると、三味線と言う和楽器の世界の話はとても面白いですね(日本人がこれを言うのも変な話ですが)。

昨日はそんなオンライン情報交換会でした(他にも色々話題は上がりましたよ)。