昨日は千葉県のピアノ教室の先生とも月1の Web 集客面談を行いました。
この一ヶ月で3件の無料体験レッスンの申し込みがあったので、それらのお問い合わせについてどんな感じだったかまずは詳細を伺っていきました。
ピアノ教室で生徒募集をしているといろんな方が来られるのですが、多くの親御さんは、自分の子供の性格というものについてとても気にされています。
自分の子供の性格に合う先生であるか、ピアノ教室であるかということを重視される方が少なくないんですね。
昨日の電話ミーティングでお話を伺った、この一か月で体験レッスンにいらした方もそんな生徒さんの一人でした。
そのお子さんは場面緘黙(かんもく)という症状をお持ちだそうで、おうちでは普通に会話ができるんですけれども、外に出ると途端に、うんともすんとも言えなくなってしまう、という子だったそうです。
そういう子なので、それでも大丈夫そうだということで昨日のピアノ講師さんが選ばれて、体験レッスンに来られたようです。
緘黙という言葉は私も昨日初めて聞きましたが、コミュニケーションの取り方に工夫が必要そうですよね。
アウトプットができないだけで、インプットはしっかり理解できているようですから、言葉によるアウトプットのところだけクリアすることができれば、ピアノを学んでいくこともできそうです。
でも、緘黙とまで言わなくても、人見知りな子とか寡黙な子、表に出てくる反応が薄い子と言うのはいくらでもいますよね。
そんな子でも内面での感性はしっかりしていて、人の話だってちゃんと理解できるわけですから、できる学びはしっかり学ばせてあげたいですよね。
小さい頃は大人しい子でも、成長するにしたがってお喋りになったり、快活になったりということだっていくらでもあるでしょうし。
今月の3名の体験レッスンの内、お一人はそんな緘黙の子で、他のお二人も「飽きっぽい、長続きしない」とか「頑固なところがある」とか、お子さんの性格について、保護者の方が事前にお知らせくださったそうです。
やはりこういう、お客さんの側から告げられる関心事項にこそ、今の時代のニーズというものがあるのではないかと感じてなりません。
今回の緘黙の子も、すくすくと感性豊かな子に育ってほしいなと思います。