昨日は千葉のピアノ&リトミック教室の T 先生に月1の電話コンサルを行いました。
リトミックは人数も多いし、アシスタントをお願いしているという先生も少なくないかと思います。
昨日のお電話で T 先生も「実は謝礼を払ってアシスタントお願いしている人がいるんですけど、、、」とお話を始められたんですね。
そういう人がいることを私も昨日初めて聞いたんですけど、そのアシスタントの方は音大のピアノ科出身の若い方で、T先生の近所にお住まいだったんです。
で、最近気がついたらそのアシスタントの先生が自宅ピアノ教室のホームページを出していたと言うんですよ。
アカンやつですね ^ ^ ;
T先生も
「これ、うちのリトミックの生徒さんを自宅のピアノレッスンに呼べますよね、、、」
「すごく勉強になりますぅ!なんて喜ぶから、今までこちらがお金を払ってリトミックのやり方まで教えてきたのに、、、」
と悔しさをにじませ、ようやく最近、事態に気がついたとのことでした。
雇われ講師の生徒引き抜きリスクですね。
でもよくよく話を聞けば、アシスタントをお願いする時点で「いずれ自宅で教室を開きたい」みたいなことを言っていたそうなんですよ。
最初からそこまで情報を得ていたのに、雇ってしまったのは、完全にT 先生の判断ミスですよね。
これは最初から雇ってはいけなかった人であり、最初からほとんど決まっていた未来です。
こういうことがあるから個人の教室でも先生を雇うのって難しいんですよね。
同業者でもある講師を雇う以上、生徒を持っていかれるリスクは常につきまとってきます。
実際そういう話はあちこちで聞きますよね。
かといって講師の求人も簡単ではないですし、音楽教室のオーナー化って本当に甘くないと思います。
T先生についてはもうここまで来てしまった以上、後戻りはできません。
今からできることは即刻クビにすることぐらいでしょう。
一人でもレッスンできないことはないそうですからね。
今回のことは教訓としてよく肝に銘じておいて、今後の教室運営に活かしていただきたいと思います。