今週はこんなブログを出しました↓
都会と田舎ではどっちがピアノ生徒のウェブ集客が難しいのかというお話でした。
↑このブログでは、話を面白く分かりやすくするよう、わざと両極端を対比して話しましたが、実際にはスパッときれいに二分されるわけではもちろんありません。
現在の東京や大阪の過激な競争が、やがて地方にも波及していくと書きましたが、いきなり東京から地方に飛び火するわけでもないでしょう。
近年、東京の過熱ぶりが急速に広がりつつあるのが、神奈川・埼玉・千葉の3県です。
まだ場所によって濃淡はありますが、場所によっては東京や大阪さながらの激戦地域もあります。
最近お申込みやお問い合わせをいただいているホームページ制作も、この一都三県のピアノ教室さんがやはり多いです。
以前からもそうなのですが、やはり今もこの東京近郊のピアノ教室さんからのご依頼が多いんですね。
この事実からしても、競争の激しさを物語っていると思います。
もう、ホームページを作って、私みたいなプロを後ろにつけないとやっていけない、そうせざるを得ないという方が多いのがこの一都三県ということなんでしょう。
この3県が ウェブ上で東京化してきているということは、私も年々ひしひしと感じています。
7年前に私が母のピアノ教室の再建に乗り出した頃は、うちの実家の辺りでもまだアメブロが検索上位に表示されていました。
ホームページを出しているピアノ教室は確か2件ぐらいしかなかったと思うんですね。
それが今やワードプレスのホームページだらけです。
当時1番か2番に君臨していたピアノ教室のアメブロは、今は見る影もないし、今は2ページ目の下の方にやっとひとつ、アメブロが見当たるぐらいです。
大変な過熱ぶりであり、今眺めてみると「あの頃はまだ楽だったんだな」という感じです。
明らかに年々、競争が激化してきており、埼玉が東京化してきていると感じているわけですね。
なので今週のブログに書いた、東京や大阪の競争が地方に波及していくというのは、私もただの想像で言ってるんじゃないんですよ。
こうして東京から一都三県に、一都三県から首都圏に、じわじわじわじわと広がっていくのだろうと思います。
私の母は今年70になって、後はもう生徒が自然に減って引退を待つのみですが、今こうして振り返って思うのは
「なんとか逃げ切らせてあげられたな」
という安堵感です。
ここ最近、埼玉や神奈川の若いママさん先生からのホームページ制作のお申し込みやお問い合わせが特に多いのは、若い先生方のほうが、こういう現状をより敏感に察知しているからなのかもしれません。
そして、これから長く子育てがあり、お金もかかるからということもあってか、最初から中長期的な姿勢で来られる方が増えました。
以前はお客さんの様子もここまでではなかったんですよね。
「なんか最近大変になってきたからそろそろウチもホームページ作らなきゃ」
という方が多かったのですが(今もいるしこれはこれで良いんですけど)、時代とともにお客さんの意識もジワジワ変化しているなと言う感触を覚えています。
コロナといい、戦争といい、インフレといい、いやはや大変な時代ですよね。
来年はいよいよ、世界的な景気後退も避けられないと言いますし、日本も今や新興国並みの「安い国」に成り下がってしまいました。
本当に、今もこれからも、戦いの時代、サバイバルの時代だと思います。
危機感を持って、緊張感をもって、柔軟に、力強く、生き抜いていきたいものですね。