↑動画か↓文章、お好きなほうをご覧ください。
永井です。
ホームページをお持ちのピアノ教室の先生で「ブログが書けない」「文章を書くのが苦手だ」という方は少なくないかと思います。
一方でブログを書くのが上手な先生も中にはいらっしゃいますよね。
「ブログを上手に書ける先生はいいなー」なんて思うかもしれませんが、そういう「ブログを書ける人」って、どうやって書けるようになったんだと思いますか?
モーツァルトみたいに最初から書けたんでしょうか?
ということで今回は、「ブログを上手に書ける人」はどうやって書けるようになったのか?というお話をしていきます。
800本のブログを書いてきた埼玉のピアノ教室のM先生
私のお客さんで今年の6月にホームページを作成(公開)させていただいた、埼玉のピアノ教室のM先生という方がいらっしゃいます。
M先生は以前から、他社で作られたホームページをお持ちで、今回のホームページ制作はリニューアルだった形です。
それで、前のホームページにもブログを書く機能があって、そのホームページでM先生はこれまでにブログをなんと800本ほど書かれていたんですね。
800本ってスゴいですよね。
私もホームページを作成したお客さんにはコンサルの一環でブログの添削をしているので、今回新しいホームページが完成してから、M先生にも毎月ブログの添削をすることになりました。
それで今、3ヶ月近く過ぎたところなんですけど、このM先生のブログ、私から見てどうだったと思いますか?
800本の威力は、、、
6月にホームページが完成してからこれまでの3ヶ月近い間に、私は7本のブログを添削させていただきました。
それでその内容がどうだったかというと
「さすが、800本は伊達じゃないなー!」
というのが私の率直な感想でしたよ。
文章の内容そのものについては、最初からほとんど直す必要がなかったんですね。
最初からこのクオリティの記事を出してくる先生は私も初めてでした。
まぁ、かと言って私の仕事が全くないというわけでもなくて、他にも大事なことがあるのをM先生も実感(痛感?)されたようで、その後もコンスタントに毎月3本、ブログを見せてくださっています。
これまでの800本の内容はどうだったのか?
ではこのM先生、
800本書いたからこれだけ書けるのか?
もともと書けたから800本も書けたのか?
どっちだと思います?
まぁ、両方かも分かりませんね😅
私がこれまでいろんな先生を見てきた限り、ブログを書く能力においても、才能とかセンスみたいなものは厳然とあります。
羨ましいと思う人もいるでしょう。
でも、ピアノでも何でもそうだと思いますが、才能とかセンスのせいにしてたらそこで終わっちゃいますよね。
それに才能があったとしても磨かなければ光らないでしょう。
実際、これまでM先生が書かれた800本の記事の中身はどうだったと思いますか?
せっかく書いたのを捨ててしまうのももったいないので、6月にホームページが完成してから、M先生には過去に書いた記事を新しいホームページにせっせと再掲載してもらっています。
ですが、M先生は私のアドバイスを受けてから過去の記事を読み返すと「これはちょっと、出せないな」というのが結構あるそうなんですよ。
だからこのM先生も、今まで何となく書いてきた記事がたくさんあって、その内容の質はいろいろだったということですね。
でもそれが基礎鍛錬になっていたから、私のアドバイスを聞いてすぐに飲み込んで対応できる筋力が付いていた、という事なんじゃないでしょうか。
これがM先生がこれまで歩んでこられた道のりのようです。
めざすは「量質転化」
ということで
「ブログがうまく書けない」
「文章を書くのが苦手だ」
という先生に今回ぜひおすすめしたいのが
内容は気にせずに、しばらくは量を稼ぐ
ということなんですよ。
ブログに限ったことではありませんが「物事、ある程度の量をこなしていくと、どこかで飛躍的な質の向上に化ける」という現象があります。
これを「量質転化」と言います(まんまですね笑)。
この「量的な努力が質的な成果に変わるポイント」をめざすと良いんですよ。
いきなり質を追い求めても難しいという場合は、質は一旦横に置いておいて、意識的に量を稼ぐことをめざすわけですね。
そういう「量の時代」というのもあって良いと思うんです。
それでは具体的にピアノ教室の先生にできる、ブログの記事量を稼ぐ実践の仕方をご紹介しましょう。
①自分が良いなと思う人の文体をマネる
まず、書き始める前の話ですけど、ブログがうまく書けないという人の場合、自分の中でのブログのイメージ(スタイル)が確立できていないことが多いように思います。
「ブログというのはこんな感じ」というイメージ像が自分の中にないと、「書こうにもどうしたらいいのかわからない」ということになりがちです。
こういう方にまずおすすめしたいのは、「自分がいいなと思う人の文章の調子(スタイル)をマネる」ということです。
必ずしもピアノの先生や音楽教室の先生でなくても良いです。
例えばアメブロなんかを見てみると、有名人のブログとか、他の業界の人たちのブログなんかもたくさんありますよね。
ここでお手本にするのはブログの内容ではなくて、文章のスタイルなので、業界とかジャンルは好きなもので良いです。
「この人の文章の感じいいな」と思う人の文章をよく読んで、その人の言い回しとか、ノリとか、テンションとか、キャラとかを醸し出している、表現の特徴みたいなものがあると思うので、最初はそうしてマネをしていくのがおすすめですよ。
ただここで注意したいのは、普段の自分とあまりにかけ離れているキャラをマネするのはやめた方が良いです。
普段はさばさばしたフランクな性格なのに、ブログではおしとやかでお上品なキャラだったらどうですか?
実際に体験レッスンで会った時にびっくりしちゃいますよね?
「あれ?こんな人だったの??」なんてことになりかねません。
なので、できれば普段の自分に近いキャラの人を探して、その人の表現の仕方をマネすると、だんだんとそれが自分のものになって、自分のスタイルが出来上がっていくでしょう。
②「ピアノ・レッスン・音楽」の範疇で好きなこと、書けることを書く
次にブログ記事の内容ですが、「内容の質を気にしない」と言っても、ご自身のピアノ教室のホームページというオフィシャルな場に書く以上は
「駅前に新しくできたケーキ屋さんに行ってきました」
みたいな、あまりにピアノ教室と関係ないものがホームページにずらずらと並んでいるのは、さすがにあまりよろしくないかと思います(狙いがあってあえてやるならそれもよし)。
そこではあくまでピアノ教室の先生、音楽の先生としてのブログという位置付けなので、内容としてはなるべくピアノとかレッスンに関する話題の方が良いでしょう。
もう少し範囲を広げて、音楽全般まで広げても大丈夫ですよ。
ピアノの先生をやるぐらいであれば、ピアノやレッスンや音楽に関することであれば、今まで学んだり経験してきたことはたくさんあるはずです。
過去だけでなく、現在進行形でもいろんな経験を日々されているでしょう。
だからあなたの頭の中には、ピアノやレッスンや音楽のことに関してであれば、書けることは本当は大量にあるはずなんです。
あなたは少なくとも口でなら、いくらでも喋れるんじゃないですか?
つまり「書くことがない」のではなく「文字としてアウトプットできないだけ」というケースがとても多いんですよ。
なので、その口からなら出せる言葉を、そのまま文字にする練習をするわけです。
何なら一旦口で喋ったのを録音して、それを再生して手やアプリで文字に起こしてもいいかもしれません(ちなみに私は今この記事を、口で喋って音声入力で文字にしています)。
こうしたアウトプットをする時に、1つ注意したいのが、これを阻害する心理があることです。
それは「ちゃんと書かなきゃ」です。
ネット上に公開されて、不特定多数の人に見られると思うと、「下手なことは書けない」「ちゃんと書かなきゃ」と思って手が止まってしまうんですね。
でもそんなのはただの「いい格好しい」だと思って、手放しましょう。
先日の「心の鎧を脱いでください」という話↓は、こういう事でもあるんですよ。
ピアノ教室の生徒集客~子供のママさんに選んでもらえるHPの条件
もう、人の目なんて気にしないで、好きなことを、書きたいように、書けるだけ書いていってください。
あと、文字量も気にしなくていいです。
それこそ最初は数行でもいいですから、少ない文字量から始めて、だんだん増やしていくのも良いでしょうね。
「 “今は” これでいいんだ」と、自分へのハードル(プレッシャー)を下げるのがポイントです。
③外部の無料ブログなどでジャンルを気にせず好きに書く
それでも「変なことをネット上に書いてしまわないか、まだ怖い」という方はもう、アメブロとかの無料ブログで、練習と割り切って匿名で書くのもありだと思いますよ。
「急がば回れ」という事も、長い目で見ればありますからね。
匿名であればピアノ教室の先生だなんて関係ないですから、もう何を書いてもオッケー!👍です(人の悪口とか愚痴はやめましょう)。
趣味のことでもいいし、好きな食べ物のことでもいいし、好きなタレントのことでもいいし、好きなことを好きなように書いてみましょう。
内容云々ではなくて「文章を書く事そのものの練習」と割り切ってしまうわけですね。
「だったら自分だけの日記にでも書けばいいじゃん」
なんて気もするかもしれませんが、「ネット上に公開する」ということにも慣れた方が良いので、何かしらのブログサービスを使った方が良いかと思います。
それでも、べつに誰かに対して、何かの意図があって発信するわけでもないので、もう、しょうもない話でいいんです。
「しょうもない事をいくら書いたって、しょうもないんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、これは実際に書いてみれば分かります。
これね、やってみれば分かりますが、意外や意外、けっこうバカにできないんですよ。
しょうもない話だろうと何だろうと、「自分の頭の中にあるものを文字に起こして組み立てる」という作業であることに変わりはないわけですからね。
しょうもない話でもたくさん書いてると、だんだんと「文字という道具」が手に馴染んでくるんですよ。
これはやった人にしか分からない感覚かもしれませんね。
「自分の頭の中にあるものを文字としてアウトプットすること」のハードルがだんだん下がってきて、スルっと出てくるようになって、自分なりにコントロールできるようになっていく感じです。
これは楽器がだんだん手に馴染んでいく感じにも似ています。
楽器もたくさん触っていると、だんだん自分の手に馴染んできて、一体化してくるような感じになっていきますよね。
あの独特な感じが、実はブログを書くということにおいてもあるんですよ。
まずは10本をめざそう
こんなふうに内容の質は置いておいて、まずはどんどん数を重ねていきましょう。
800本なんて言いません。
まずは10本、短くてもいいので書いてみましょう。
10本書けたら次は30本を目指してさらに書いていきましょう。
こういう感覚はやった人にしか分からないと思いますが、30本も書いたらもう、だいぶ慣れてきますよ。
この頃にはだいぶ自分の中で「いつもの感じ」というようなものができてきます。
人によってはこの30本書いた時点で、もう苦手意識がどこかへ行ってしまって、本ちゃんの教室ブログに軸足を移してもいいかもしれません。
30本でまだ不安だったら、そのまま50本をめざしましょう。
その次は100本の大台を目指すのも良いでしょう。
あなたはブログを100本書いたことがありますか?
しょうもない記事だろうと何だろうと、ブログを100本書く前と後とでは、見える景色が全然違うはずですよ。
ぜひこれを、騙されたと思ってやってみてください。
本当にこれほど「騙されたと思って」という表現がしっくりくる事はないですからね。
という事で今回は「ブログを上手に書ける人はどうやって書けるようになったのか?」というお話をしてみました。
ちなみに「そういう永井はこれまでどれくらいブログを書いてきたのよ?」というと、しょうもない記事や、楽器店の教室でホームページ担当だった頃に書いたのを含めても、せいぜい1000本ちょっとくらいだと思います。
私もその程度しか書いてないんですよ。
私もまだまだ、1000本程度しか書いてないので、今後も倦まず弛まず書いていきたいと思います!💪
おしまい😊
ピアノ生徒集客でお困りの先生へ
株式会社ひろがれ音楽では、ピアノ教室のホームページ制作と集客サポートコンサルを行っています。
・これからウェブ集客にチャレンジしたい方
・自宅ピアノ教室で独立したい方
・永井にHP制作とウェブ集客をがっちりサポートして欲しい方
ピアノ教室ホームページ制作
当社のホームページは公開後に、徹底した「めんどうみ主義」の集客サポートコンサルを毎月受けられます↓
ホームページ制作と集客コンサルの詳細はこちら
料金システム
ホームページ健康診断
既にお持ちのホームページに不安のある方へ↓
ホームページ健康診断の詳細はこちら
無料LINE電話相談
色々分からないのでとりあえず相談したい方へ↓
無料LINE電話相談のお申込みはこちら
※無料「コンサル」ではありません