今日は珍しく、私のスガナミ楽器(ヤマハ特約店)時代の昔話をしてみる。
ご存知のように、楽器店ではその楽器店ピアノ教室のピアノ発表会や、地域のレスナーさんのピアノ発表会も企画している。
私の仕事はホームページ担当だったが、これって教室の受付みたいに常に何かしてなきゃいけない類の仕事ではないので、スケジュール的には割と融通のきくポジションだったのである。
なので発表会とか、通常の教室運営+アルファのイベント事となると、引っ張り出すには都合のいいヤツだったわけで、発表会などのイベント事にはけっこう駆り出されていた(ホームページに載せるイベント情報のネタ仕入れも兼ねてね)。
まぁでも、発表会の運営スタッフの仕事は好きだった。
やっぱり、お披露目の場っていいよね。
日頃のがんばりを見せる生徒さんのドキドキ。
それを見守る家族。
生徒さん同士の交流。
良きかな。
ちなみにスガナミ楽器(23区エリア)の催事の時のスタッフ弁当は金兵衛というお弁当屋さんと相場が決まっていた。
発表会の日はこの金兵衛のお弁当も楽しみの一つだったのである。
そう、うまかったなぁ、金兵衛の弁当、、、
ピアノ教室の発表会、ヤマハ音楽教室の発表会、大人の音楽教室の発表会と、いろいろあってそれぞれに良さがあって好きだった。
ピアノ発表会も良かった。
生徒さんや家族の様子を見るのも好きだったが、ピアノ発表会はお花というお土産をもらえるからだ。
ピアノ発表会と言えば定番の、ピアノの横の大きい花。
あれが本番の後にどうなっているか、ご存知だろうか?
ばらして、欲しい人が持って帰るのだ。
地域のピアノ教室さんの合同発表会の時は、レスナーの先生や生徒さん達がけっこう持って帰っていた。
しかし楽器店教室のピアノ発表会の場合はそうではなく、もっぱらスタッフで欲しい人が持って帰る程度だったのだ。
そこで嬉々としてお花をもらって帰るのが永井だったのである。
けっこう、毎回ガッツリもらっていた。
男だからとか、関係ないし。
もう、社内では永井はお花を持って帰るものという共通認識ができていた。
実は意外とみんな欲しがらないのだ。
もったいない。
だから処分する前に永井に声をかけてもらえたりしていたのだ。
持ち帰ったお花はもちろん家で飾っていた。
しばらく部屋が華やかになり、良い香りもして良かった。
いやいや、懐かしい。
永井の楽器店時代は、そんな感じだった。
またの機会に他の話もしよう。