こんにちは。
理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作&集客コンサルタントの永井です。
今日は個人ピアノ教室の生徒募集について、入会ルート、入会経路のお話をしていきます。
「口コミ・紹介」← そんなに良いですか?
ピアノ生徒さんが教室にやってくるルートにはいろいろあります。
看板
チラシ
地域の情報誌
口コミ
紹介
Instagram
Twitter
Facebook
YouTube
ブログ
ホームページ
他にも色々あると思いますし、これらの複合である場合も多いでしょう。
↑この中で、あなたはどのルートが一番望ましいと思いますか?
私がよく耳にするのは、というか色んなピアノ講師さんと接していて肌で感じるのは、「口コミや紹介が一番」という意見です。
なぜそう思うのだろう?と考えると
自分(講師)が認められている感覚を味わえる
という点が大きいのではないかと思います。
「良いものは売れる」という、「良い」ものである事と「売れる」という事を同一視した発想ですね(この業界に限らず、職人さんやモノ作りの方に多いやつです)。
他に口コミや紹介が歓迎される理由としては、お金がかからないから、手がかからないから、というのもあるでしょう。
楽ちんなのは私も大好きです笑
そんな風に、「口コミで広がるのが理想的」と思われがちですが、実は私は
口コミや紹介は至上の入会ルートではない
と考えています。
考えているというか、実体験としてそう感じています。
「そうでもないんじゃないの?」
という感覚ですね。
“話が早い” 生徒さんと、そうじゃない生徒さん
つい先週も、私が1年近く前にホームページを作成させていただいた、あるピアノ教室の先生と電話をしていた時に、その先生がポロっとこんなことを言いました↓
「自分で検索して、ホームページを見てきてくれた生徒さんは “話が早い” んです」
「でも生徒さんの紹介で来てくれた方は、あまりそうじゃないです」
↑これを聞いて、パッと、実感として、実体験として分かる方は、私が集客サポートをしているお客さんの中だと、中級~上級のあたりにいる方です。
実体験が無い方には、おそらくピンとこないのではないかと思います。
「なんだまたホームページの話か」
「結局お前の商売の話なんじゃないの」
そう思った方は、どうぞ今すぐこのページを閉じてください笑
この先を読まなくて結構ですので、読みたい方だけ読んでくださいね。
話を戻しましょう。
“話が早い” って、何の話かと言うと、ピアノを始めるに当たって、あなたの教室に入るに当たって、先生から保護者の方に伝えたい事です。
ピアノ教室を何年か運営してきた先生であれば、こんな経験はないでしょうか?
入会後に、何かのお願いを保護者の方に話したら、難色を示されたり抵抗されたりした。
そうして説明に時間や労力を使ったり、結局協力してもらえず、ストレスを抱えたままレッスンを続ける事になった。
↑こういう事が頻繁にあると、疲れてしまうと思います。
逆にスルっと分かってもらえたら、楽ちんだろうと思います。
「自分で検索して、ホームページを見てきてくれた生徒さんは “話が早い” んです」
「でも生徒さんの紹介で来てくれた方は、あまりそうじゃないです」
↑これはそういう話なんですね。
この先生はもう何年もピアノ教室をしっかりと運営されてきて、去年私のほうでホームページを作成して1年ほど集客してきた上での体感なので、そんなにズレた話でもないのではないかと思います。
ホームページをよく読んだ上で、自分の意思で選んで集まってくるピアノ生徒さんや保護者さんというのは、先生の考えがよく分かっているから話が早いんですね。
スルっと受け入れてもらいやすいんです。
人によって程度の差はありましょうし、100%になることはないでしょうけど、それでもストレスの率は下がっていくのではないでしょうか。
ピアノ生徒集客の成果を出すのが早い講師さんの傾向
この辺のお話は、私自身のピアノ教室ホームページ製作と生徒募集サポートにおいても、同じことが言えます。
私のブログをよく読んだり、YouTubeをよく見たり、セミナーに参加した上で、ホームページの作成と集客サポートをご依頼くださるピアノ講師さんは、やはり「話が早い」です。
そして、集客の成果を出されるのも早い傾向があります(地域にもよりますが)。
ピアノ生徒のウェブ集客にあたり、やるべき事や、なぜそれをやるのかが、最初からある程度分かっているからです。
しかも最初からそれをやる姿勢で、心構えができた上で始めるからです。
逆に、口コミやご紹介でいらっしゃる方は「あまりそうじゃない」事が比較的多い気がします。
ご紹介いただけるのは大変ありがたいのですが、そういう方ほど、私は初期対応を慎重にやっています。
ご紹介の方は、私のことや、私のサービスのことをよく分からずにいらっしゃる事が多いので、まずはそこをしっかり説明する必要があるんですね。
「うちはこうですけど、いいですか?」って。
それで良いなら良いのですが
「あ、そうなんですか?」
「思ってたのと違いました」
なんてことも少なくないんですね。
ここがズレたまま話を進めると、後で事故になるわけです。
けっこう危ないんですよ。
同じような事は、ピアノ教室の集客でも言えるわけです。
「誰でもウェルカム」状態でやっていると、後で疲れる事になります。
思い当たる節がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「理想のピアノ生徒が集まる仕組み作り」で講師と生徒が相思相愛、ストレスフリーなピアノ教室を作ろう
そんな風に、口コミや紹介って、実際は良い事ばかりでもないと思うんですよね。
「口コミや紹介は至上の入会ルートではない」と私が考えるのは、こういう理由だからです(決して悪くはないし、ありがたい話ではありますけどね)。
だから私は「理想のピアノ生徒が集まる仕組み作り」と称して、ホームページをしっかり時間をかけて育てて、講師と生徒が相思相愛の、ストレスフリーなピアノ教室を作っていきましょう、という事を提唱しているんです。
それはピアノ講師さんにとっても良い事ですが、習う側の生徒さんやご家族にとっても良い事です。
子供が、合わない先生に当たってしまったら、望まない先生に当たってしまったら、「悲劇」です。
子どもをピアノ教室の体験レッスンに連れて来るママの口から、過去の苦い体験談としてこの手の話を聞くことも少なくないと思います。
せっかくピアノを習うなら、ピアノを好きになってほしい、音楽を好きになってほしい。
そうした子どもが大きくなって、自分で音楽を楽しんだり、仲間と音楽を楽しんだり、自分の子どもに楽しませたりして、幸せな形で、幸せな記憶として、音楽の輪が広がっていってほしい。
そう思います。
ということで、今回はピアノ教室の生徒募集における口コミ・紹介という事について、私の考えを語ってみました。
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