昨日は私が毎月1回行っているピアノ教室 Web 集客塾の日でした。

その名の通り、インターネット(主にホームページ)を使って、ピアノ生徒が継続的に集まる仕組みを作るための塾なのですが、昨日は番外編で紙媒体の使い方について扱いましたよ。

インターネットも良いのですが、チラシやポスターやリーフレットと言った紙媒体もまだまだバカにできないと私は思っています。

いつもの塾では1回に3つのテーマで講義をしてくのですが、昨日は紙媒体の話だけで終わってしまいました。

本当は LINE 公式アカウントについてのライトな話も用意していたのですが、紙媒体の話を一回で終わらせようと盛り盛りにしたら時間が無くなってしまったので、初の次月持ち越しとなりました。

昨日も塾生の皆さんにお話ししたんですけど、紙媒体って作るのも大変ですけど、本当に大変なのは作った後なんですよね。

当たり前ですが、紙に印刷して家に置いておいても何にもなりませんからね。

これをこれからたくさんの人に見てもらわないといけないわけです。

となると、これを物理的に撒かないといけないんですよね。

ここが紙チラシとホームページとの最大の違いなんじゃないかと思います。

業者にお金を払ってポスティングしてもらう手もありますが、もしこの予算をかけられない場合は、自分で汗をかいて何かしらの形で地域の人たちの目につくようにしていかなければなりません。

これって思いっきり「営業」活動なんですよね。

あちこち歩き回って体がくたびれるのもありますが、「断られる苦痛」という精神的な戦いも出てきます。

「別に苦じゃないよ」という人はいいんでしょうけれども、「きれいにやりたい人」には紙媒体をメインにしてピアノ生徒を集めて行くのは、なかなか大変なんじゃないかと思います。

紙のチラシというのは、汗も恥もかきたくない人は無理に手を出さないほうが良いかもしれません。

やらないことを決めるのは、やることを決めるのと同じぐらい重要だと言いますからね。

今回のような紙媒体に限らず、 SNS とか、YouTube動画とか、他のツールについても同様です。

何でも手を出せば良いというものでもないですから、何が自分に向いているか、向いていないかを考えていくと良いんじゃないでしょうか。