※ページ下にこの動画の深堀り解説があります。
つい先日、ある先生がこんなことを言いました。
「私、生徒さんが学校のこととか、いっぱいお喋りしてくれる教室にしたいんです」
って。
「子供がいっぱいおしゃべりできるピアノ教室」
ってどう思います?
売れますかね?
私はこのお話を聞いてて
「あぁ、これは強いな」
って思ったんですよ。
それはなぜか。
おしゃべりとか、何でもない普通のことなのに、ピアノと関係なさそうなのに、なぜこれが集客に繋がるのか?
実はこれは集客の本質部分に通じる重要なお話でもあります。
今回はこれを深掘り解説していきましょう。
深掘り解説
「生徒さんに、学校の出来事とかいっぱいおしゃべりしてほしい」
という先生のお話でした。
それで、どうしてですか?って聞いたら
「自分が子供の頃の先生がめちゃめちゃ話を聞いてくれて、学校は楽しくなかったけどピアノは楽しかったから」
って言うんです。
それを言う電話口の声が、また本当に楽しそうに言うんですよ。
「あぁ、本当に、心底楽しかったんだろうな」
って思いましたね。
と同時に
「これは強い、これで行ける」
と思いました。
おしゃべりとか、一見ピアノと関係ないようで、自身が子供の頃にピアノを大好きになった原体験、原風景と重なっているからです。
自分がピアノを専門にして、先生になっちゃうぐらいピアノを好きになった教室体験を、自分もまた生徒さんたちに提供したい。
これはとても芯があって、説得力のある方針だと私は思います。
この考えに共感(共鳴)して「ぜひうちの子をお願いします」という保護者さんは必ず出てくると思いますよ。
絶対に出てきます。
私はピアノ教室の生徒募集で、教室の方針とか特徴とか売りとか、そういうものを出す時に、最も大切なのがこういうところだと考えています。
つまり、
完全にその先生のものになっている考えや想い
であるということです。
「生徒がたくさんおしゃべりできるピアノ教室」
一見大した特徴でも売りでもないように見えますよね。
どこにでもありそうだし、誰にでもできそうにも見えます。
実際、もしこれを上っ面だけ真似しても、大したことなく終わるかもしれません。
でも、この先生にとっては、強烈な原体験、根っこの部分の記憶なわけです。
これが芯の部分にあるからこそ力を放つんだと思います。
この先生が現場で実際に作り出す空気感は、きっと子供たちにとって本当に楽しいものになるでしょう。
おそらくそういうエネルギー磁場みたいなものを作り出すだろうと思いますよ。
これが仕事をするんですね。
私はいつもピアノ教室の先生方のコンサルをする時に、こういう本音のところ、根っこのところから出てくる「本物さ」を大事にしています。
でも実は、今回の先生のコンサルで、教室の売りとか方針を最初に聞いた時に、この先生は
「う~ん、、、」
という感じで詰まってしまったんです。
それで私が話を聞いているうちにこのお話が出てきたんですけどね。
どうもご本人としては、それほど重要で強烈なものだとは思っていなかったようです。
私はこれまで全国のたくさんの先生方を見てきましたが、こういう事って本っ当に多いんですよ。
本当の強みとか魅力って、本人にとっては当たり前すぎて自覚がないことがすごく多いんです。
これってすごくもったいないことだなって、いつも私は思っています。
価値があるのに、それによって幸せな音楽体験を積んだ子供達を育めるのに、それに気づかず埋もれさせておくのはあまりにもったいない。
私はそんな宝探しみたいな仕事を通して、これからもこの業界に貢献していきたいと思っています。
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