※ページ下にこの動画の深堀り解説があります。
「生徒は客ではありません!」
こんなコメントを以前もらったことがあります。
「お金をもらっておいて客じゃないだなんて、よく言うなー」
って、当時びっくりしましたけど、考えは人それぞれですよね。
でも私はその後のブログや動画でも、生徒さんや保護者さんのことを時々「お客さん」って呼んできました。
あれ、実は意図的なんです。
しかも単なる呼び方の話じゃないんです。
ピアノ教室という仕事にどう向き合うかっていう、結構大事な話につながって行くんですよ。
今回はこの辺りを深掘りしていきます。
深掘り解説
私がこの業界に入ったのは15年前、東京のスガナミ楽器の音楽教室で受付スタッフとしての勤務が最初でした。
当時、その教室のマネージャー(店長)の方も、生徒さんのことを「お客さん」と呼んでいたのを思い出します。
もちろん生徒さんと呼ぶこともありましたけどね。
受付に立っていると、入会の相談があって、月謝をいただいて、保護者さんから要望もいただいて、時にはクレームもあります。
「音楽を教える場」であると同時に、「お金をいただいてサービスを提供する現場」でもあったわけです。
こういう企業の教室だけでなく、個人のピアノ教室でも、先生が生徒さんや保護者さんに対して「お客さん」という意識を持っていることって、結構大事だと私は思っています。
だから私は以前からブログとか動画の中で、生徒さんや保護者さんのことをあえて「お客さん」とチラチラ呼んできました。
あれ、読者の先生方にそういう意識を持ってもらいたくて意図的にやってたんですよ。
「客」という言葉に対しては、人によって持つイメージが多少異なるかもしれませんね。
私としてはこの言葉には「お金を頂くことの重さ」をとても感じます。
別の見方をすると「プロの定義」ってなんだと思いますか?
これも人によって多少答えは異なると思いますが、私はこの「お金を頂く」ということがプロの定義の1つだと思います。
「プロの条件」とも言えるかもしれませんね。
なので私は、生徒さんや保護者さんを
「教育の相手であると同時に、対価をいただいて仕事を提供する相手」
と認識することは、プロとして臨むことだと思うんですよね。
ここに、プロとしての意識や姿勢や感謝、そして覚悟が宿ると思うんですね。
これって、すっごく大事なことだと思いませんか?
生徒さんや保護者さんを「お客さん」と呼ぶことで、自分の意識をプロに立たせるわけです。
これはある意味で、自分に対して逃げ道を断つようなところもあります。
ただし、「お客さんだから何でも言うことを聞かなければならない」という意味ではありませんよ。
譲れない部分は当然あっていいです。
それと「対価を頂いている相手として真摯に向き合うこと」は、私は両立すると思っています。
私は私のお客さんの先生方に、こういうプロであって欲しい、プロ意識を持ってほしい、そういう願いも込めて、生徒さんや保護者さんをあえて「お客さん」って呼んでるんですよ。
もちろんこれは、普段から生徒さんを「お客さん」と呼びましょう、という話ではありません。
呼び方は普通に「生徒さん」でいいんです。
ただ心のどこかに、
「この方から対価を頂いて仕事を任せてもらっている」
という意識は持っていたい。
私はそう思っています。
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