昨日は午後一で福岡のピアノ教室の先生と月1のホームページ生徒募集面談を行った後、横浜のピアノ教室の先生からご希望をいただき、ホームページの作成とピアノ生徒募集についてのご相談を伺いました。

昨日の横浜のピアノ教室さんもご多分に漏れず、この10年でピアノ生徒が減ってきてしまったということでした。

それと昨日はもう一つ、ピアノ生徒の質が昔とは変わってきた、ということも話されていました。

ご自分の生徒さんがピアノに熱心な子とそうでない子に分かれてきてしまっているというんですね。

最近の子供たちは習い事が増えて本当に忙しくなってきている。

だからピアノの練習もそんなにできないんだけれども、ピアノも他の習い事の一部と考えられては困る、というのがその先生の主張でした。

「私がピアノを教える目的は、ピアノを上達させることだ」

そして熱心に練習してもらって上達してもらって、場合によってはコンクールなどにもどんどん挑戦してほしい。

そういう生徒を集めたいというご希望でした。

まあはっきり言って、少数派の客層を狙いに行くということですよね。

おそらくこの先生が「熱心でない」と評価している生徒さんは、それほどダメな生徒というよりは、「今の時代の普通の子」なのではないかと思いました。

先生から生徒への要求レベルが高いということですね。

そういう先生もいるでしょうし、いても何も悪くないと思います。

昨日電話でお話をした結果、この横浜のピアノ教室の先生からはホームページの作成と生徒募集サポートのご依頼をいただきました。

やるとなった以上私も最善を尽くしたいと思います。

このピアノ教室の目的がピアノを上達させることである以上、当然そのターゲットはピアノを上達させることを目的としてピアノ教室を探している保護者さんでしょう。

こういう方が今の時代どれだけいるかですよね。

少数のマイナー層であることはこの先生もよく理解されています。

でもそれでいいんですね。

この先生にとってはピアノ生徒の頭数を増やすことが価値ではないということだからです。

人の価値は様々で良いと思います。

教える側の価値も様々にあって良いでしょう。

そして同様に教わる側にも様々な価値があって、教わる人を取捨選択します。

多い少ないはあっても、価値の合う者同士を結びつけて行くのが私の仕事です。

これから一緒に頑張っていきましょう。