昨日は午後一で福岡のピアノ教室の先生と月1の Web 集客面談を行いました。

こちらのピアノ教室さんは今年の2月頃にホームページを作成し、ピアノ生徒集客の運用を始めてからぼちぼち半年くらい経ちます。

元々ピアノ生徒さんをたくさんお持ちで、なかなかピアノ講師ブログを書く時間をとって来れなかったこともあり、目下ブログを書くということと格闘中です。

「なかなかブログが書けないんです」ていうピアノ講師さんと話をしていてよく聞くのが、ブログを書く時間を設けてその時間に一気に書こうとしている、ということなんですよね。

何もないところからとりあえずパソコンを立ち上げて、よし書くぞと手を構えるものの全然進まない、うんうんうなってるばっかりで全然進まない、こういう話をよく聞きます。

違うんですよ。

いきなり清書というか、完成形を0からアウトプットしようとしているんですね。

あなたはモーツァルトですか?と。

昨日もそんな話をしました。

まずネタ帳を作りましょう。

スマホのメモ帳でいいですから、ネタ帳を作って、そこに常時複数のネタをタイトルだけでいいから書き並べておくわけです。

それを1日3分でも5分でもいいですから眺めて、「それについて何をかけるか?」ということを考える時間を設けるわけです。

何か思い浮かんだらメモ程度に書き留めておく。

ここでいきなり文章にまとめようと思わない事が肝心です。

そうやって毎日少しずつ、頭の中でそれぞれのネタを発酵させていくわけですね。

細分化と発酵の合わせ技です。

小説を書く人でも、作曲をする人でも、講演をする人でも、おそらく人間が何かを練り上げ組み上げていくプロセスでは、だいたいこれと同じようなことをやっているはずです。

いきなりスコアもすっ飛ばして、フルートのパート譜から順番に書いていく人なんてモーツァルトぐらいでしょう。

普通の作曲は
構想⇒ピアノ譜⇒オーケストレーション(スコア化)⇒パート譜分け
ですよね。

ピアノ教室のブログだってこれの小規模バージョンだと思います。

いきなり完成形をアウトプットしようとしてもフリーズするだけなので、ちゃんとシステマティックに構想段階を設ける仕事術を身につけましょう、というお話をしました。

ブログへの壁を突破して、目標のピアノ生徒数に向かってさらに集客していっていただきたいと思います。