昨日は午後一で埼玉のドラム教室の先生と月イチの Web 集客面談をしました。

こちらの教室さんは7月にホームページを作成し、集客運用を開始してから2ヶ月が過ぎたところです。

ちょうど今月の頭頃に、ホームページからの初の体験レッスン申し込みが若い女性の方からあり、昨日はその体験レッスンの講師ブログの書き方についてもガッツリとお話をしました。

こちらのドラム講師さんは講師歴が長いので体験レッスンをするということ自体はよく慣れていらっしゃるんですけれども、ホームページにブログを書いて生徒を集めていくという、Web 集客や、集客用のブログライティングに関してはまだまだ駆け出しです。

生徒さん候補の方が無料体験レッスンに来てくれたということも大事なブログネタですから、体験レッスンブログの書き方もアドバイスさせていただいたわけです。

体験レッスンのブログも集客用に書く以上、なるべく読み手に、体験レッスン申し込みを促すよう、背中を押す文章を努める必要がありますよね。

そのためにはまずはお客さんのことをよく知る必要があります。

まず電話では私の方から

「この人はなんで○○と思ったんですかね?」

というような質問をいくつも投げかけていきます。

こうして教室のアピールの糸口になる情報を探っていくんですね。

コンサルタントの力というのは質問力なんです。

こうして私から色々聞いていくと、指導経験の豊富な講師さんでも確認していなかったことや、当たり前だと思っていてブログに書こうとは思わなかったことが、結構たくさん出てくるんですね。

レッスンのために必要な情報と、マーケティングのために必要な情報というのは、多少違うということですね。

でもマーケティングのために聞き出す情報だって、より良いレッスンをするために大事な情報というのもたくさんあると思います。

相手の希望に沿ったより良いレッスンをするためには、少しでも多く相手の生徒さんのことを理解している必要があると思いますのでね。

あとたくさんの先生方を見ていると、あまりに当たり前のこと、よくあることになりすぎてしまって、わざわざブログで書こうとは思わないこともいろいろあります。

これも何年も生徒を見てきた講師さんにはよくある話であっても、初めてこれからドラムを習う人にとっては全然当たり前じゃなかったり、実は不安に思っていたり、といったこともいくらでもあります。

なのでこうした生徒さん側の消費者心理というものも考えながら、講師ブログに書くべき内容というものをしっかりとヒアリングしていく必要があるんですね。

基本的にホームページというのは、訪問者から一方的に見られるだけですので、こちらから積極的に情報を引き出すことというのはできないわけです。

ある程度はアクセス解析を通して、興味関心のあるポイントや、どんな人たちが訪れているのかということは見えては来ますが、アクセス解析で見られるのはあくまで統計と言うか全体観なんですね。

なのでわざわざ実際に教室にまで来てくれた熱いお客さんから直接お話を聞けるというのはとても貴重な機会なんですね。

体験レッスンでのお客さんへのヒアリングはまさしく宝探しです。

本当にお宝がたくさん出てきますので、昨日のお電話ではそこのところのアドバイスをガッツリしました。

今回の体験レッスン申し込みを皮切りに、徐々に徐々に、問い合わせを加速させていきましょう。