昨日は東京都のピアノ教室の先生と月イチのホームページ生徒募集面談を行いました。

こちらのピアノ教室さんはちょうど1年ぐらい前にホームページを作成されたところです。

11月は4件の体験レッスン申し込みがありましたよ。

コロナ禍のピアノ教室探しの動きは、地域によってなかなか差があって読みづらいのですが、東京は動いてますね。

このピアノ教室さんの地域は、緊急事態宣言が出ていた時から、あまり緊張感もなく皆さん普通に過ごされているムードだったようです。

まあ東京はオリンピックやってましたからね。

この夏も、コロナに対しては地方ほど過敏ではなかったような気がします。

昨日はレッスン料の話になって、幼児と小学生の月謝を1,000円値上げすることになりました。

これまでも東京にしては少し安めの設定だったので、妥当な額にしましょうと言うお話になりました。

ピアノレッスン料の決め方って難しいと思うんですけれども、基本的には安売りは絶対にやめたほうがいいと私は思っています。

レッスン料があまりに安いと、講師のモチベーションにならないですし、集まってくる生徒さんは「安い事を選んで」来るのであって、「先生を選んで」くるわけではないですからね。

ここのズレから、あまりよろしくない事態が発生することがあるわけです。

昨日の Web 集客面談では、入会金についても話題に上がりました。

昨日の東京のピアノ教室さんは入会金は設けていないんですけれども、所属されているピアノ教室の集まりでは、入会金を設けている教室さんも多いらしく、入会金ってどうなんでしょうか、って話になったんですね。

まあ入会のための教材の準備とか、レッスンプログラムを考えるとか、準備も色々あるわけで、その料金をもらいたいというのは気持ちとしては分かります。

なのでもらってもいいお金だとは思いますね。

一方で、もらわなきゃいけないお金でもないとも思います。

実際入会金を設けていないピアノ教室さんは、私がホームページを作成したお客さんの中にも割とたくさんいらっしゃいます。

まあ「商売は全部で儲けようとは思わない方が良い」というのが、私の経営コンサルタントとしての先生である藤屋伸二先生の教えなんですけれども、私もそれは一理あると思います。

体験レッスンを無料にすると言うフリー戦略もそうですよね。

入り口の敷居を下げて、後でしっかり回収すれば良いと、そうゆう戦略ですよね。

「損して得とれ」ってやつです。

昨日のピアノ講師さんもそこには同意されたので、入会金の導入は見送りとなりました。

年明けからいよいよ2022年の春募集がスタートしますからね。

1000円ぐらい月謝を値上げしても、ばんばんピアノ生徒が集まることを楽しみに待ちたいと思います。