昨日は毎月1回 Zoom で開催している全国ピアノ教室オンライン情報交換会の日でした。

昨日も日本中のピアノ教室から十数名の先生方が朝から集まって、いろんな相談をお互いにしあって盛り上がりましたよ。

そして昨日も話題に上がった定番のテーマが「生徒のクラシック離れ問題」です。

もう「おのれ YouTube!」と 言わんばかりの勢いですよ(言いませんけど)。

もう今の子達は YouTube で音楽を知りますからね。

でも YouTube は過去の閲覧履歴から同じような動画ばっかり提案してくるので、自分が興味のあるもの、知っているものしかなかなか出てこないんですよね。

ちょっと前まではテレビの CM とかでクラシックの曲が流れていて、それで聞いたことがあるということもあったんですけれども、最近はそうしたことも減ってきたようです。

おのれYouTubeめ、、、

そんな気持ちはグッとこらえて、どうしたらよいかをピアノ講師の皆さんでいろんなアイデアを出し合いました。

まあ難しいですよね。

知らないものは欲しようがないですからね。

だからまずはいかにして知ってもらうかだと思うんですよね。

教室としてその仕組みをどう作るか?ということが、昨日も色々なアイデアとして上がりました。

でも、みんながそれだけクラシック音楽を知らないということは、逆に言うとクラシック音楽の世界を知っている、クラシック音楽を美しいと感じられる、共鳴できる感性を持っているということは、子供にとって希少価値だと思うんですよね。

周りの子達が知らない世界を知っている

周りの子達が持っていない感性を持っている

それが出来たなら、ものすごい提供価値だと思うんですよね。

ピンチはチャンスと言いますから、この時代の流れをいかに逆手にとって武器にしていくか、そんな眼で見てみると、また違って見えて面白いかもしれませんね。