昨日は午後に、東京都内のピアノ教室のH先生に、ホームページ健康診断を実施しました。
※ホームページ健康診断の詳細はこちら。
要は既存のホームページ集客についての電話コンサルですね。
H先生は1年くらい前に自作で頑張って、ご自分のピアノ教室ホームページを作られたのですが、問い合わせがいまいち芳しくないということで、どこを直したらいいのかアドバイスが欲しいと、今回のホームページ健康診断にお申し込みくださいました。
弊社では基本的には、弊社で作成させていただいたホームページをお使いのお客さんに対してコンサルを行っていますが、他社や自作で作られたホームページへの単発コンサル（アドバイス）もこうした形で行ってるんですね。
昨日のH先生のホームページは、自作にしては結構きれいに、わりと良くできてはいましたよ（偉そうだなー笑）。
割とよくできてはいましたが、大切な要素を全てきっちり押えるというのは、なかなか難しいものがありまして、今回のH先生についても欠落している重要なポイントがいくつかありました。
ホームページを集客マシンとして健全に機能させるには、この「必要なポイントをなるべくまんべんなく押える」ということがとても大事で、難しいところでもあります。
知らなかったり、気づかない事による致命的な欠落がある。
問い合わせが芳しくないホームページは十中八九、↑この状態にあります。
昨日のH先生との電話コンサルも、冒頭から、こうした重要なポイントから順番にアドバイスをしていきました。
具体的には昨日のH先生の場合は、検索対策（SEO / エスイーオー）の部分のお話が大きかったですね。
それも、単にどうやって教室が所在する市区町村名で上位表示させるかだけではなく、もっと大きな戦略の部分の話です。
SEOにも、戦略というものが重要になる場合があるんですよ。
今回のH先生の場合はどうだったかというと、教室が所在する市区町村名だけではアクセスが足りないため、近隣の市区町村名や駅名での検索上位表示を狙っていく必要があった、ということです。
この時に難しいのが、まずどの市区町村名や駅名での上位表示を狙うか、という判断の部分です。
できたら全部のキーワードで上位表示できれば良いのですが、そんなに甘い世界ではありません。
なので、どれを捨てて、どれを取るか、どういったプロセスを踏んで正解を導き出して、Web集客を軌道に乗せて行くか、それを見切らないといけないんですね。
今回のH先生のピアノ教室の立地においては、けっこう高度な判断が必要だったと思います（自分で言うとアレですね笑）。
例えば
A市
B市
C町
D市
E区
↑こうした、上位表示させたい地名キーワードが5つあるとします。
この時に、知識のない素人さんは大抵、欲張って全部のキーワードを詰め込んで、全部のキーワードで引っかかることを期待します（どうせ上がりっこないのに）。
では、全部で上げることはできないなら、この5つのキーワードのうち1つか2つのキーワードに絞り込まなければいけない。
その時に、どのキーワードに、どうやって絞り込むか。
なぜその判断が良いだろうという仮説を立てるか。
それが正解だという検証をどう行っていくか。
それで上げようと決めて、実際どうやって上げるのか、上がるのか。
これを素人さんが見切るのは、なかなか難しいと思います。
素人の方で、自分でネット検索などで情報収集して、自分の頭で考えて、仮説としてでもこれらの答えを自分なりに導き出せる方は、相当ウェブマーケティングのセンスがある方でしょう。
街のピアノ教室のホームページとはいえ、SEO戦略において、こうした難しい判断が必要な立地の場合もあるということです。
どこもこうだというわけではないですけど、地域ごとの違い、地域ごとの判断というのは、多かれ少なかれ必ず出てくるんですね。
結局、昨日のH先生への電話コンサルでは、60分のうち40分をこのSEO対策の話に割くことになりました。
大きな戦略の話だけではなくて、実際にホームページの中のどこをどういじるか、というテクニカルな話までしていくと、どうしても時間がかかってしまったんですね。
それだけ重要だと判断したからです。
「ここを突破できないことには結果は出ないだろう」
そういう勘所というのがあるのですが、今回のH先生の場合はこのSEO戦略のところがそれであると私は判断しました。
残りの20分では、ホームページの他の部分の改善アドバイスや、ブログの書き方のポイントのところを、どぅあーーーー！っと喋り倒しました。
口によるアウトプットって、ものすごく効率がいいんですよね。
たった20分でしたが、けっこう多岐にわたって、文字に起こしたら相当な量のアドバイスができたと思います（それでも足りませんでしたけどね）。
これからH先生には、今回のアドバイスに基づいてホームページの修正作業をしていただいて、年明けからの春募集に臨んでいただくことになるでしょう。
もし次のコンサルを受けるとしたら、来年の春募集が終わった5月か6月あたりですね。
春募集を通して、今回のアドバイスによる修正の結果がどうだったか、それを先ほどのSEO戦略のポイントをはじめ見せていただいて、それを元に次の起動修正のアドバイスをすることになるかと思います。
Webマーケティングにもセンスというものがあるので、勘のいい方であれば、私のホームページ健康診断を1回受けただけで、自作のホームページを優秀な営業マンに生まれ変わらせてしまう方もいます▼
今回のH先生が是非そうなることを期待して、来春の吉報を待つとしましょう😊
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