「自宅で教室を始めようと思っていますが、田舎で限界集落とも言われる位の過疎地域の為、集客ができるのか心配です。」
↑こんなご相談メッセージを送ってくださったのは茨城県某市にお住まいのピアノ講師Y先生。
昨日の午後に無料電話相談をさせていただき詳しくお話を伺いました。
田舎だが生徒は集まるか?
過疎地だが生徒は集まるか?
人口が少ないが生徒は集まるか?
この手のご相談は私も以前からよく頂いていて、このテーマについてはこれまでも何度かブログやYouTubeで取り上げてきました▼
今回のY先生の地域もご多分に漏れず、田んぼが広がる過疎地域で自宅ピアノ教室を新規で開業したとして、果たして生徒が集まるのか?と心配をして私にご相談をくださいました。
結論としては、今回のY先生の地域での独立開業は、ちゃんとやればですが、個人のピアノ教室としてやっていける勝算は十分にあると思いましたよ。
というのは、過疎地で人口は少ないけど、個人ピアノ教室のライバルもまた少ないからです。
少なくともネット上を見る限りは、検索結果の1ページ目に上がってくる個人ピアノ教室は1件。
しかもそこのホームページはここ1~2年、ブログの更新が止まっていて、やっているのかやっていないのかもわからないような状況でした。
このことから期待できるのは「真空地帯」である可能性です。
これはインターネットが一般に広がり始めた黎明期や、今でも、今回のような過疎地や地方で見られる現象です。
ネット上で見つけられるピアノ教室が少ないために、その地域の少ない需要が特定の教室になだれ込む、という現象があるんですね。
自治体としての総人口が少ないからと言っても、 個人のピアノ教室が受け入れられる人数なんてたかが知れていますからね。
それで十分ということが意外とあるんですよ。
今回のY先生の地域の場合は、過疎地ながらもどうやら子供がいないわけでもなさそうなので、チャレンジしてみる価値は十分にあるのかなと思いました。
何事もやってみなければわからないもので、田舎だからと心配して始めたけど、いざ蓋を開けてみたらすんなりと集客できてしまった、という地域は私も何度も見てきました。
田舎の方は人口の多い都心の方を羨む傾向がありますが、意外と都心の方が競争が激しくて大変だということはいくらでもあるんですよ。
昨日のY先生がこれからどんなご決断をされるか分かりませんが、ぜひこれからご自分の道を切り開いて、自分の城(と言うと男性的な表現かもしれませんが)、ストレスのない理想のピアノ教室を作って、充実した人生を送っていただきたいと願っています。
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