早いもので2024年の1月も下旬に差し掛かろうとしています。
1月と言うと、例年だと春の生徒募集のラッシュで、体験レッスンの申し込みでかなりバタバタしている時期です。
しかし今年は少し例外だったようですね。
元旦の地震です。
もはや正月などとは言えない、全くおめでたくない新年の幕開けに、日本中が悲しい気持ちになり、心が重く沈んでいましたよね。
やはりこういう時には、人の心理としては、あまり浮かれて外に出ようとか、ワクワクして新しいことを始めようとはなかなか思いにくいのではないでしょうか。
ピアノ教室の問い合わせも、今年は年初からあまりパッとしない感じが私はずっとしていました。
実際数字の上でも、去年と比べてみると、今年の1月前半はかなり少なかったようです（当社比）。
恐らく他の業界も、特に観光業やエンタメ業界なんかは顕著だったのではないでしょうか（それをいう事事態が不謹慎なのであまり言われていないだけで）。
しかしそんな停滞ムードも、先週あたりからようやく改善し始めたように感じています。
地震が起きて2週間が過ぎてからというタイミングでしょうか、ピアノ教室への体験レッスンの申し込みも、ようやくいつものにぎわいを見せ始めて来ていますよ。
地震からの自粛ムードが落ち着き、ようやく人々が動き始めた、ということかと思います。
この辺はもう、コロナの時から一緒ですね。
私はもうここ何年も、ピアノ教室の問い合わせを通して、日本の人々の動き方を見てきましたが、これは本当に、世の中の空気感と一致するように感じています。
おそらく、ピアノ教室がというより、日本経済全体がそういう動きをしていて、ピアノ教室もその一環である、ということなんでしょうけどね。
ということで今年2024年1月の募集は、例年よりも2週間ほど遅れてエンジンがかかり始めているようです。
そしてこの遅れた2週間は、どこかへ消えてしまうのではなく、おそらく後にずれ込んで、2月に入っても多少この動きが続くのではないかと私は見ています。
これもこの4年間のコロナで見てきた人々の動きから予想されるものです。
人々は、大きな社会的・環境的要因により動けない時期があったとしても、その前後でそれを取り戻す動きをするようです。
そして結局トータルで見ると、動きの総量は思ったより変わらなかった、そういうことにおそらくなると思います。
動く時期が変わるだけで、水袋をぷにっと押した時に、押したところは引っ込むけれども、その分他のどこかが出っ張る、というようなイメージです。
ということでこの1月前半、思ったより問い合わせがなくてがっかりしているピアノ教室さんも、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、そんなことは気にしないで淡々とやるべきことをやり続けましょう。
結局いつもこうなるんですけれども、結局何でも、そういうことなんじゃないでしょうか。
いつも淡々と、やるべきことをやり続ける人が勝つ、ごくごくシンプルな普通な話なんですけど、やっぱり結局は、そういうところに行き着くんだと私はいつも思います。
ということで、2024年の春募集はまだ始まったばかり（1週間）ですから、これからバンバン、良き想い、良きエネルギーを、ホームページやブログで発信していきましょう！💪
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