あなたは音声入力でメールやブログなどの文章を書いたことがあるだろうか?
私は普段、このホームページのブログ記事や、お客さんのブログ添削の文章をGoogleの音声入力の機能を使って書いている。
今この瞬間、この文章もまさに音声入力で書いているのだ。
(1人でパソコンに向かってベラベラ喋ってね)
具体的には、 Google Chrome( ネットを見る時に開く Google のアプリ)に Gmail でログインすると使える「 Google ドキュメント」という、ワードみたいな文章作成アプリに備えられている音声入力の機能を使っている。
私はだいぶ前からこの機能をいろんな人におすすめしてはいるのだが、なかなかみんな使おうとしない。
なので最近はもうあまりお勧めもしなくなってきてしまったのだが、この機能は本当にめちゃくちゃおすすめである。
めちゃくちゃ早い。
めちゃくちゃ楽。
普通に会話するペースでしゃべった言葉が、どんどん文字になってくるからだ。
この楽チンさを知ってしまったら、もう手打ちで長文を書くことには戻れない。
おかげで私のタイピングは年を追うごとにポンコツになる一方だ。
一方で最近のGoogleの音声入力はかなり精度が高くなってきている。
もう5~6年以上前に出たばかりの頃は全然使い物にならなかったが、技術の進歩というのはすごいもので、今は漢字変換まで含めかなりの精度まで来ているのだ(速度も)。
そんな超優秀な Google の音声入力機能だが、私が何年も前から感じている不可解な現象も存在する。
私がしょっちゅうブログ添削をしているピアノ教室さんのブログでは、当然ながら小さい生徒さんの様子を書くことが多く、年齢についての情報も出てくるのだが、これが何ともおかしいのだ。
実際に今やってみよう
年少さん
田中さん
年長さん
↑これは今私が音声入力で入れたものだ。
手打ちは一切していない(改行のエンターキーだけ)。
年少さんと年長さんの間に田中さんが入っている。
なぜだと思うことだろう。
私がこれを入力するのに読み上げた日本語はこうだ
ねんしょうさん
ねんちゅうさん
ねんちょうさん
私は「ねんちゅうさん」と言っている。
もう一度やってみよう。
年少さん
田中さん
年長さん
↑もう何度やってもこの調子なのだ。
なぜ年中が田中になるのだ。
ちなみに今この瞬間もこの現象は起きた。
私が
なぜねんちゅうがたなかになるのだ
と言うと、起こされる文字はこうだ↓
なぜ田中が田中になるのだ
何度やっても、 Google 大先生は「ねんちゅう」を「田中」と変換するのである。
Why!?
これが何年も前からこの調子なのだ。
いつかは学習するだろう。
いつかは改善されるだろう。
そう期待して何年過ぎたか分からない。
もしも、万が一、 Google の開発担当者の方がこの記事を目にしていたら、修正を強く希望するものだ。
現場からは以上である。
※2023年4月18日追記:このブログ記事を公開した1ヶ月あまり後、 この不具合は 音声入力機能のアップデートとともに 解消されたが、新たな不具合が追加されたようだ。 詳しくは 次のページを見てほしい↓
最近 Google ドキュメントの音声入力がアップデートされた模様 ~ 文中に半角スペースを勝手に自動挿入する挙動の修正を強く希望する