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永井です。

そろそろ梅雨も明けて、子ども達が夏休みに入り、いよいよ夏本番かという時期になりましたね ^ ^

そこで今回は、ピアノ教室のホームページ集客において、これからの夏という時期をどう捉え、何をすべきかというお話をしたいと思います。

来年の春募集の波を捉える為の大切なお話ですよ。

①前半はこれからホームページを作ろうと考えている方へのアドバイス。

②後半は既にホームページをお持ちの方へのアドバイスになります。

後半から読みたい方はこちら

①これからHPを作る方へ ~ 来年の春募集で成功するために

これからピアノ教室のホームページを作って生徒募集を始めていきたい方へ、ぜひとも大前提となる心構えとして知っておいていただきたいことがあります。

それは

ホームページはカップラーメンではない

ということです。

どういうことかというと、ホームページというのはカップラーメンみたいにパッと作れるものではないということです。

そして出来上がった後も、カップラーメンみたいにパッと食べられる(生徒が集まる)というものでもない、ということです(基本的には)。

なので、来年に向けた準備という事が非常に大事になります。
何事も「準備が8割」ですからね。

ホームページ制作にかかる時間

例えば弊社にご依頼いただいてピアノ教室ホームページを作成する場合、最初に掲載内容についてのお打ち合わせを電話で行った後、お客さんの方でホームページに載せる文章と写真の素材をご用意いただいています。

ピアノ教室のホームページを作るからには、「そこに何を載せるか」ということを考えて、その文章を書いたり、先生や生徒さんの写真を撮ったりしなければなりません。

私もいろんなお客さんを見てきましたが、この最初の文章と写真の素材をご用意いただく作業を全て終えるのに、早い方でも1ヶ月くらいはかかります

2ヶ月、3ヶ月くらいは全然普通です。

中には半年以上もウンウンとうなる方もいらっしゃいます(そうならないために事前のお打合せである程度内容を作るんですけどね ^^;)

そして文章と写真の素材が揃ってから、弊社ではホームページのデザインに入っていくのですが、このデザインに入ってから完成までに、だいたい2~3ヶ月は見ておいてくださいと言っています。
(最初の素材をご提出いただけないうちは永遠に完成しません)

なので早い場合、最初の文章と写真素材を1ヶ月でご用意いただいた場合でも、合計で3~4ヶ月ぐらいはかかるスケジュール感になります。

今がもう7月の後半ですから、今から準備を始めても完成は秋頃になるというわけですね。

ホームページはカップラーメンではないんです。

生徒が集まり始めるのにかかる時間

こうしてホームページが完成したら、それですぐにピアノ生徒が集まり始めるというわけでもありません。

なぜかというと、まず出来上がったホームページを見つけてもらえるようになるまで、つまり検索順位がある程度上がるまでに、数ヶ月から半年程度の時間がかかるからです(都市の規模やライバルHPの数による)。

どんなに良い商品でも、知ってもらわなければ買ってもらえませんからね。

そして検索順位が上がっても、ブログなどでしっかりそのピアノ教室の実態や、先生の考え方が載っていて、「温まった状態」になっていなければ、なかなか問い合わせは発生しません。

そう、ホームページはカップラーメンではないんですね。

気を付けて頂きたいのは
「うちはHPを作って1ヶ月で○人集まりました」
みたいな「派手な成功事例」
です。

私もうちのお客さんの派手な成功事例をだいぶ紹介しているので、言い方は気をつけないといけないのですが笑

短期間でスルっとうまくケースは、実際あります。
しかし、それが全てではないのが現実です。

私も日本中のいろんな地域のピアノ教室の集客を見ていますが、地域によって、集客が易しい地域と、手強い地域というものが厳然とあるんですよ。

本当の激戦区である場合や、地域ごとのお財布の具合や、そもそも人がやる事なので、先生の地の力とか、ブログのセンスとか、それまで地域で培ってきた評判なんかも影響します。

なので、どこかでうまくいったことが他の土地や先生でも同じようにうまくいくとは限らないし、その逆も然り、という現実があります。

「これさえやれば、どこでも誰でも百発百中!」
みたいな魔法でもあれば良いのですが、世の中そんな甘い話は存在しません。

なので最終的には「地域ごと、先生ごとの判断」といった舵取りの部分が残ってくる場合が少なくないわけです。

なのでいつも言っていますが、これからピアノ教室ホームページを作ってWeb集客を始めようという方の心構えといて大切なのは、「ネットの世界だってそんなに甘くはないんだ、地道にコツコツとやるべきことを積み重ねて、HPを育てていく人が最後に勝つ世界なんだ」という姿勢かと思います。

ウェブ集客においても、こういう「堅実な考え方」が非常に大切だと私は考えています。

なぜ私が毎回のようにこれを言うかというと「ホームページやSNSに対して、バブリーな幻想を抱いている人がそれだけ多いから」です。

安易な浮ついた気持ちで始めると腰が入りませんからね。

発表会の3日前から曲をさらう人はいない ~ 来春のピアノ生徒募集を成功させたいなら今すぐにでも準備を始めよう

ということなので、来春のピアノ生徒募集を成功させたい方は、今すぐにでも準備を始めましょう。

来年と言っても、今年ももう半分以上過ぎてしまいました。
そして春のピアノ教室の探しの大波はお正月明けから始まります

つまりもう勝負まで半年切ってるんですよ。

全然、悠長なことを言ってられない残り時間ですから、もうこの夏から準備を始めることをおすすめします。

来春に収穫をしたければ、今から種をまいてください。
春になってから種をまいたって、もう遅いですからね。

「発表会の3日前から曲をさらい始めたってもう遅い、それは基本的にはウェブ集客でも同じなんだ」
そう考えて中長期的に備える姿勢が非常に大事
かと思います。

②既にHPをお持ちの方へ~夏という時期の特性と今やるべきこと

次は既にご自身のピアノ教室HPをお持ちの先生へ、集客上、夏という時期をどう見て、何をすべきか、というお話をしていきます(お待たせしました)。

今は7月の半ばなので、これから梅雨が明けて子供たちは夏休みに入り、夏本番を迎えますね。

夏場のピアノ生徒募集ってどうなの?

ピアノ教室のウェブ集客的には、この夏という時期ってどうなんでしょう?

私の経験上、大抵の地域では初夏から夏、つまり梅雨入りからお盆明け辺りまでは、1年の中で生徒募集のお問い合わせが一番減る時期という認識です。

もちろん例外もありますよ。

いつも7月頃から問い合わせが増えるという地域や、なぜかわからないけど7月8月はやたらと問い合わせが多かった、ということもあります(不規則な「謎の波」という現象は、個人の教室、楽器店の教室を問わず、実際にあります)。

ですがあくまで全体の大まかな傾向としては、夏場は問い合わせが減るということは言えると思います。

これは単に私の体感だけではなく、数字で確認することもできます。

ピアノ教室ホームページの夏休み期間のアクセス解析をしてみると、全体的に他の時期よりアクセス数が落ち込む傾向をはっきりと見て取ることができるんですよ。

アクセス数だけでなく、ホームページの滞在時間や、1回のアクセスで平均何ページ見てもらえたか等の数字もパッとしないことも多く、アクセスの温度感が下がる傾向にあります。

なぜだろうと考えてみると、これは私の想像(仮説)ですが、ピアノ教室を探してピアノ教室のホームページを見るのは基本的にはママさんが多いでしょう。

夏休みで子供がずっと家にいたらどうでしょうか。

毎日3食作るだけでもう忙しくて、スマホなんか見ていられないんじゃないでしょうかね。

アクセス解析をすると夏季も全体的に落ち込みますが、最も顕著に落ち込むのは、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆、この3つです。

子供に加え、旦那さんまで家にいますからね。

大掃除をしたり、親戚に挨拶に行ったり、遊びに行ったり、お墓参りに行ったり、そりゃのんびりネットサーフィン(死語)とはいかないでしょう。

相手も人間ですから、普通にそういうことなんじゃないかと私は思っています。

夏場のホームページ運用はこれに励むべし!

そんな風にアクセス数は減り、問い合わせも減る夏のピアノ教室ホームページ。

じゃあこの時期に何をするかということですよね。

「問い合わせが減る時期に、どうやって問い合わせを増やすか?」

そういう考えもあろうとは思いますが、世の中全体の時期的要因で落ち込むものを、個人の努力で押し上げるのはなかなか大変なものがあるかと思います。

私としてはこの時期のホームページ運用におすすめなのは、ブラッシュアップです(晴耕雨読の発想)。

夏休みというか、梅雨入りしたあたりからと考えていただいて良いですけれども、梅雨入りした頃というのは春募集が一区切りついた時期でもあります。

年明けから新学期頃にかけて新しく入った生徒さんもいたのではないでしょうか。

また春休みに発表会や何かイベントをやったピアノ教室さんもあるかと思います。

あるいはちょうど今の時期7月に、発表会をやったり、コンクールに参加するピアノ教室さんもあるでしょう。

今年のその最新の状態、ホームページやブログにきちんと反映できていますか?

発表会については、イベントページの開催記録を更新する。

入会から数ヶ月経った新しい生徒さんについては、写真をホームページに載せさせてもらったり、保護者さんの声をもらったりする。

そんな風に、何か更新していないことはありませんか?

他には、この春に入った問い合わせを振り返りつつ、ホームページに掲載していた内容を改めて読み返してみるのも良いです。

ホームページの掲載内容やブログと、問い合わせてきた方の性質に、何か相関関係や因果関係を見いだすことはできませんか?(仮説で構いません)

「この春、こういうことを載せていたから、こういうことが起きた」

もしそうなのだとしたら

「こういう風に掲載内容を変えたら、問い合わせもこういう風に変わらないだろうか?」

そういう振り返りと、次への仮説に頭を巡らせてみるわけです。

そして実験的にホームページを変更をしてみる。

そしてお盆明けからブログに書いてみたりして、秋に試し打ちをしてみる。

もしここで手応えを掴めたら、どうでしょうか。

年明けの春募集からムフフッ♪という事になると思いませんか?

都合のいい妄想かもしれませんが、そういう先のストーリーをイメージしながら、目の前の課題に取り組む事って結構大事だと思います。

この辺の仮説と検証(実験の精神)の大切さについては、以前にも話をしたことがあるのでまだご覧になっていない方は次の記事もどうぞ▼

ピアノ教室のウェブ集客における「正解」の探し方

色々とお話をしてきましたが、こんな風に問い合わせが落ち込む夏の時期のホームページ運用は、最新状態への更新と、春募集の振り返りつつ次の改善の一手を考えてみる、そういうブラッシュアップに取り組んでみると良いのではないでしょうか。

ということで今回は、ピアノ教室ホームページをこれから作りたい方と、すでにお持ちの方に向けて、この夏という時期をどう捉え、何をすべきかというお話をしてみました。

何かの参考になれば幸いです。

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「理想のピアノ生徒が集まる仕組み」を考案して8年、600名超の先生に直伝、4000件超の体験申込と1000人超の新入会を作ってきました

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