私はピアノ教室向けのHP制作とWeb集客コンサルの仕事をしているので、私のYouTubeではコンサルタントとして経験やアドバイスをお話をする、ほぼ喋りだけのトーク動画を出している。

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永井玄太/株式会社ひろがれ音楽【公式YouTubeチャンネル】

最近動画編集ソフトをフィモーラ(Filmora)に変えたのだが、これが私のしゃべり系コンテンツとの相性が抜群なので紹介していく。

私のようなコンサルタントとか、何かの講師とか、教える系・ノウハウ系のトーク動画を作っている人たちに、私が激推ししたいフィモーラの超便利機能があるのだ。

その機能とは、素材動画に含まれる無音部分を自動で洗い出し(無音検出)、それを一括で削除してくれる機能である。

これがめちゃくちゃ便利で、この機能により私は動画の爆速編集が可能になった。

人にもよるだろうが、しゃべり系動画を撮っていると必ず、言葉に詰まったり、言い直したり、どう話そうか考えたりする、無音の箇所が素材の動画クリップの中に無数に発生する。

フィモーラを使う前の動画編集ソフトでは、これをいちいち手動でカットしていたのだが(ショートカットは駆使していたが)、フィモーラのおかげでこの作業が完全自動になってしまったのだ。

これが素敵すぎる。

編集速度が爆上がりして、編集にかかる手間暇を大幅に削減できた。

複数人で賑やかにしゃべるような動画とか、外でカメラを回して周辺の色々な雑音が入ってくるVログスタイルとかだと、便利とはいえどここまでの効率化は実感できないかもしれない。

だが室内で一人でしゃべり中心(音声メイン)の動画を編集する場合は、この無音検出と自動カットの機能は極めて相性が良いので、私は強くおすすめしたい。

ちなみに無音検出をする際には、どの程度の音量までの箇所を検出するか(しきい値)や、検出する無音部分の時間の最小値(最小期間)も設定できる。

私がやった感じだと、しきい値は18に設定するのがちょうど良かった。

これもお好みを色々試せば良いが、無音部分をカットしていく時に地味に大事なのが、サ行の「S」の発音の部分だ。

saと発音する時の最初に「すー」と空気を舌の隙間から出す一瞬がサ行の発音を作るのだが、この音が結構小さいので、しきい値をあまり上げすぎると、サ行で始まるクリップの時の最初の発音が認識できなくなってしまうので、それぞれの方のちょうど良い値を探すがポイントだ。

ついでにフィモーラの魅力をもう一つ語っておくと、それはこのソフトの軽さ(はやさ)にある。

この点もフィモーラに変えたことで編集ソフトが爆速になったポイントだ。

私も今までいくつかの動画編集ソフトを使ってきたが(ビデオスタジオ、プレミアプロ、パワーディレクター)、フィモーラの動作の軽さは別格だと感じている。

知り合いで、ファイナルカットプロから乗り換えた複数のユーザーも同じことを言っている。

そもそもの作りが軽いというのもあろうが、動画編集を始める前にプロキシファイルを作って(これに多少時間がかかるがご飯でも食べていればすぐだ)、動画を編集する時も確認用のプレビュー動画の品質を「1/4品質」に設定することで、こまめな再生と停止も非常に快適になる。

ここもしゃべり動画ならではの利点だろう。

編集作業はほぼほぼトーク内容の音声が中心なので、編集時の画質は無視して、その分動作の軽さに回すことができるのだ。

これが本当に快適でたまらない。

動画編集と言うと、動作が遅くて、イライラしながら進めなければならない点が腰を重くさせる原因になっている方も少なくないのではないか。

そういう方にもフィモーラは非常におすすめで、動画編集に対する心理的なハードルもグッと下げてくれるので、私としては大変おすすめである。

ということで今回は、しゃべり系動画を中心とするYouTuberの動画編集ソフトには、フィモーラが非常に相性が良いという話をしてみた。

現場からは以上である。