※ページ下にこの動画の深堀り解説があります。
私の母のピアノ教室なんですけど、ここ数年は引退に向けて準備中です。
他のお客さんでも、年齢による教室の閉鎖を考え始めている先生が何人かいらっしゃいます。
ピアノ教室を閉めるとなると、まず生徒さんをどうするかですよね?
私の母の場合はまず、新規の生徒募集を停止しました。
そうして、今いる生徒さんが次第に大きくなって卒業して、フェードアウトしていくプランを取りました。
時間がある場合はそれもいいでしょうけど、そうも行かない事態に備えて、いざという時に生徒を任せられる先生を早めに探しておく方もいます。
でも難しいのは、教室をいつ閉めるかなんて、そう簡単に決められない不確実さも現実かと思います。
今回のブログの深掘り解説では、母をはじめ実際に教室の閉鎖を視野に入れている先生のお話をご紹介します。
まだまだ続けるつもりの先生も、一度読んでおいて損はないと思いますよ。
深掘り解説
ピアノ教室の閉鎖に向けた準備って、何て言うんですかね?
閉活?なんて言葉はありませんよね。
ということで、まず私の母の場合をご紹介しましょう。
母は今年で74になりますが、70を過ぎたあたりから、75での引退を考え始めました。
その頃具体的にやったことは、まず新規の生徒の受け入れを停止しました。
しかし私は教室のホームページはすぐには閉めませんでした。
母の気が変わったり、状況が変わる可能性も考えたからです。
ホームページを残してさえおけば、後でまた生徒を入れようとした時に再開することができます。
でもホームページは一度閉じてしまうと、もしまた再開しようとした時に大変なエネルギーが必要ですからね。
だから私はどちらにも転べるよう、すぐには閉じないで様子を見る判断をしました。
そうして1~2年様子を見ながら、家のことなども総合的に判断して
「もう、閉鎖の方向で変わらないな」
というのがある程度固まってからホームページは閉鎖しました。
この点は引退を視野に入れた先生方にいつも話しています。
私は、教室の閉鎖が確定するまではホームページを残しておくことをおすすめしています。
実際、母よりもう少し若い先生で
「私ももう少ししたら……」
なんて方もいるのですが、やはり
「実際にいつまでやるか、できるかは、その時になってみないと分からない」
っておっしゃってますよ。
それが正直なところだろうと思います。
そして
「生徒が入るホームページがあれば、後で続ける選択を取ることもできるのは安心材料
です」
ともおっしゃいます。
ここ、すごく大事だと思うんですよね。
どうなるかはまだ分からないけど、どうなっても自分の意志で決められる状況を作っておくことですね。
もちろん、ご自身やご家族の健康問題などで、急遽閉めざるを得なくなる状況もあり得ますよね。
そんな状況を見越して、早めに引き継ぎの先生を探しておく方もいらっしゃいます。
こんな風に、ピアノ教室の閉め方、終わらせ方にも、やはりある程度早めに視野に入れて準備をしておくことが大事なんじゃないでしょうか。
私はこの仕事を通して、新卒の先生から引退する先生まで、様々なステージのピアノ教室に関わらせていただいています。
集客というのは収入、経済的足場に直結することなので、それぞれの先生の人生を左右する重大な仕事だと思っています。
しかしそれだけ、近くでお支えできることの喜びや光栄さも感じています。
こういうことを考えるたびにつくづく、
私が本当に売っているのはホームページじゃないんだ
先生方の人生の節目を、一緒に考える仕事なんだ
そんなことを感じる今日この頃です。
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