理想のピアノ生徒が集まるホームページ制作＆集客コンサルタントの永井です。
今回はピアノ教室や、ピアノ講師の本当の強みを見つける方法のお話です。
「本当の」と付けたのは、実際のところ「ピアノ講師本人が考える教室の強み」と「生徒さんや親御さんが感じている教室の強み（魅力・価値）」はズレていることが多いからなんです 。
講師が「これが強み」だなんて思っていない、気づいてすらいないということも普通にあります。
何が自分の強みなのか？
保護者さんや生徒さんは自分の何を買ってくれているのか？
そこを明確に掴めたら、生徒集めももっとやりやすくなることでしょう。
▼この動画の内容▼
今回は音楽教室で顧客が本当に求めているものは何か、というテーマでお話をしてみたいと思います。このテーマについては過去の動画でも触れていますが、非常に重要なので、今回は別の視点からお話をしてみたいと思います。それによって、リスナーの中には新たな気づきを持つ方もいらっしゃるかと思います。
例えば、ホームセンターで売られているドリルについて考えてみましょう。ドリルを買う人が実際に欲しいのは、ドリル自体なのか、それともドリルで穴を開けることができる能力なのか、ということです。また、ダイエットサプリメントを取る人は、サプリメントそのものを欲しがっているわけではなく、痩せること、あるいは痩せる可能性を求めていると言えます。
音楽教室に通う生徒やその親御さんも同様です。彼らがレッスンを受けたくて通っているのか、それともレッスンを通じて得られる何かを求めているのか、それは人それぞれでしょう。例えば、シニアの生徒の中には、ピアノを上手に弾くことだけではなく、先生とのコミュニケーションや仲間との交流を楽しみたいと思っている方もいるでしょう。
実際、多くの先生が感じることだと思いますが、シニアの生徒は、レッスンの中で先生と話す時間や、グループレッスンでのコミュニケーションを楽しんでいます。これは、楽器を習うことを通じて得られる「楽しい時間」や「交流の場」を求めているとも言えます。
音楽教室の顧客が本当に求めているもの、それは教室や先生が提供する価値そのものです。この価値を理解し、ブログやホームページなどで伝えることが重要です。私自身もこれを常に考えています。
最後に、この価値を正確に知るためには、生徒や親御さんに直接聞くのが最も効果的です。アンケートを取るなどして、彼らの声をしっかりとキャッチすることが大切です。
以上、音楽教室での顧客の本当のニーズについてお話ししました。この視点で自らの教室を見つめ直してみてください。新しい発見や気づきがあるかもしれません。ありがとうございました。
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