永井です。
コロナの感染者数がまた増えてきましたね。
ピアノ教室運営の先行きに不安を感じ始めている先生もいらっしゃるかもしれないので、今回は久しぶりに、この冬のコロナ禍での教室運営ということについて、お話ししておきたいと思います。
物事、先々どうするかが決まらず宙ぶらりんのままでいると、なんとなくモヤモヤしてしまうものですよね。
「こうなった時はこうする」
「こうなった場合はこうすれば良い」
そうあらかじめピシッと決めておくと、気持ちも安定してくるものです。
今回は、現在の感染増の状況を見て、漠然と不安に駆られている方の気持ちがいくらかでも楽になればと思い、ややフライング気味な気もしますが、この冬、もしこのまま感染拡大が進んだ場合の教室運営についてお話をしてみます。
※あくまで参考意見として、2020年12月2日現在の永井の個人的見解を述べるものです。実際の判断とその結果については自己責任でお願いします。
また感染爆発が起きたら?
「また感染爆発が起きたらどうしよう?」
漠然と不安に思われている誰もいらっしゃると思います(すでに感染爆発は起きているとも言えましょうけど)。
どうしよう?と思うなら、どうするか決めておきましょう。
オンラインレッスンに移行するだけ
もしまた対面レッスンが困難な状況になったとしても、オンラインレッスンに移行すれば良いだけなんじゃないでしょうか。
まずこれをしっかりと確認しておきましょう。
自覚しておきたい大切なことは、今の私たちは、第1波の時に右往左往していた私たちと同じではないということだと思います。
私たちは既に、乗り切る手段を獲得しています。
多くの教室さんは第1波の時に LINE のビデオ通話やZoomを使って、オンラインレッスンでつないで来られたと思います(慣れない作業にヒーヒー言いながらも)。
その後、対面レッスンを再開はされたと思いますが、私が運営している「オンラインレッスン研究会」のメンバーには、発表会やクリスマス会のリアル開催を中止して、オンラインや動画撮影を活用した新イベントを企画されてきた教室さんがたくさんいらっしゃいます。
あなたもこの半年で、オンラインというものに対して、だいぶ慣れたんじゃないですか?
どうですか?
オンラインに慣れてきたのは、生徒さんや保護者さん側もそうです。
4月の緊急事態宣言の時点では「オンラインでピアノレッスン」なんて奇異な提案は渋るご家庭が多かったと思いますが、今やどうでしょうか?
天候の悪い日や、体調が優れない日に、家を出ずにレッスンの穴も開けずに済ませられるオンラインの便利さに、皆さんだいぶ気付いて(味をしめて?)きているんじゃないですか?
今やオンラインレッスンは第1波の時ほど難儀なものではなくなっているということです。
ここをしっかりと確認しておくだけでも、だいぶ気が楽にならないですか?
感染爆発がまた起きても、対処はできるという事です(たとえ先生自身が濃厚接触者になってもね)。
「感染再拡大、恐るるに足らず!」
そうドーンと構えているほうが、先生の精神衛生的にも、子供に伝わる影響としても、ずっと良いんじゃないかと思います。
発表会やクリスマス会などのイベント事についても同様です。
このコロナ禍はアイデア勝負の時代です。
今までのやり方ができなくたって、「今だからできる新企画」というものだって、アイデア次第でいくらでもあるわけです。
「オンラインレッスン研究会」ではこの半年、この状況をいかに逆手にとって、生徒さんや保護者さんに喜んでもらえる新企画を作るかという情報交換も随分活発になされてきて、この秋冬のイベントで皆さんその成果が結実しつつあります。
半年前と比べたら、メンバーの皆さんも本当にたくましくなりました(笑)
「オンラインレッスンはまだ不安だ」
「イベントをどうしようか考えあぐねている」
という方は、ぜひ一度オンラインレッスン研究会に加わって、Zoom定例会(おひとり1回無料)でメンバーの皆さんにいろいろ質問してみてください。
「何が起きても対処してやろうじゃないか」
そういう気概を持つことが大事だと思いますよ(実際対処できますし)。
自粛しなければいけないの?
「私はオンラインレッスンなんぞやらない!」
そういう主義(?)の先生もいるかもしれません。
そういう方は対面レッスンを続けるのも全然アリだと思います。
春の緊急事態宣言の時は「自粛警察」なんて言葉まで出てきて、営業を続ける事業者が叩かれる風潮がありましたよね。
この点も、第1波の時と今とでは、微妙に変わってきている点かと思います。
第1波の時はまるで「異端」であるかのように「迫害」されていた感のある「経済と人命は切り離せない」という考えがあります。
コロナ(による風潮?)で商売ができず、廃業したり解雇されたりする人が増えると、自殺者が増えるという事です。
実際この7月以降、自殺者が急増しているのをご存じでしょうか?
去年と比べて
7月は47人増
8月は286人増
9月は166人増
そしてなんと
10月は614人も増えています。
7月~10月だけの合計で、去年よりも増えた自殺者数は1,113人です(警察庁Webサイトより)。
11月末時点でのコロナによる死者数の合計は2,165人(NHKまとめ)ですから、コロナ自体で亡くなった人数の実に半数以上の方が、自ら命を絶っているわけですね(ちなみに前年比でない自殺者の総数は今年の10月だけで2,153人)。
特に10月のたった1ヶ月だけで614人増、つまりこれまでの全期間のコロナの合計死者数の3割近く(28.3%) にまで上るというのは、本当に由々しき事態です。
11月、12月は一体どうなってしまうんでしょうか?
自殺で亡くなる方が、コロナ自体で亡くなる方を上回ってしまいそうな勢いです。
こうした問題が今、春からの自粛要請の代償として表面化してきているわけです。
こうした現実を見てみると
営業自粛は本当に正しい手段なのか?
そう思ってしまうし、実際そんな疑念を抱いてるのは私だけではないようです。
この第3波で、例によってまた飲食店への時短要請があちこちの自治体で出ているようですが、今回は「あえて応じない」「酒を引っ込めて通常営業」という事業者も出てきていますよね。
飲食店側も、家族や従業員の命を守るために必死に営業を続けているわけです。
もはやバッシングなんか恐れてる場合じゃないという事でしょう。
この辺の見方も以前とは変わってきていますから
「営業を続けるのは不謹慎なんじゃないか?」
漠然としたそういう考えや後ろめたさは、もう捨てて良いんじゃないかと、私は思います(感染対策をしっかりするなら)。
生徒募集について
生徒募集についても、この時期に活発に行うのは不謹慎なのでしょうか?
私はそんなことないと思いますよ。
そもそもピアノ等の音楽の個人レッスンは感染リスクの低い業態です。
密集ではないし、換気はできるし、密接によるリスクもマスクでかなり軽減できます。
ピアノ鍵盤の除菌も、コロナに有効な鍵盤クリーナーが今はもう出ています(こちら)。
きちんと感染対策をするのであれば、対面レッスンも募集活動も、堂々とやれば良いと思います。
ましてやオンラインレッスンに移行するなら、もはや控える理由はゼロですよね。
それどころか
「音楽という、お家時間を豊かにするサービスの提供は、むしろタイムリーである」
「今こそ営業を続けることが社会的使命である(運送業のように)」
そういう考えだってあって良いと思います。
音楽の力によって鬱を予防できるなら、自殺や家庭内不和の抑止力にだってなるかもしれません。
日本では思想信条の自由、言論の自由というものがちゃんと憲法で保障されていますから、しっかりと信念と使命感を持って、堂々とやれば良いと、私は思います。
例年だともうすぐ、年明けから春の入会シーズンの波が始まりますから、募集をやる方はこれを捉える準備をしっかりしておくと良いですよ ^ ^
来春も波があるかは不透明ですが、少なくとも備えていなければチャンスはつかまえられませんからね。
以上、今年のこれまでの流れも踏まえて、現時点(2020年12月2日)での私の考えを語ってみました。
要は、私たちは第1波の時と同じではない、恐れなくて良い、怯まなくて良い、私たちは対処できる、そういうことです。
「勝負の3週間(また?本当に?)」なるものが始まりましたが、今回の記事が取り越し苦労に終わることを祈ります。
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