今日も気ままに語っていく。
世の中には、先々の予定がピシッと決まっていないと気が済まないタイプの人がいる。
例えば、あなたは旅行に行く時、どの程度事前に予定を立てるタイプだろうか?
あるいは子供の頃の遠足の時、配られた「しおり」にどの程度目を通しただろうか?
あるいは会議やセミナーなどに参加した時、その日のアジェンダ(議題)が先に分かっていないと気持ちが悪いタイプだろうか?
↑こうした、未来の予定、プランが事前に決まっていないと嫌だというタイプの人がいるのである。
良いとも悪いとも言っていない。
そういうタイプの人が世の中に一定数いるということを言っているのだ。
例えば旅行の場合
何時何分にどこに行くか、事前にプランをきっちり決めて現地に行く出かける人がいる。
一方で、全くノープランでとりあえず現地に行って、プラプラしながら考える、という人もいる。
例えば遠足のしおりの場合
事前に隅から隅まで目を通す子がいる。
一方で、全く見ないで遠くに望む子もいる。
例えば会議やセミナーなどの場合
開始時点でその日の流れが示されないと不安になったりイライラしたりする人がいる。
一方で、それに何も感じない人もいる。
繰り返すが、どちらが良くてどちらが悪いという話をしているのではない。
人間にはそういうタイプの違いがあるということを言っているのである。
ここではざっくり「計画型」と「アドリブ型」としよう。
こうした性質は、綺麗に白黒分かれるものではなく、天秤の左右のように、人によってウェイトの違いがあるように私は感じている。
永井はどちらかと言うと、アドリブ型のウエイトの方が強い気がする。
私にも計画的な面はあるが、割と大雑把だ。
大筋のざっくりとした計画は立てるが、あまり細かいところまで詰めたりはしない。
事前にざっくりとした見通しは立てるが
「とりあえず始める」
「やりながら考える」
という、いわゆる見切り発車を割と結構やるタイプかと思う。
フリーセッション型と言うか、先が見えなくても、物事の状況や反応を見ながら舵取りをしていくということに、あまり抵抗がないタイプなのだ。
決して石橋を叩いて渡るタイプではないんじゃないかと自分では思っている。
そんな風に、先々についていつもざっくりした感じなので、几帳面な計画型のタイプの人からすると、先々の見通しが不十分で、不満や不安を感じることもあるかもしれない。
なので私はピアノ教室ホームページ製作の仕事をしていると、いろんなタイプの講師さんと接することになるのだが、「この人はそっち系のタイプの人だな」と思った時は意識的に切り替えるようにはしている。
それでも、人間のタイプの違いというのはなかなか難しいものがあると、いつも感じているのだ。
ま、世の中はいろんなタイプの人がいるほうが良いのだろう。
私みたいなタイプばっかりでもアレだし、几帳面な人ばっかりでも何だし、いろんなタイプがいて、人間社会のチームワークやバランスは成り立っていくものなんだと私は思う。
ということで今回は、わりとフリーセッション型だという永井の生態を語ってみた。