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永井です。
「ホームページは育てるもの」
この言葉を聞いたことがありますか?
これは今から10年近く前の2016年4月、私が独立ほやほやだった頃に自身のホームページで使い始めた言葉です(永井の経歴はこちら)。
当時このピアノ教室業界ではこんな表現をする人は他にいなくて(私が見た限り)、目新しい響きがしていたように思います。
あれから10年。
今では「ホームページは育てるものなんですよ」と、他の方が当たり前のように言うのをちらほら聞くようになってきました。
私は内心「俺の言葉なんだけどな……」とは思いながらも(笑)、この大事な言葉がピアノ教室業界にじわじわと浸透してきたことをひそかに嬉しく思う今日この頃でした。
しかし!
だがしかし!!
先日のヤマハ浜松店さんでのホームページ集客セミナーで、20人ほどのピアノ講師さんに聞いてみたんです↓
「“ホームページは育てるもの” って聞いたことがある人~?」
1人しか手が上がりませんでしたよ💧
ガックリきました(笑) _| ̄|○
でもまぁ、それが当たり前なんでしょうね。
最近ホームページ集客について調べ始めた人からしたら、私がいくら「10年前から言っている」なんて言ったって「そんなこと知るか!」って話なわけで(笑)
なのでやはり、最近新しく情報収集を始めた方のためにも、基本の話はいつもいつも繰り返し何度もしていかなければいけないなと思った次第です(怠けていてすみませんでした)。
ということで、今回はピアノ教室ホームページ集客の基本中の基本の考え方(姿勢)である「ホームページは育てるもの」という話をしていきます。
最近ホームページを使ったピアノ教室集客の勉強を始めた方にとっては、極めて重要なお話なのでぜひご覧ください。
ホームページ集客は農業である
まず、ホームページというものは生き物だと思ってください。
育て方によって元気になったりパワーを失ったりします。
そして出来上がったばかりのホームページは「苗木」だと思ってください。
例えばりんごの苗木でもイメージしてみてください。
ちっちゃな苗木に、いきなりりんごの実がなりますか?
りんごの実が枝になって食べられるのは、その苗木を育てたずっと後の話ですよね。
その苗木を手塩にかけて育てる中で、少しずつ、だんだん多くの実がなるようになっていくでしょう。
ホームページもこのりんごの苗木と同じようなものなんですね。
つまりまず、ホームページはスロースターターだということ。
そして育つほどにお問合せの安定感が増していくものなんです(それでも波はあるし景気の影響も受けますが)。
ホームページ集客の一番の難関
では、そんなホームページ集客において一番の難関はどこだと思いますか?
それは
「最初の実がなって、その実りがある程度安定するまで」
の舵取りです。
いわゆる「軌道に乗る」という状態に至るまでですね。
最初が一番難しいんです。
「お金のなる木」というのは魅力的ですが、残念ながら誰でもどこでも簡単に育つわけではないので、私もホームページを作ってくださったピアノ教室の先生には、この最初の立ち上げのところを、コンサルという形で一緒に手伝っているわけです。
逆に言うと、お問合せがある程度安定するところまで来れば、私のコンサルを卒業(またはペースダウン)しても皆さんある程度お一人でやっていけるようになります。
ホームページを育てる作業の実際
それではピアノ教室の集客において実際の「ホームページを育てる」作業とはどんな感じなんでしょうか?
大きくは2つの柱に分かれます。
それは
①あなたの教室を “見つけるまで” の話
と
②あなたの教室を “見つけた後” の話
です。
①導線の確立~あなたの教室を見つけてもらうこと
まず当たり前ですが、どんなに良い商品も見つけてもらえなければ買ってもらえませんよね。
ピアノ教室もそれは同じで、ホームページで生徒を集めるなら、まずそのホームページを見つけてもらわなければいけないわけです。
つまりお客さんの導線、ホームページへの流入経路の確立、これが第1の育成課題としてあります。
数字で言うとホームページへのアクセス数になりますね。
それもあなたのピアノ教室の近隣に住んでいる方々からのアクセスです。
この人たちのアクセス数が、月に50件か、100件か、200件かによって集客の結果は大きく変わってきます。
もし月に30件しか地元の人たちのアクセスがないなら、まずこの母数を増やさないといけないですよね。
この場合、あなただったらどうしますか?
何をしたら地域の人のアクセスをもっと増やせると思いますか?
これについては残念ながら、単一の答え、「これさえやればいい」という万能薬的な答えはありません。
というのはこの点は土地の差、立地による差がものすごく大きいからです。
例えばあなたの教室が、所在する市町村のど真ん中に位置するなら、「○○市 ピアノ教室」などで検索上位を取ればそのままスーッと行ける場合もあります。
でもそうじゃない場合はどうするか?ですよね。
例えば、地方で人口が少なく「○○市 ピアノ教室」の検索数自体がそもそも少なくて、1位を取ってもまだ足りないということもあります。
そんな時あなたならどうしますか?
そんな風に、どうやって地域の人たちにあなたの教室を知ってもらって、入会になり得るアクセスを確立していくかという課題がまず最初にあります。
私もホームページを作ったピアノ教室さんのコンサルをする時に、最初の数ヶ月~1年くらいはここの舵取り、アクセス経路の調整や軌道修正をかなり大事にしています。
②中身の充実~あなたの本来の魅力が“伝わる”こと
次に、あなたの教室を知ってホームページにアクセスしてもらったとしても、その中身がダメダメだったら、大切な我が子を預けようとは思わないですよね。
ホームページを育てる第2の柱はこの中身の充実にあります。
「最初から充実したホームページを作るのが、あんた(永井)の仕事なんじゃないの?」
と思う人もいるかもしれませんね😅
もちろんそれもものすごく大事です。
でも、最初は良いホームページだったとしても、それを放ったらかしではダメなんですよ。
逆にお客さんの立場で想像してみてください。
例えば、あなたがお子さんのバレエ教室を探しているとして、近所のバレエ教室のホームページを見た時に、最近の情報が全く載っていなかったらどう思いますか?
「ここ、今もやってるのかな?」
「行って大丈夫なのかな?」
って、不安になりませんか?
そしてもし、すぐ近くの別のバレエ教室のホームページを開いてみて、今もきちんと営業していて体験レッスンも受け入れていることが分かったらどうですか?
そっちに行きませんか?
この辺りの役割を担うのがホームページのブログ(日記のようなもの)なんですね。
ブログの良いところは、教室の日常を描きやすいところです。
その教室は
どんな先生なのか?
どんなレッスンをしているのか?
どんな生徒さんが通っているのか?
こういう日常こそがその教室の実態なわけですからね。
こういう力の抜けた日常の描写の中にこそ、保護者さんはその教室や先生の本当の魅力(実態)を感じ取るところがあります。
逆に言うと、本当のあなた(先生)をネット上で表現するのって意外と壁があるんですよ。
例えば「教室紹介」とか「ご挨拶」のページを作る場合、あなたはそこにどんなことを書きますか?
「ちゃんと書かなきゃ」って力みが入りませんか?
あなたは普段からそんなに力んだ状態で生徒のおチビちゃんと接しているんですか?
ここで、ホームページ上で見せようとするあなたと、現場の実際のあなたとにギャップが生じることがよくあります。
でもブログというある程度ゆるい場であれば、あなたの本当の姿や考え、あるいは生徒さんのリアルな姿を描きやすくなるわけですね。
こういうブログを日頃から書いていくと、あなたの本当の姿、本来の魅力が “伝わる”(伝えるでなく)ホームページに育っていくんですよ。
最初から年単位の中長期戦と心して臨むべし
ということで、ホームページは育てるもの、狩猟型ではなく農耕型の集客手法だということがなんとなくイメージできたでしょうか?
ホームページというのは手がかかるんです。
ホームページというのは時間がかかるんです。
でも一度育ってしまえば、ある程度安定して実りをもたらしてくれます。
こういうのは人によって合う合わない、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
ホームページ集客が向いているのは、多少ゆっくりでも、最初から年単位の中長期戦と捉えてどっしりと構え、淡々と着実に堅実に積み上げていくことができる方です。
逆にホームページ集客が向いていないのは、これもいつも言っていますが
楽して
ちゃちゃっと
おいしい結果を得たい
そんな方は決してホームページには手を出さないことをおすすめします。
これからホームページを作ってピアノ教室の集客をしていきたい先生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
おしまい😊
ピアノ生徒集客でお困りの先生へ
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