先週のオンラインレッスン研究会で
「他の習い事で忙しくてピアノの練習ができない生徒さんへ、どう対処するか?」
という話題が上がった。
今の子ども達は忙しい。
ダンス、バレエ、サッカー、野球、スイミング、公文、英語、塾と、、、
ピアノ教室以外の習い事をやってない生徒さんのほうがむしろ珍しいだろう。
スケジュールがかつかつで、練習時間を作れないのだ。
これって、完全にタイムマネジメント能力の話だと思う。
フツー大人になってから必要になって、身に付けていく能力なんじゃなかろうか?
少なくとも私はそうだった。
大変な時代だ。
今の小学生はちゃんと手帳を持っているのだろうか?
今の小学生はGoogleカレンダーを使えるのだろうか?
ToDoリストという言葉を知っているのだろうか?
↑もしこれらが無ければ、私は仕事が破綻する。
今の子ども達に要求されているタイムマネジメントも、もはや仕事術の範疇だと思う。
仕事の種類は
・重要かつ緊急
・重要だけど緊急ではない
・重要ではないけど緊急
・重要でなくて緊急でもない
この4つに分けられるとよく言われる。
ピアノの練習は、2番目の「重要だけど緊急ではない」部類に入るだろう。
日頃の運動や睡眠、食事、歯磨き、休肝日、勉強なんかもそうだ。
1日2日ないがしろにしても、短期的には大した問題はない。
つまり緊急性はない。
だが長期的にないがしろにすると、最悪命にかかわる重大な問題につながる。
ピアノの練習も、死にはしなくても、長期的に見たらこの部類に入る話だと思うのだ。
こんな事を小学生が考えて日々をスケジュールを判断し、組み立てるとは思えない。
やはり大人が一緒に考えてあげないと難しいと思う。
20年早く要求されているのだから。
大人にだって難しいのだから。
だから逆に、これができたらスゴイ。
よくピアノを習う事と生きる力云々が言われるが、こういう事もあるのだろう。
さて私はどうか?
休肝日の確保である。
もう何十連敗だろうか?
最後にお酒を飲まなかったのは、去年の秋に親知らずを抜いた日だから、軽く半年は休肝日を設けていない。
くぅ、、、
と、とりますとも、、、